連日のニュースは驚くべき事柄を伝えています。例えば航空会社の乗客の安全・命を担うパイロットや客室乗務員の飲酒問題、厚生労働省の長年にわたる統計データの不正、日産の前ゴーン会長の不正疑惑等々、十分に教育を受けてきたはずの人が、「心が無感覚な人」となって悪を行っています。
「心が無感覚な人」とは、どんな人なのでしょうか。聖書のエフェソス人への手紙の中で次のように記されています。
「それゆえ、わたし(パウロ)は主(イエス)にあってこのことを言い、また証しします。すなわち、あなた方はもはや、思いのむなしさのまに歩む諸国民と同じように歩んではいません。彼ら(思いの空しさのままに歩む諸国民)は精神的な暗闇にあり、神(エホバ)に属する命から疎外されています。それは彼らのうちにある無知のため、またその心の無感覚さのためです。彼らは一切の道徳感覚を通り越し、貪欲にもあらゆる汚れを行おうとして、身をみだらな行いにゆだねたのです」(エフェソス4:17~19)。
上の聖句に示されている「心の無感覚な人」とは、諸悪に対して「心の麻痺した人」のことです。そのような人たちは、「思いのむなしさのままに歩む人たち」、つまり神エホバの教えに基づく人生の目標を持たない人たちです。さらに、「精神的な暗闇にあり、神エホバに属する命から疎外された人たち・肉の欲望に歩む人たち」です(ガラテア5:19~21)。加えて、聖書から神エホバからの知恵や識別力を学ばない無知な人・愚かな人でもあることを指摘しています(箴言2:10~15.マタイ7:26,27)。「心の無感覚な人」は、「一切の道徳観核を通り越し、貪欲にもあらゆる汚れを行おうとして、身をみだらな行いに委ねた人」なのです。
イエスの予告通り、多くの人々は神エホバの法・律法・教えを守り行なわないので人間の条件の愛や公正を無視し、貪欲にも自分たちの欲望のままに生き、みだらな行いをし、心が麻痺した状態に陥っているのです。聖書は「公正(義)を行い、親切を愛し、慎みを持ってあなたの神エホバと共に歩むように」と教えています(ミカ6:8)。
あなたも、健全な心を培い、神エホバと共に歩む方々のお一人であれば幸いです。
養殖の いかだに休む 冬カモメ 今日の一句
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市内ふくい真珠店の「生け花」
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