詩編１４４編の紹介（その２）：エホバを神とする民は豊かに祝福され、幸いだ！

　詩編１４４編１節～８節の中には、ダビデは「エホバよ、死すべき人間は何者なのであなたはこれを考慮に入れられるのですか」と記していました（詩編１４４：３）。神エホバは私たちの造りを良くご存知であり、塵であることを覚えておられるゆえに、お父さんとして顧みてくださるのです。今日紹介する詩編１４４編９節～１５節には、エホバを神とする民は豊かに祝福され、幸いだ！と記されています（詩編１４４：１２～１５）。神エホバの善良さを味わい知ると、偉大な創造者エホバ神に心から感謝し、お父さんエホバに近づく助けになります（ヤコブ４：８）。

　詩編１４４編９節～１５節には、下記のように記されています。皆様方はみ言葉からどのような宝を見いだされるでしょうか。

「９　神（エホバ）よ、わたし（ダビデ）は新しい歌を

　　　　　　　　　　あなたに歌います。

　　　　　　　十弦の楽器でわたしはあなたに

　　　　　　調べを奏でます。

　１０　王たちに救いをお与えになる方、

　　　　　　　その僕ダビデを有害な剣から

　　　　　　　　　　自由にされる方。

　１１　異国の者たちの手からわたしを自由にし、

　　　　　　救い出してください。

　　　　　　　彼らの口は不真実を語りました。

　　　　　　　その右手は虚偽の右手です。

　１２　彼ら（神エホバの民）は言います、

　　　　「我々の息子たちは、

　　　　　　その若い時に成長した小さな

　　　　　　植物のようだ。

　　　　　　　我々の娘たちは、宮殿の様式に倣って

　　　　　　　　　　彫刻を施された隅のようだ。

　１３　我々の穀倉は満ち、種々の産物を供給し、

　　　　　　　我々の羊の群れはちまたで、一頭が

　　　　　　千頭にも一万頭にも殖えてゆく。

　１４　我々の牛はよくはらみ、裂傷もなければ

　　　　　　　　　　　流産もなく、

　　　　　　　我々の公共広場には叫びもない。

　１５　このようになる民は幸いだ！」

　　　　　　　エホバをその神とする

　　　　　　民は幸いだ！」（詩編１４４：９～１５）。

　上の聖句に記されている通り、ダビデはたて琴を奏で神エホバに賛美の歌をささげています（詩編１４４：９）。それは神エホバの民は豊かな祝福を得るからです。物質的な祝福のみならず、「公共広場には叫びもない」と記されています（詩編１４４：１４）。エホバの民の間には、霊の実の「平和」がゆきわたっていることが分かります（ガラテア５：２２，２３）。それゆえ、日々が平安であり義が満ちているのです（イザヤ４８：１７，１８）。人々の生き方はエホバに導かれた高い道徳律に導かれ、そこには不義・不真実がありません。ダビデが「エホバをその神とする民は幸いだ！」と、書き記したのは真実です（詩編１４７：１５）。聖書に記された神エホバからの知恵と識別力を得る人たちの人生は快い道、平安の道、命の道となり、エホバの豊かな祝福を得るのです（詩編３：１３～１８）。

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　　　　　　　　高齢者　受講の朝も　春の雨　今日の一句

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