聖書にはアブサロムはダビデ王に謀反を起こし、アブサロムの支持者は増えていったことが記されていました。さて、ダビデ王はどのように対応するでしょうか。聖書は次のように記録しています。
「やがてダビデのもとに人がやって来て、こう報告した。「イスラエルの人たちの心はアブサロムに向いています」。ダビデは直ちに、共にエルサレムにいる家来たち皆に言った。「今すぐに逃げましょう、さもないと、アブサロムから誰も逃げられなくなります!急ぎなさい。彼は直ぐに追い付いて、私たちに危害を加え、都市(の住民を)を剣で討つでしょう!」。家来たちは王に言った。「(ダビデ)王がお決めになることは何でも致します」。王は、留守に家の番として側室10人を残し、家の人全員を連れて出発した。(ダビデ)王は連れてきた人たちと共に進んで行き、一行はべと・メルハグで立ち止まった。」(サムエル第二15:13~17)。
上の聖句に記されている通り、ダビデ王はアブサロムが謀反を起こし、自分に向かってきていることの報告を受けると、急いで直ぐ逃げる決定をしています。ダビデ王は自分の権力や立場に固執することなく、部下たちと共に逃げ、戦いを避けることが勇気ある賢い方法であることの選択をしています。ダビデ王のこうした戦いを避ける行動から私たちも学ぶことができるでしょう。
引き続き、聖書は何を記しているでしょうか。次回にお伝え致します。
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