城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

高校同窓会 22.10.17

2022-10-17 10:55:40 | 地域のこと他
 昨日、8回目となる高校同窓会に出席した。この会は本来、私たちが古希となる2年前に開催するはずだったのだが、新型コロナ蔓延の影響により、2回の延期のあと、やっと開かれたものだった。今回の幹事さんにとってはやっとのことで実現できたというわけで、そのご苦労にただただ感謝するばかりである。私は久しぶりに乗る養老鉄道(揖斐線)で会場である大垣市内のホテルに向かったのだが、中学以来の同窓生Oさんも一緒だった。最初の話題は、近所に住んでいたM氏の話題で、確かOさんとも親しかったのだが、地元に一人で住んでいた母親が亡くなったあとすぐにM氏も亡くなったことだった。

 大垣市の北にある高校に通った 当時の校舎、今は大学かと思い違うばかりに立派になった

 会場には2時半に到着。入口ロビーに高校の同じクラスで同じ職場であったNさんがいた。時間が早く、まだ受付けが始まっていないとのこと。3時頃受付けが始まった。そこには久しぶりに見る顔があった。受付けで今日の出席者と同窓生の名簿を渡された。同じ中学校からの出席者がさきのOさん以外ないことに驚いた。確か8人ほどいたはずなのだが。出席者は総計で58人、過去の同窓会からコロナの影響もあり随分減った。集合写真のあと、会が始まった。正面のスクリーンにまず物故者がクラスの順に映し出される。写真は卒業アルバムからもってきているので、紅顔の美少年・美少女(白黒だからわからないが)が次々と映り、その中には懐かしい顔がたくさんある。その総数52人。今回の幹事代表であるIさんの乾杯の挨拶のあと会が始まる。各テーブルはクラス毎となっているので、顔見知りが多いのだが、別のテーブルとなると途端に顔がわからなくなる。もともと顔見知りが少ない。宴たけなわの頃、スクリーンに同窓生の活動が紹介される。他の同窓会を知らないが、これだけ多くの集まりができているところは他にないのではないかと思う。関東在住のものの集まり、ゴルフ、ハイキング、陶芸、お茶会、グルメの会などなど。

 同窓会の模様

 私も、かつてはハイキングクラブの仲間で、最初に登ったのが2012年3月の城ヶ峰で、その後年に二回のペースで百々ヶ峰、南宮山、貝月山、菩提山、妙法岳、冠山、池田山、養老山などを登り、登山後は食事をし、楽しい一日を過ごした。その後山岳会の役員などにもなり忙しくなったことから参加しなくなっている。このグループを通じて、高校時代知らなかった同級生と知り合いになったことは大きな幸せだった。高校時代、私は自宅と高校をほぼ往復するだけの生活を送っていた。電車の中では豆単と呼ばれた辞書で英単語を覚え、家では受験勉強?という日程だった。だから、同じ中学校の同級生、高校時代の同じクラスであったもの以外との交流は極めて少なかったと言える。同窓会に出るたびに感じる居心地の悪さはひとえにこのことからきている。このハイキングに参加するようになってからその悪さは随分解消されたように思う。

 ハイキングと並んで同級生交流のインフラとも呼ぶべきものが掲示板である。これは同級生の電波さんが12年前に作った掲示板通称「あかね19」でこれまでの利用回数80万回、毎日の訪問者は300人、この中では行事のお知らせ、同級生の動向、意見等がなされ、私自身も登った山の報告、読んだ本の感想等を随分投稿させていただいた。この掲示板により、顔は知らなくてもコードネームだけは知った人が大勢いる。この時の経験は今はこのブログに受け継がれているとも言える。

 同窓会はこのあと4年後に開かれるという。そのときにまた会いましょうというのが同窓会を締める言葉となった。



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