古い話で恐縮だが、岐阜県の山を紹介するため昭和50年に「ぎふ百山」が出版された(編集岐阜県山岳連盟、発行岐阜日日新聞(今の岐阜新聞))。百山となっているが、実は120の山が紹介されており、おまけに近くの山が一つとして紹介されているので、実数では124を数える。100に納めきれなかったことは、おらが地域の山を是非入れて欲しいという陳情があり、収めることができなかったのかそれとも別の理由があってこうなったのかは良くわからない。おまけにこの後「続ぎふ百山」を発行しているので、余計にそう思うのである。揖斐の住人として特に不満なのは、不動山と千回沢山が22番目で一緒に紹介されていることである。この両山は徳山ダムの完成によって、容易には近づけない山となったからであるが、これはぎふ百山発行当時は話はあったが、工事さえ着工されていなかったから仕方がないことである。
なんでこのような話をしたかというと、ぎふ百山で紹介された山を完登した方を何名も知っており、今完登目指して頑張っているさらにはおじさんも含めて完登は無理と思いながらも、年齢と競争しながらできるだけ多くの山に登ろうと思う方が多くいるのではないかと思うからである(今日二つ登ったので現在89目標100)。もう難しい山はおじさんには無理であるので、この本にある比較的簡単に登れる山を目指している。そのリストの筆頭にあがっているのが、今日登ってきた三方岩岳と野谷荘司山である。1977年白川郷から石川県に抜ける白山スーパー林道が完成した。今この林道は名前が変わり「白山白川郷ホワイトロード」と改称された。この林道の有料区間に行くのは岐阜県民でありながら今日が初めてであった。
今日のメンバーは、このコースが三度目となるEさん、初めてのおじさん、同じYさんとSさん。有料道路の開門は8時からで時間調整もあり荘川インターで降り、国道156号を平瀬、荻町とたどりながら、8時10分ほど前に料金所に到着。
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開門を待つ
トンネルの手前にある登山口駐車場(トイレもある)に8時20分頃到着。8時半から登り始める。登山道は一般の観光客も登ってくるからか整備が行き届いている。登山道のかたわらには実の赤くなったナナカマドや高山植物も見ることができる。
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登山口
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コウメバチソウ
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この花はなんだ どうもキンギョソウではないか これは高山植物ではない
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コマナ? しそに似ている
ジグザグの急登が終わると緩やかな道となる。北の方に目をやれば、笈ヶ岳の形の良い姿を見ることができるようになる。
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笈ヶ岳 ぎふ百山中最難関と言われている
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最初三方岩岳の山頂と思ったが、ここは展望台 9:20
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展望台からの白山
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北アルプス大展望 槍ヶ岳がはっきりと見える
一端下り、登り返すとここが三方岩岳の山頂だった。
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山頂1736m 9:39
三方岩岳から南に進むと三方岩岳の雄姿が見えてくる。まさに岩の鎧を身にまとっているようだ。
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アキノキリンソウ
三方岩岳から野谷荘司山までの稜線は意外とアップダウンを繰り返す。岐阜県側は絶壁のように荻町まで切れ落ちており、ところどころ神経を使う。
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白川郷を望む
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前景ナナカマド 後景北アルプス 9:58
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遠く剱岳 10:30
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立ち枯れ 10:38
目の前に野谷荘司山が見えてくる。やがて昭和48年に白山北尾根の開拓者大杉鶴平氏によって切開かれた鶴平新道が合流し、400m先には小さな山頂があった。
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手前から野谷荘司山を望む 「ぎふ百山」によると「野谷」は下の名 「荘」は荘園と関係があると書かれている
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山頂 1797m
山頂でお昼を食べ、来た道を戻る。時間は行きも帰りも変わらない。三方岩岳展望台には多数の登山者がいた。そして登山口まで戻ると大勢の女性たちに混ざって一人の年配の男性、女性たちから先生と呼ばれていて、女性たちに説明している。一人の女性に聞いたところ自然観察会だそうだ。植物、昆虫等と想像は膨らむが、ときおり粘土質とかという先生の声が聞こえてくる。詮索はやめて、車は荻町まで戻り、平瀬の道の駅に隣接する大白川の湯につかる。登山後の温泉は本当に久しぶり、さらに大和サービスエリアで女性たちからのサプライズのプレゼント=ソフトクリームをごちそうになる。
コースタイム 大垣5:00~登山口8:30→展望台9:20→三方岩岳山頂9:39→野谷荘司山11:15~11:45→登山口14:02
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地形図
なんでこのような話をしたかというと、ぎふ百山で紹介された山を完登した方を何名も知っており、今完登目指して頑張っているさらにはおじさんも含めて完登は無理と思いながらも、年齢と競争しながらできるだけ多くの山に登ろうと思う方が多くいるのではないかと思うからである(今日二つ登ったので現在89目標100)。もう難しい山はおじさんには無理であるので、この本にある比較的簡単に登れる山を目指している。そのリストの筆頭にあがっているのが、今日登ってきた三方岩岳と野谷荘司山である。1977年白川郷から石川県に抜ける白山スーパー林道が完成した。今この林道は名前が変わり「白山白川郷ホワイトロード」と改称された。この林道の有料区間に行くのは岐阜県民でありながら今日が初めてであった。
今日のメンバーは、このコースが三度目となるEさん、初めてのおじさん、同じYさんとSさん。有料道路の開門は8時からで時間調整もあり荘川インターで降り、国道156号を平瀬、荻町とたどりながら、8時10分ほど前に料金所に到着。
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開門を待つ
トンネルの手前にある登山口駐車場(トイレもある)に8時20分頃到着。8時半から登り始める。登山道は一般の観光客も登ってくるからか整備が行き届いている。登山道のかたわらには実の赤くなったナナカマドや高山植物も見ることができる。
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登山口
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コウメバチソウ
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この花はなんだ どうもキンギョソウではないか これは高山植物ではない
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コマナ? しそに似ている
ジグザグの急登が終わると緩やかな道となる。北の方に目をやれば、笈ヶ岳の形の良い姿を見ることができるようになる。
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笈ヶ岳 ぎふ百山中最難関と言われている
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最初三方岩岳の山頂と思ったが、ここは展望台 9:20
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展望台からの白山
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北アルプス大展望 槍ヶ岳がはっきりと見える
一端下り、登り返すとここが三方岩岳の山頂だった。
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山頂1736m 9:39
三方岩岳から南に進むと三方岩岳の雄姿が見えてくる。まさに岩の鎧を身にまとっているようだ。
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アキノキリンソウ
三方岩岳から野谷荘司山までの稜線は意外とアップダウンを繰り返す。岐阜県側は絶壁のように荻町まで切れ落ちており、ところどころ神経を使う。
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白川郷を望む
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前景ナナカマド 後景北アルプス 9:58
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遠く剱岳 10:30
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立ち枯れ 10:38
目の前に野谷荘司山が見えてくる。やがて昭和48年に白山北尾根の開拓者大杉鶴平氏によって切開かれた鶴平新道が合流し、400m先には小さな山頂があった。
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手前から野谷荘司山を望む 「ぎふ百山」によると「野谷」は下の名 「荘」は荘園と関係があると書かれている
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山頂 1797m
山頂でお昼を食べ、来た道を戻る。時間は行きも帰りも変わらない。三方岩岳展望台には多数の登山者がいた。そして登山口まで戻ると大勢の女性たちに混ざって一人の年配の男性、女性たちから先生と呼ばれていて、女性たちに説明している。一人の女性に聞いたところ自然観察会だそうだ。植物、昆虫等と想像は膨らむが、ときおり粘土質とかという先生の声が聞こえてくる。詮索はやめて、車は荻町まで戻り、平瀬の道の駅に隣接する大白川の湯につかる。登山後の温泉は本当に久しぶり、さらに大和サービスエリアで女性たちからのサプライズのプレゼント=ソフトクリームをごちそうになる。
コースタイム 大垣5:00~登山口8:30→展望台9:20→三方岩岳山頂9:39→野谷荘司山11:15~11:45→登山口14:02
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地形図
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