城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

元旦祭ほか 20.1.1

2020-01-01 20:35:49 | 地域のこと他
 明けましておめでとうございます
 地域の神社で元旦祭が行われるので、9時半頃家を出る。元旦祭のあと、城台山に登ることを計画し、礼服にトレッキングシューズというおかしな出で立ちである。神社に着くと、当番班の人たちや既に集まっている地域の人々に挨拶をする。10時に神事は始まる。宮司が自ら、神事の進行を行うというのが少し不思議(宮司さん自身が当地区にお住まいなので、形式張らないところがいい)。お拝殿に集まった人たちは、当地区でいろいろな役職に就いている人で、神社の総代、老人クラブの会長、財産区の管理委員、農家代表、商家代表そして区役員(区長、副区長、会計、監事)。神事が終わると、今年度80歳になられた方達に記念品の授与を行う。今年は8名、しかしここまで歩いてきて、ご本人が出席できたのはわずか1名だった。直来で御神酒に少しほろ酔い状態で、城台山に登る。これが2941回目となるので、3000回は3月下旬となると思われる。途中普段は素通りする一心寺にお参りした。

 その後、かみさんと三輪神社の初詣に出かける。ここの若宮司さん(先ほどの宮司さんと同一人物)は色々なアイデアを出している。今年は「なでうさぎ」という新趣向があった(少し前に新聞で紹介された)。少し前に作られた銭洗い弁財天には池に安全に下りるための手すりが設置された。昼過ぎに息子夫婦が来たので、16時過ぎ谷汲山華厳寺に出かけた。谷汲山も段々と参詣者は減っているような気がする。子ども達が幼かった頃は、随分前から渋滞し、駐車場に入るのも一苦労だった。最近は少し遅めに出かけるので、駐車も簡単にできる。露天も年々寂しくなっている。今年は「ハニーカステラ」に行列が出来ていて少し驚いた。少し雨も降ってきているので、急いだ。すると、途中で列が出来ていて歩みが止まってしまう。どこかで、入場制限をしているのかなと思ったが、何もなかった。急な階段を上がったところは例年どおり人混みがひどく、このため自然に歩みが調整されているらしい。

上がったところの器(なんと言うのだろうか)でお線香が焚き籠められたているので、その煙を身に浴び、本殿に向かい今年一年の無事を祈る(実は何も考えていないのだが)。その後、左手の方から裏手に回るとお札で全身が覆われた仏様が現れる。

ここでは自分の悪いところにこのお札を貼る。来ていない家内のため苦しんでいる膝、そして聞こえなくなって来つつある自分の耳に札を貼る。息子夫婦はおみくじを買いに行った。私はこのおみくじが嫌いで、買ったことはない。滅多に出ない「凶」を引き当てた時、その時こそが願い事がかなうと息子は言っているが、どうだかわからない。帰る頃には来たときの行列はなくなっており、参拝者もぐんと減ってきた。

 帰る頃の山門

 かくして、元旦の一日も暮れていく。



 
コメント
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