ココナッツは大好きです。jyugemです。
出張中に1日だけ休みがあったので観光へ出かけました。観光名所としてはそれほど大きな町でなく1日あれば十分まわれました。
まず最初に訪れたのはサンチャゴ砦です。植民地に乗り出したポルトガルが要塞を建てたのですが、その一部が残りました。さすが中世ヨーロッパの建築技術だけあってドイツなどでみた城壁などに非常によく似ています。
サンチャゴ砦を抜けて小高い丘を登ると頂上にはセントポール教会です。砦の中心に教会ってのもやっぱりヨーロッパらしいですね。ちなみに屋根はなくなってました。
その小高い丘の上からは町が一望できます。緑がたくさんあって住居区があり、その向こうにマラッカ海峡です。いい天気でした
オランダ統治時代に建てられたムラカ・キリスト教会
そしてチャイナタウンです。ここを歩いていて見つけたお店が・・・
纏足(てんそく)の店。これで10cmくらいです。中国の古来の風習なんですが、このマレーシアでも数年前までまだいたらしいですよ。今は観光用に売っているようでした。
話には聞いていましたけど、現実に靴をみるとマジでビビります。なんてひどい風習なんだ。
そしてこちらの教会は日本にも布教にきた有名なフランシスコ・ザビエルの功績を讃えたセント・フランシス・ザビエル教会。
この教会には2人の銅像が立っています。右の腕を上げているのがフランシスコ・ザビエルで左の聖書をもっているのが日本人のヤジロー。
このヤジローはマラッカでザビエルと出会って洗礼をうけます。記録上、初の日本人キリスト教徒でザビエルとともに日本へ渡って弟子として通訳や布教活動を行った人です。
それにしてもザビエルは遠くポルトガルからインドまでやってきて、そこからマラッカ、さらに日本へと船で渡ったのがすごい。グローバル!
そのモチベーションが信仰心か、もしくは違う何かかはわかりませんが、少なくともパクチーが入ってるだけでギャーギャー騒いでいる僕では絶対こなせないミッションだなと思いました
マラッカは前回のペナンと同様、インドから中国へ向かうマラッカ海峡の中継地として重要な価値を持つ土地です。バスコ・ダ・ガマの1498年喜望峰ルートの発見によりその価値は引き上げられたのですが、それが皮肉にもヨーロッパに狙われることになりました。ほんと万事塞翁が馬ですね。
今回は教科書だけでは感じれない歴史をみることができた楽しい旅であったことに感謝したいとおもいます
テリマカセ マラッカ!!
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