バイトでホテルのウェイターやってました。jyugemです。
コルマールでの夕食はフランス料理のコースを予約しました。
バレンタイン時期だけに夫婦やカップルばかりの中、僕はひとり料理と向かい合っておりました(笑)
食べた感想は料理の素材それぞれ味、形、食感と異なる調理がされているのですが、見た目はもちろん美しく、また一緒に食べた時に美味しくなるように作られてありました。
フランス料理ってかなり計算して作られてあるんだなぁと感動です
さすがユネスコ無形文化遺産です。
さてそんなフランス料理ですが、中世のフランスは田舎で当時は大皿の料理を手づかみで食べていました。
そこに都会のイタリアから名門メディッチ家のご令嬢カトリーヌが王妃として嫁いできます。まぁセレブです。
彼女はイタリアから多くの料理人も引き連れてきており、そしてフランス宮廷料理を改革します。
ここでようやくフォークとナイフが使われるようになりました。
今でこそ世界三大料理の一角を気取ってますが意外にもルーツはイタリア料理なんです。
グッジョブ、カトリーヌ!
その後フランス革命で宮廷を追われた料理人たちが町中でレストランを開き市民にも広まったり
一皿づつ出てくるように変化したり、現在でも和食の要素を取り入れたりと変化し続けているようです。
美味しさの中にもたくさんのストーリーが詰まってますね。
フランス料理、大変美味しゅうございました
雨男です。jyugemです。
前回は教科書の話でしたが、コルマールを訪れたもう一つの目的は旧市街地の観光です。
コルマールの旧市街には中世のメルヘンな街並みが保存されています。
本当は青空のもと撮影するつもりでしたが、この日は天気が悪かった
春には花が、クリスマスにはイルミネーションが飾られます。でも今回は時期が悪くてすみません(笑)
お店のショーウインドです。
さてここが名所の「プフィスタの家」
どこかで見たことないでしょうか?実はこのコルマールは・・・
「ハウルの動く城」のモデルとなった町なのです。
僕は全く覚えてないのですが、かみさん曰くこんな感じの家が出てくるそうですよ。
映画や物語のモデルとなった街へ行くのは聖地巡礼って感じで面白いですね〜
きっかけは何であれ、いろんなところを旅しようと思います
屋根裏部屋での宿泊でした。jyugemです。
先日電車でドイツの国境を越えてすぐのフランスアルザス地方「コルマール」へ行ってきました。
学生時代の教科書に「最後の授業」とゆー話がありました。
主人公が遅刻ギリギリで授業へ行くと、いつも厳しいフランス語の先生がその日は怒らず語り出します。
「今日が最後の授業です。フランスはドイツに負けました。明日から新しい先生が来てドイツ語を教えます。
一つの国民が奴隷となっても、その国民が自分の言語を持っている限りは牢獄の鍵を持っていることと同じです。
フランス万歳!」
的な話。
この舞台となるのがここアルザス・ロレーヌ地方です。
人々から領土だけでなく言語まで奪うとはドイツはなんて酷いんだっ!って思ったもんですが・・・
知りたくなかったかもしれませんが実はアルザス・ロレーヌ地方は元々神聖ローマ帝国(ドイツ)領。
三十年戦争で フランス領になって
普仏戦争で ドイツ領
そしてここで「最後の授業」発行
第一時世界大戦で アルザス=ロレーヌが独立しようとするもフランスに阻止されフランス領
第二次世界大戦で ドイツが占領するも、その四年後にフランスが奪還
こーやってみると「最後の授業」って絶対炎上させてるよね〜
ほんとあの時の純粋な気持ちを返して欲しい
※ちなみに現在の教科書にはもはや載っていないようです。
※※写真は今回宿泊したホテルです。宿泊した有名人の写真が飾ってあってその中に黒柳徹子さんがいて感動しました。
海外では基本単独行動です。jyugemです。
めずらしくドイツ人の同僚たちが夜に食事へ誘ってくれました。
となり町の繁華街でピザをたらふく食べたあと、飲んで踊ってのクラブへ行きました。
人は多いし、タバコは煙いし、音楽はうるさいし、お酒は飲みたくないし・・・
付き合いといえど、かなりツライ。翌日も早朝から仕事だし。
途中で同僚のドイツ人が帰ることになったので便乗して帰ろうとしたらトーマス(同僚:仮名)に引き止められました。
jyugem「俺もホテルへ帰るわ」
トーマス「はぁ!?お前はジャパニーズウォーリアーだろっ!スピリット見せろよっ!」
jyugem「No.俺サムライじゃねーから帰る」
トーマス「おいおいおい、お前はニンジャだろっ!スピリットはどこへ行ったんだっ!」
いや、もう忍者にスピリット関係ないし。どっちかゆーたらドロンするほーやし。
jyugem「じゃぁ、おつかれ〜」
トーマス「ニンジャ!ニンジャ!ニンジャァーーッ!!」
ニンジャいーたいだけやん!
大声でのニンジャコール。恥ずかしいからほんとヤメて
現地SIMをガンガン使ってます。jyugemです。
観光先からLINEでテレビ電話をした時のことです。
hero(息子:12才)「お父さん、今日は何食べたん?」
jyugem「屋台でパンとソーセージ食べて300円」
hero「またソーセージ!?この前も食べてたやん!」
jyugem「有名やし結構どこにでもあるで」
hero「まぁ〜ソーセージが地名になるような国やしなぁ〜」
いやいや、地名がソーセージについただけやから。
食べもん主体のその発想、どうやら親に似たようです。
海外でもradiko聴いています。jyugemです。
先日マインツへ行ってきました。
ここはライン川とマイン川の合流地点として昔から栄えたようです。
こちらはマインツの大聖堂(1239年完成)。前回のケルンに比べると迫力が劣りますね〜
でも歴史的には神聖ローマ帝国時代から、宗教的にもドイツ皇帝を選定するなど大きな権力があったそうです。
まぁそんな教科書的な話はさておき・・・
※写真は大聖堂内部
次に訪れたのが少し高台に位置するザンクト・シュテファン教会です。
ここのステンドグラスはシャガール作です。
色彩としての青ではなく、光としての青はまさに「シャガールみたいな青い夜」
むかし聴いた音楽の歌詞の中のシャガール。当時は人の名前かどうかも知らなかったですがその小さなクエスチョンが今の体験を導いてくれてるんだなぁと思います。
「曲(あなた)が私にくれたもの」感謝です。あざーす!
香水はつけない派。jyugemです。
香水のカテゴリーに「オーデコロン」があります。ちょっと語感がオシャレなこの言葉。
実はフランス語で「eau de Cologne」直訳すると「ケルンの水」
とゆーわけでオーデコロンそのものは意外にもドイツのケルン発祥なんです。
ナポレオン軍がケルンを占領した際に祖国フランスへ持ち帰ったのが始まりだそうで
もしナポレオンがいなければ「オーデコロン」の名称はなかったかもしれません。
「ケルンの水」はグーグル先生に訳してもらうと
ドイツ語だとクルンバッサ
英語だとコロンズウォーター
ロシア語だとアジコロン
う〜ん、やっぱフランス語のオシャレ感ハンパないわ〜
普段の何気ない日用品にも歴史があるんですね。実に面白い。
※写真はドイツのオーデコロンのトップブランド4711(本店)で撮影。ナポレオン占領下からある老舗です