屋根裏部屋での宿泊でした。jyugemです。
先日電車でドイツの国境を越えてすぐのフランスアルザス地方「コルマール」へ行ってきました。
学生時代の教科書に「最後の授業」とゆー話がありました。
主人公が遅刻ギリギリで授業へ行くと、いつも厳しいフランス語の先生がその日は怒らず語り出します。
「今日が最後の授業です。フランスはドイツに負けました。明日から新しい先生が来てドイツ語を教えます。
一つの国民が奴隷となっても、その国民が自分の言語を持っている限りは牢獄の鍵を持っていることと同じです。
フランス万歳!」
的な話。
この舞台となるのがここアルザス・ロレーヌ地方です。
人々から領土だけでなく言語まで奪うとはドイツはなんて酷いんだっ!って思ったもんですが・・・
知りたくなかったかもしれませんが実はアルザス・ロレーヌ地方は元々神聖ローマ帝国(ドイツ)領。
三十年戦争で フランス領になって
普仏戦争で ドイツ領
そしてここで「最後の授業」発行
第一時世界大戦で アルザス=ロレーヌが独立しようとするもフランスに阻止されフランス領
第二次世界大戦で ドイツが占領するも、その四年後にフランスが奪還
こーやってみると「最後の授業」って絶対炎上させてるよね〜
ほんとあの時の純粋な気持ちを返して欲しい
※ちなみに現在の教科書にはもはや載っていないようです。
※※写真は今回宿泊したホテルです。宿泊した有名人の写真が飾ってあってその中に黒柳徹子さんがいて感動しました。
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