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2018年7月30日(月)
サンタ・マリア・モンセラット修道院付属大聖堂
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8:00 トルラを出発です。
思い出深いオルデサ渓谷の岩壁をもう一度眺め、バスに乗り込みます。
本当に楽しく、素晴らしかったピレネーでの日々。 毎日のように良いお天気で、本当にありがとう!、と言う気持ちでいっぱいでした。
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バスで出発し一時間ほどの所で、「まだ休憩には早いけどせっかくだから寄りましょう!」
とTL北島さんの提案で寄ったところはアインサと言う村。
アラゴン王国が栄えた中世の時代にできた村は石造りで趣があり、特に近年人気が出てきたようです。
美しい建物がホテルやレストランなどになっており、観光客が滞在したり楽しめるスポットになっていることも理由のひとつでしょう。
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領土争いの激しい中世の時代ですから、村は天然の要塞、二つの川に挟まれた小高い丘の上にあります。
城のあった部分には高い城壁がめぐらされています。
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村の部分に入ると奥には教会の塔もあります。
登ると景色が良く、ピレネーの山々も良く見えるそうです。
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ここからトルラまではバスもありますし、車で行けば一時間ほどですから、
こんな雰囲気のあるホテルに滞在すれば素敵なヨーロッパ気分が味わえそうですね。
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岩合さんシリーズ。
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ずっと石畳なのもすごいです。
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ここで生活している人もいるみたいでした。(未確認情報です)
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夜にはライトアップもあるみたいです。
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その後2時間も走ると既に平原の中です。
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そして、バルセロナ到着の日にも見たモン・セラ。
「モン」は「山」、「セラ」は「のこぎりで引いた」と言う意味で、「天使がのこぎりで作った山々」と言われているそうです。
これからその山中にある「サンタ・マリア・モンセラット修道院付属大聖堂」を訪れます。
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キリスト教でもないのに教会や修道院を訪れることはどうなの?、と思うのですが。
日本でも、仏教徒でなくても世界遺産だからと輪王寺さんに行って、東照宮を見て、二荒山神社をお参りして、と。
宗教に関係なく素晴らしい建築物、歴史的に貴重なものは見てみたい、という気持ちは世界共通ですよね。
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バルセロナから電車やケーブルカーを乗り継いで一時間ほどで来られるこちらには、
地元の方も観光でたくさん来ているようです。
ご覧のように見晴らしがよく、観光客用の広くてカジュアルなレストランやお土産屋さんがあり、
そして何よりこちらの修道院はガウディも影響された、地元カタルーニャの人々の心の故郷、精神的なより所としても愛されています。
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その昔、スペインがナポレオンに侵略された際、地元民兵が最後まで立てこもり戦い抜いた場所、
また、独裁フランコ政権下においてカタルーニャ語を禁止されていた時代にもこちらではカタルーニャ語でミサを行っていた、
その様な理由から地元の皆さんから特別に愛されているのだそうです。
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この聖堂前のパティオはパワースポットとして知られているそうです。
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聖堂内です。 ここでは少年合唱団の合唱が行われ、大変な人気だそうです。
この日は夏休みで聞くことができませんでした。
聖堂正面中央部の高い所にひときわ明るい場所がありますが、
そこにはもう一つ、こちらの見どころ、「黒いマリア様」がいらっしゃいます。
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そのマリア様を拝むために、長い列ができていました。
マリア様がなぜ黒いのか、これには諸説あり本当のことはよくわからないようです。
ロマネスク美術の影響を受けたマリア様は面長のお顔、色も黒いことから、どことなく仏像のイメージがありました。
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こちらは黒い修道服を着るベネディクト会の修道院ですが、白い修道服のシスターが歩いていました。
見学とか研修とか、でしょうか。
なんだか少し厳かな気持ちになりました。
それぞれ神様は違っても、何か神様のような存在に守られている、ありがとうという感謝の気持ちをもって生きていきたい、
というような思いが、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。
今回この旅で素晴らしい経験ができたことを、どこかにいる神様に感謝の気持ちで伝えられたような思いでした。
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モンセラットの修道院からバスで一時間ほど。 バルセロナのホテルに到着しました。
バルセロナオリンピックが行われた際に使用されたスタジアムや選手村だったあたりです。
岩崎恭子さんが「今まで生きてきた中で一番幸せです。」と言ったオリンピックですよ。
ホテルの奥に見える円形の建物は、以前闘牛場だった場所、現在はショッピングモールだそうです。
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ホテル正面の景色です。
写真奥に見える緑濃い場所がモンジュイックの丘。 この丘の中にバルセロナオリンピックのスタジアムなどがあります。
お城のような建物がカタルーニャ美術館です。
しばらく休憩してから、夕食のレストランに行くのにバスが迎えに来てくれて乗り込みます。
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道路を走っているとコロンブスの塔が見えました。
コロンブスが指さす方向は新大陸、とも言われていますが、定かではないようです。
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バスを降りて少し市街地見学のために歩きます。
とてもスリが多いので気を付けるように、と現地のガイドさんに言われきんちょ~。
「今度はコロンブスの銅像?」と思っていたらストリートパフォーマーでした。
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こちらはガウディ初期の作品、レイアール広場の街灯です。
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そしてグエル邸。
バルセロナはあまり観光ができないと思っていたので、少しでも歩いて見学ができて良かったです。
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その後フラメンコのショーを見ることができるレストランに行きました。
レストランには食事の部屋とショーの部屋が別々にあり、入れ替え制で行っています。
食事終了の時間までブッフェ形式で食事をいただき、ショーの時間になると隣室へ移動です。
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フラメンコは撮影禁止ですが、最後の5分くらい撮影タイムをくれます。
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生演奏に迫力のダンス。 こちらも踊りだしたいような情熱的な最後の晩餐となりました。