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2022年4月30日(土)
雪頭ヶ岳展望所からの西湖と富士山。
新型コロナウィルスによる制限がない3年ぶりのゴールデンウィークが始まった。 仕事の年間予定では5/6(金)を除いてずっと休みが続くはずだったが、家の事情や、結局のところ中間試験対策などで、ブチ切れの休みとなった。 まぁ、GWはどこに行っても混みそうなので、早朝に出て、深夜帰ってくるような、適当な距離の日帰りが良いのかな。 駐車場も心配のない所が良いな、と思い行き先を決めた。
今の時期、以前から富士山麓、西湖沿いの十二ヶ岳に登り、コイワザクラを見たいと思っていたので、今回ようやく行ってこようと思ったものの、この日はとても天気が良くなる予報。 展望の良い山に登りたいなぁ、と思ってしまった。 そうだ! 隣の鬼ヶ岳でもコイワザクラが見られるのだった。 しかも展望は抜群に良い! 今年に入って既に1月に一回行っているが、その時は雪頭ヶ岳でストップ。 鬼ヶ岳まで行けなかった経緯もあるので、今回こそ鬼まで行ってみよう!
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1月は雪が降って真っ白だったこの辺りの景色がすっかり新緑。(7:21)
それでも山頂付近はまだ茶色いのだな。
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まずはひたすら樹林帯を2時間登る。
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杉?の植林地からカラマツに変わる。
急登で楽ではないが、ここでようやく半分とがんばる。
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広葉樹林に変わった。
前回同様この先辺りから風が強くなった。
とても冷たく強い風に、ジャケットを着て、グローブも指先までのものに付け替えた。
足元には霜も見えた。
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樹間越しには富士山が見える。
ミツバツツジも見えるが近くにはない。
急登をあと少し頑張って。
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ようやく雪頭ヶ岳展望所付近に来た。
フジザクラが良く咲いている。 奥には本栖湖と竜ヶ岳、雨ヶ岳。
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雪頭ヶ岳展望所に到着! (9:38)
富士山は河口湖IC辺りから見ると上部の斜面が真っ白だったが、
ここからだと既に雪解け部分が多い。
お天気は良いと言っていたが、富士山背後からは既にかなり厳つい雲が押し寄せている。
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東側、河口湖方面。
左端、三つ峠山~奥に丹沢~杓子山など。
手前の大きな山は十二ヶ岳。
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河口湖から山中湖まで。
山中湖奥の山の稜線はすっかり大きな雲に覆われている。
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西の南アルプス。
こちらも登ってくる時、木々の間からは赤石岳、悪沢岳も見えたのだが、既に雲がかかっている。
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白峰三山はまだ見えていて良かった。
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雪頭ヶ岳到着。 (9:54)
4月下旬は私の誕生日だった。
今、私以上に山にはまっている長女からトレッキングポールを頂いた。
1月、日向山に登った時に「ポールが調子悪い」と言っていたのを覚えていてくれた。
とてもうれしい。
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雪頭ヶ岳山頂から危ういトレイルを激下りして、その先のハシゴ。
ここを上って少し行くと。。。
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鬼ヶ岳山頂と~ちゃく! ( 10:14)
鬼の一本角と富士山!
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角から東側の山々。
雲が三つ峠山の上まで来ている。
実は朝家を出たときは晴れ、高尾辺りから大月の先までとても曇っていた。
小雨がフロントガラスに着くほど。
晴れると言っていたのにがっかりだったが、
河口湖ICに近づくにつれ快晴になって行ったのは本当に魔法のようだった。
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先ほど4月下旬は誕生日だった、と書いたが、
今年で還暦を迎え、家族みんなに祝ってもらった。
父の年齢を越えたのだなぁ、と思う。
なってみれば何という事はない60歳だが、
還暦を越えられるのはやはり幸運で、
この先1日1日を大切にしなくては、と思ったりする。
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コイワザクラ
今回はこの先、節刀ヶ岳に向かってみる。
節刀ヶ岳~鬼ヶ岳はピストンでもどり、鍵掛峠に向かい、そこから下山する。
初めてのルートだ。
鬼ヶ岳までのトレイル、その先節刀ヶ岳に向かう途中にも、
岩場で、探していたコイワザクラが見られた。
前夜の寒さで、滴る水が花に凍り付いていた。
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びっしりと言う程には見られなかったが、
あちこちたくさん見られて良かった。
この先もう少し続きます。
また一年、お元気で活躍されますように。
自分が若い頃は還暦イコール老いでしたが、いざ迎えてみると
感慨はあるけれど通過点でもあり
人生まだまだこれからさ♪てな感じでした。
ただ何が起こるかわからない世の中、日々大切に過ごしていきましょう。
還暦なんですよ~。
若い人たちから見ればどう見えるか、ですね。w
自分的にも山に登れば疲れるし、
しわも脂肪も増えて、「あ~。」な感じです。
が、やりたいことはまだまだあって、
それを生きがいというのでしょうか。w
なんとかあがきながら生きてゆこうと思います。w