2022年7月11日(月)
車山肩の駐車場を離れ、八島湿原の駐車場に向かう。 車の往来は多く駐車場が空いてなければどうしよう、と考えながらのアプローチだったがラッキーなことに2台くらい出てゆく所だった。
無事車を停め歩き始めると「八島ビジターセンター」の看板が目に入った。 私は月曜日に活動することが多いが、ビジターセンターが休館の事が多い。 こちらは開いていたので、花の事や、八島湿原散策の事で少しお話を伺った。 丁寧に教えていただいた。
目の前に八島湿原。 奥には右端に車山。 その隣が蝶々深山かな。
ずっと左の方への山並みが今回歩けなかったところ。
湿原の周りを木道に沿って歩いてゆく。
カラマツソウ
ノリウツギ?
オオダイコンソウ、らしい。
ハナチダケサシ
お花が沢山の中、木道を進むのは楽しい!
こちらにもニッコウキスゲ。
たくさんのハナチダケサシの中にヤナギラン。
ヤナギランが咲き始めていた。
イタチササゲ、だそう。
湿原内には所々お花の名札が付いているのでありがたい。
キバナノヤマオダマキ
ノハナショウブ
グンナイフウロは終了。
このツンツンがかなりたくさん見えてので、たくさん咲いたのだろう。
タカトウダイ
湿原を半周ほどすると旧御射山遺跡とヒュッテみさやま。
奥の斜面が階段状になっているが、鎌倉時代に諏訪大明神を祀る御射山祭りが開かれ、
武士団等が行う武者競馬、相撲などの奉納試合を、その階段状の桟敷からたくさんの人々が眺めたのだという。
また、旧石器時代の石器なども出土しているそう。
今回、こちらの遺跡を眺めながらヒュッテご自慢のタンザニアコーヒーを頂きたかった。
ヒュッテのカフェは営業していて、無事頂くことができた。
美味しくて、うれしかった。
キンバイソウ
遺跡を見に行く。
旧御射山神社にもお参りして、トレイルに戻る。
キバナノヤマオダマキ
旧御射山遺跡の先、八島湿原東側は林道のような砂利道になるが、周囲にはお花が見られる。
カワラマツバ
ホソバノキリンソウ?
アカバナシモツケソウ
ここだけたくさん開花していた。
旧奥霧小屋にミヤコグサ?がたくさん咲いていた。
ここに新品のバイオトイレが設置されている。
車山の方から縦走してきたときにはありがたいだろう。
駐車場まで残り 1/3くらい。
奥に鎌ヶ池が見える。
ここにもたくさんのニッコウキスゲ。
鎌ヶ池から20分ほど歩くと八島ヶ池。
ここまで来るとゴールはもうすぐ。
水辺にはモウセンゴケが見えるが、向こう側の木道、上の段と湿原近くの下の段、2段になっていた。
下の段を行ったら水辺のお花も見れたのかな。
ノアザミやワレモコウも咲いていて、これから夏だというのにもう秋が来てしまうような気持になる。
そろそろ高い山にも登りたいが、天気と何より自分の体力にあまり自信がない。 今年の夏こそ行きたい山が沢山あるのだが歩けるのだろうかと不安になる。 さらにここに来てまた感染者が増えている。 経済活動は止めないようなので運動して、免疫力をつけてがんばろう。 きっとお日様が出てくるとやる気も出てくるような気がする。
とりあえずこの日はあまり歩いたり、登らなかったものの、高原のたくさんの美しい花と景色が見られ、出かけてきて良かった。
車山高原のニッコウキスゲ、斜面一面がオレンジ色
に覆われ、見応えがありましたね。シカの食害の
保護策もあったのでしょうが、今夏は当たり年とい
うことでしょうか。
八島湿原も沢山の花々が咲き乱れ、素晴らしいです。
ヒュッテのタンザニアコーヒー、さぞ美味しかった
ことでしょうね。
レポ、楽しませていただきました。
すっかり夏の花の盛りになってますね
ニッコウキスゲ、こちらもまさに見ごろでしたね
電気柵、気を付けないと、シビレタことがありました
南の耳、北の耳、ゼブラ山は次の機会にぜひ
ゆるゆる歩きを楽しめますよ。
本来、シカが食べなければもっと広範囲に咲くのかなぁ、
なんて思ってしまいます。
シカ除け網のある八島湿原でも良く咲いていましたから、
咲くのかもしれません。
広大な草原が続く景色の中、お花を見ながらのんびり歩くつもりだったのですが、
予想以上に暑くなり、吹き出す汗をぬぐいながらの散策となりました。
エアコンの名前はどこへやら。w
その分休憩のコーヒーは美味しかったですよ~。
ニッコウキスゲが良く咲いているという情報でしたし、
天候も心配だったので、高原歩きはベストじゃないか!、と条件揃いました。w
北の耳方面、鷲ヶ峰は繰り越しになりましたが、
何度行っても良さそうと確信しました~!