2024年3月4日(月)
丹沢表尾根 お地蔵様の階段から塔ノ岳までを望む
そろそろ少し高い山に登るか、と塔ノ岳まで登ってきた。 コースは菩提峠から表尾根ピストン。 いつものように雄大な丹沢と周囲の山々、海の景色を見たくなったから。 それに丹沢の表尾根コースは急登、階段、岩場、鎖場などトレーニングにも最適だ。
菩提峠~塔ノ岳のピストンは大抵 8時間半から9時間ほどかかっている。 なのでこの日も7時前には駐車場に到着。 菩提峠Pにはトイレ無し。 手前の寺山富士見橋公衆トイレは使用禁止。 ヤビツ峠のトイレは工事中だが仮設トイレあり。
ちなみにトレイル上は、三ノ塔トイレ閉鎖、烏尾山のトイレは使用可、塔ノ岳尊仏山荘のトイレは故障中のため(大)禁止となっている。
7:10ごろ出発。 歩き始めは道路わきに少し雪が見られる程度。 林道から登山道に入り登ってゆくと期待していた海の風景は霞の中。 江の島も朝の光でようやく見える程度。
二ノ塔直下で雪が見えてきた。
二ノ塔到着。(8:06)
「二ノ塔までこんなに登るんだっけ?」と既にお疲れ&大汗。
前日高尾山も登ったしなぁ。。。まぁ、ゆっくり行こう。
富士山は薄くだが見えて良かった。 右に連なるのが南アルプスと思ったら、雲だった。
三ノ塔 (8:27)
風が強い予報だったがそれ程でもなく快適。
富士山と右に高いのが塔ノ岳。 近いようで遠い。
下に見えるのが烏尾山。 三ノ塔の後激下りだ。
その後もなだらかに見えるが結構アップダウンあり。
反対側に大山。
しばらくステキな木道を歩き。
お地蔵さまから激下り開始。
富士山と烏尾山。
階段を下った後も岩がちの急斜面を下ってゆく。
この辺怖かったのでチェイン装着。
烏尾山まで無事下り、少し休憩してから行者ヶ岳へ。
「行者」なので、岩が多くなり険しい場所も。
行者ヶ岳山頂付近から政次郎ノ頭、新大日、木ノ又大日、塔ノ岳を望む。
行者ヶ岳からの下りで現れる鎖場。
政次郎ノ頭に向かう階段と崩落斜面。
ここに来ると崩落斜面をガラガラと岩が落ちて行った。
どんどん崩落して通れなくなったらイヤだなぁ。
登山開始後ヘリコプターが何度も飛んできており、みやま山荘に物資運搬かと思っていたが、登って行くうちに新大日辺りに飛んで行っていることがわかった。 新大日に長年放置されていた新大日茶屋を解体するため、2022年年末からボランティアなどによる解体作業が進んでいた。 YAMAPからも多くのボランティアの方が参加されたようだ。 現場はすっかりきれいになり、ヘリはこの日一日中砂利を運び、作業員の方たちが平らにならしていた。
新大日のベンチで休憩「本日はダメです。」と言われるかと思ったが、一番離れたベンチでと言われた。
皆さん、本当にご苦労様です。
木ノ又小屋の周囲は雪が多かった。
あのピークは塔ノ岳ではない。 いつも騙される。
尊仏山荘を乗せたピークが塔ノ岳だ。 あと一息!
塔ノ岳山頂とうちゃ~くっ! (11:24)
尊仏山荘。 この日はそれほど風がなかったのでお昼ご飯は外で手持ちの物を頂く。
富士山はかろうじて見えていた。
蛭ヶ岳から丹沢山(たぶん)
左に檜洞丸、右高いのが蛭ヶ岳。
その奥に見えるのは北奥千丈岳、大菩薩嶺、あたり。
富士山、檜洞丸。
真鶴半島、箱根の神山、金時山辺りも見えるようになってきた。
左奥に関東平野、右は大山。
1時間ほど山頂でゆっくりし、下山する。
歩いてゆくトレイル。 右端が三ノ塔。
烏尾山まで来ておやつ休憩。 (14:27)
三ノ塔への激上りに備える。
さて、下って上るぞ~。
三ノ塔到着。(15:29)
おやつ休憩はしなかったが、ステキな避難小屋で衣類調整。
三ノ塔からの下り、海が青く見えた。
この後 16:32 菩提峠駐車場に到着。 時間は長くかかったが、まぁヘタばらなかったので良かったという事にしておく。 久しぶりに 距離約 12.0km、上り約 1,300m はやっぱり大変だったが、何とか富士山や丹沢周辺の山も拝め、爽快だった。
まだ雪が残るところもある表尾根縦走、大変お疲れ
様でした。
秀麗富士などの山々や相模湾などすこぶる展望が良
く、アップダウンが続く表尾根縦走、歩き応えが
あったことでしょうね。
最近ここを歩いていませんので、レポを楽しませて
いただきました。
景色はいいし、適度にスリルもあって、
行きたくなってしまいます。
今回はぼんやりでしたが、
海も富士山も見えて良かったです!