2022年10月30日(日)
美し森から富士山を望む
この週末は天気が良さそうだ。 今週こそ山に登る! 計画していた甲武信ヶ岳に毛木平から登り、甲武信小屋に泊まり、周回で下山する、という予定だったのだが。 急に冷え込んだこの頃。 登った方のレポを拝見すると登山道も小屋の前も雪。 「寒かった!」という声も多数。(小屋がという意味ではない) 家にいても寒くて暖房なしではいられなくなっていたので、小屋に泊まり一晩山で過ごすことを躊躇してしまった。 「暖かくなってから泊ったっていいじゃないか。 シャクナゲが咲くころ改めて行ってみよう。」とあっさり心変わり。
で、代わりの山と言っても計画できず、とりあえず甲武信ヶ岳を毛木平から千曲川源流経由でピストンで登ることにした。 けど、陽が短いこの時期なるべく早朝に出発しないととても心配。 毛木平の駐車場も早朝から行かなければ停められないのでは、という気持ちもあり前日は前泊することにした。 ところが、毛木平駐車場に近い宿泊地ってどこ? 近くで宿屋がありそうな場所は清里。 清里なら前日もあちこち見て歩く所は事欠かない。 が、清里中心地からだと駐車場まで1時間ほどかかる。 もう少し短くならないかと探すと野辺山にも泊まれるところがあった。 ここなら良いだろう!
ということで、軽く山を歩くために清里にやって来た。 10/30(日)の予報はそれ程よくなかったが、青空が広がり中央高速からは富士山も八ヶ岳も良く見えていた。 高速を降り一番に予定していた飯盛山の登山口、平沢峠に向かおうと野辺山駅辺りに来ると、それまですっきり見えていた八ヶ岳が雲に隠れ全く見えなくなってしまった。 山梨からは見えるのに長野からは見えない!? こんなことがあるのだよなぁ。 しばし考え、とりあえず山梨県に戻り東沢大橋からの展望を試みる。 橋からの景色が上。 いやぁ~、見えて良かった。 谷の奥、手前に見えるのが牛首山、その先チラッと頭を見せているのが赤岳だ。
橋の展望台から。 左の方に前三ツ頭、三ツ頭、権現岳、
右の方が牛首山、赤岳、右奥は横岳になるのかな。
今回甲武信ヶ岳を選んだのも、
紅葉には遅いかもしれないが、カラマツ黄葉が良い時期だろう、と思い来てみたのだ。
実際カラマツ黄葉も少し茶色い所があるのだが、もう充分。
東沢大橋のあとは美し森に来てみた。
お天気も良いし駐車場はどうかと思ったが、8:30ごろでまだ余裕で停められた。
空は白っぽいが、富士山も見えて良かった。
この日は展望台の後、羽衣の池まで歩いてみる。
南アルプスも良く見える。
美し森展望台から牛首山、赤岳、横岳。
気持ちよく歩いて、
羽衣の池到着。(9:36)
ここからどんどん登れば赤岳に行ける。
が、私は天女山の方へ。
時々は紅い葉も見える。
カラマツ黄葉、牧場、その向こうに甲斐駒ヶ岳など。
天女山に向かって進めば向こうの牧場の中も歩けるようだが、
私はこの下の林道から駐車場にもどる。
この後、毛木平までの道のりが心配なので、予習しておく。
夜明け前の暗い道で迷子になりたくないから。
野辺山駅の近くから入ってゆく「レタス街道」が良い道ならすんなり毛木平に行けそうだが、
それが使えるかどうかを確かめておきたかったのだ。
行ってみるととても良い道で、街も通るし、住宅の無い所は上写真のような畑の中をまっすぐ走る道が多い。
奥に見える山の黄葉も素晴らしい。
毛木平駐車場無事到着。(12:50)
野辺山駅からは40分くらいで到着できた。
この時期駐車場はそれ程混まないのかな。 雪が降ったからかな。
周囲のカラマツ黄葉もすばらしい!
駐車場と道のりを確かめ安心したので、畑と黄葉の山を撮りながらゆっくりもどる。
畑に植えられていたのは白菜だったかな。
毛木平駐車場は写真右奥の方。
素晴らしい!
戻った先は平沢峠。(13:45)
八ケ岳見えた~! 飯盛山に登りに行く。
途中景色が開けると、見えたのは毛木平駐車場に行く途中に見えた山々。
分岐まで頑張って登ってくるとこのすぐ先に、
この絶景!
左奥が飯盛山。 右奥薄いが富士山。 右手前には茅ヶ岳。
少し進んで、右が飯盛山、左は大盛山。
左の山には今まで行ったことがなかったが、割と最近「大盛山」になった?そうなので、
今回は是非行ってみる。
まずは飯盛山から。 左に見えるのは金峰山など。
飯盛山登頂。(14:55)
八ケ岳。 右は平沢山。
そして大盛山へ。
大盛山初登頂。 ごちそうさまでした~。
下山したのが16:00ごろ。 17:00には駐車場が閉まってしまうが、
それ以前には陽が沈みそうなので待ってみた。
夕日を撮って満足して宿に向かった。
いつもながら前置きが長いが、翌日が本命の甲武信ヶ岳。
早く寝て体調を整えよう。
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