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先日、著者による新書『秘伝・日本史解読術』(新潮社)を読んだ。それがきっかけで著者の作品を読んでみる気になった。せっかく読み始めるならば、著者の第1作からトライしてみるか・・・・。実は徳川家康への関心から、著者の『徳川家康 トクチョンカガン』は文庫本を購入して未だ積ん読本になっている。こちらはカタカナ語のルビに興味を抱き取りあえず買ってしまっていた。次はこちらを読んでみたいところ。
さて、本書は平成11年(1999)7月に単行本が出版され、2003年1月に祥伝社文庫に入っている。単行本で読んだ。実質482ページという長編歴史小説である。
「朝鮮出兵異聞」というフレーズに続いて、さらに「李舜臣将軍を暗殺せよ」という副題が付いている。この命令文がこの歴史小説のテーマを端的に表している。
日本史の年表を開くと、「文禄1(1592) 文禄の役(93和議)」「慶長2(1597) 慶長の役(再度朝鮮へ出兵)」「慶長3(1598) 8秀吉没 12日本軍の朝鮮からの撤兵ほぼ終わる」という三行の事項記載に集約されてしまう。
この歴史小説は慶長2年に再度行われた豊臣秀吉の命令による朝鮮出兵の状況に焦点を当て、朝鮮半島に上陸した日本軍が侵攻して行った状況を描写する。
文禄の役においては、朝鮮水軍の将である李舜臣将軍が、亀船を巧みに操り日本水軍を撃破し、制海権を握る。連戦連敗し水軍を失った日本軍は兵站線の維持が不可能となる。和議に持ち込み一旦日本軍は朝鮮半島から撤退した。日本軍にとり李舜臣は脅威の対象となった。
秀吉は慶長元年9月、来日した明使の持参した国書の内容を無礼だと怒り、明使を追い払う。そして、翌年征明軍の派遣を命じて再び朝鮮半島に諸大名を侵攻させる。ここから、このストーリーが始まる。
日本水軍の水将・藤堂高虎は文禄の役の辛酸と水軍敗戦の轍を踏まないために、李舜臣将軍の暗殺を目的とした特殊チームとそれを支援する秘密の戦闘集団を編成して、敵地に送り込む。それが「李舜臣将軍を暗殺せよ」である。藤堂高虎は伊予宇和島七万石の謀略を得意とする大名である。李舜臣を排除し、朝鮮水軍を壊滅させることで兵站線を確保し、朝鮮半島に深く侵攻する経路をまず確立しようと謀る。
一方、伊与来島一万四千石の海賊大名である来島通総は己の水軍が文禄の役で撃破されたことを痛恨の事とし、密かに朝鮮水軍の船の破壊を目指す戦術を考える。己の愛妾であるお蛟という海の女くノ一に海女による特殊工作部隊を編成させ時期の到来に備えたのである。この特殊工作部隊は来島水軍が活躍し成果を挙げるために、事前に朝鮮水軍の亀船の爆破破壊をする使命を託される。お蛟に鍛え上げられた海女の特殊工作部隊が、お蛟の指揮の下で密かに敵地に侵入していく。来島のこの隠し玉は、高虎配下の特殊チームとは全く無関係に、互いの存在をしらないまま、李舜臣の暗殺を目的としてパラレルに行動していく。お蛟は来島の期待以上の事を成し遂げんと考え、亀船と一緒に李舜臣の暗殺を同時に行おうという執念を燃やす。
一方、文禄の役では、先陣を切り漢城攻略を行った小西行長は、朝鮮半島の奥深くまで行った侵略戦で辛酸をなめる。その経験と和議のプロセスを経て、侵略戦争の無益さを痛感する。そして、再び慶長の役での出征を命じられると、朝鮮半島深く侵攻することを回避するには、李舜臣将軍の暗殺を阻止し、朝鮮水軍を健在させることに尽きると判断する。そして暗殺を阻止し李舜臣を護る為に朝鮮の言葉に堪能で腕も立つ異能の者3人を李舜臣防護チームとして密かに派遣する。
つまり、メインストーリーは、文禄の役で朝鮮の英雄となった李舜臣のその後の境遇を描き、慶長の役による国難に対し李舜臣の立場が変転する様相を克明に描き出す。それと対置する形で李舜臣暗殺計画の進展とその阻止の攻防状況展開模様が絡んでいく。一方で、李舜臣の行動と影響し合いながらパラレルに、まずは全羅道を制圧せんとする日本軍の侵攻状況が呼応していく。李舜臣の行動も日本軍並びに日本水軍の侵攻とともに状況対応が迫られている。このあたりの描写は読み応えがある。
更にお蛟に率いられる海女集団の破壊工作部隊の動きを点描しながら、水軍の激突というフィナーレへと進展しで行く。だが、その海戦は文禄の役とは全くことなる様相が生み出されていくことになる。なぜなら、日本軍が朝鮮半島に侵攻した初期段階で、李舜臣が外され、統制使元均の指揮下に置かれていた朝鮮水軍は漆川梁海戦において日本水軍に壊滅的な打撃を受けてしまったのである。朝鮮水軍として残ったのは亀船を1船含むわずか13船。それも完全に逃げ腰で戦意喪失という在り様になっていた。この残り1船の破壊をお蛟の率いる集団が狙っているのだ。ストーリーは、読者を惹きつける場面状況をいくつも重ねながら進展するので、なかなか巧みな構成になっている。
この歴史小説の興味深いところ、特徴はいくつかある。
1. 当時の朝鮮王朝の実態がかなり綿密に描き込まれている点である。それも朝鮮の官吏、朝鮮の武人、一般庶民、李舜臣自身の視点で書き込まれていることにより、当時の状況のリアル感が加わる。当時の朝鮮の歴史的現実を当事者視点から眺めることができる。
2. 文禄の役で一躍名を馳せた李舜臣将軍がその後なぜ、かつどのような境遇に置かれ、さらに慶長の役でわずかになった朝鮮水軍の船数で海戦を指揮する立場に戻ったのかという経緯がよくわかる。李舜臣という人物を等身大で捉えることができる点が読みどころである。
3. 慶長の役に加わった諸大名の考えと立ち位置、その行動が日本軍として一枚岩ではなく、己の功名を狙う大名の集合体であり、文禄の役の怨念に突き動かされていたという状況が描き出される。自己視点だけでの復讐戦という動きが、当時の状況だと感じさせる。4. メインストーリーとなる李舜臣将軍暗殺行動の顛末は、この小説の読ませどころとなる。当時の状況として、暗殺という謀計が事実進行していたのかもしれない。
しかし、ここで著者はその部分をフィクションとして創作していることを明瞭にするためであろうか、伝奇的手法として、暗殺に関わる攻防の両者に異能者たちを登場させていく。それ故に、このメインストーリー部分がエンターテインメント的に読めるともいえる。
藤堂高虎が暗殺者として送り込むのが、配下の忍び4人とそれを支援する戦士団。
盾津銃一郎・影近右京・猫目天善・綾月六郎太の4人の忍びは異能集団
小西行長が李舜臣防衛のために送り込むのもまた行長が能力を評価する3人の忍び
忍羽部翔一郎・白鳥真備・御厨砂門
この異能者たちの存在をさらにおもしろくしているのは、忍羽部翔一郎・白鳥真備と盾津銃一郎・影近右京がかつて、「セミナリオ」で共に生活し、神父たちを護る集団として殺しの技術・技能を修得していたという設定にある。お互いが異能者として秘める能力について知り合っている者が、敵味方として対決する立場になる。この設定が興味深い。他にもこの異能者について、興味深い設定が加えられている。それは本書を開いて楽しんでいただくとよいだろう。
5. 李舜臣が最後の一発勝負となる海戦について、地の利を活かした李舜臣の勝利の海戦過程が描かれている。だがそれに至る紆余曲折を具体的に描いている。海戦そのものよりも、それに至るプロセスが当時の朝鮮側の実態を知るという点で興味深い。勿論、ストーリー的には、やはり最後の海戦を描く部分が読ませどころになっている。地の利を熟知した李舜臣の戦略が当たったと言えよう。
いずれにしても、秀吉の命令で始まった朝鮮侵攻の実態と、朝鮮側の当時の状況を理解するのに役立つフィクションである。
ご一読ありがとうございます。
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李舜臣 :ウィキペディア
李舜臣 :「コトバンク」
亀甲船 :ウィキペディア
23.亀甲船 :「兵器の散歩」
韓国人「日本水軍330隻をたった13隻で撃退した韓国の偉大な亀甲船が大赤字で大変な事に‥」 :「世界の憂鬱 海外:韓国の反応」
亀甲船←世界海軍史上7大軍艦に選ばれた。絶対ウソ! :「きゅうじのブログ(はてな版)
小西行長 :ウィキペディア
朝鮮出兵 :「小西行長の部屋」
朝鮮出兵で秀吉にウソをついてまで交渉を進めた小西行長が出世できたワケ:「武将ジャパン」
「卑劣」イメージの見直し進む キリシタン大名小西行長 :「朝日新聞デジタル」
藤堂高虎 :「コトバンク」
斬り込み隊長・築城名人~藤堂高虎の転身 :「今日は何の日?徒然日記」
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『秘伝・日本史解読術』 新潮社
さて、本書は平成11年(1999)7月に単行本が出版され、2003年1月に祥伝社文庫に入っている。単行本で読んだ。実質482ページという長編歴史小説である。
「朝鮮出兵異聞」というフレーズに続いて、さらに「李舜臣将軍を暗殺せよ」という副題が付いている。この命令文がこの歴史小説のテーマを端的に表している。
日本史の年表を開くと、「文禄1(1592) 文禄の役(93和議)」「慶長2(1597) 慶長の役(再度朝鮮へ出兵)」「慶長3(1598) 8秀吉没 12日本軍の朝鮮からの撤兵ほぼ終わる」という三行の事項記載に集約されてしまう。
この歴史小説は慶長2年に再度行われた豊臣秀吉の命令による朝鮮出兵の状況に焦点を当て、朝鮮半島に上陸した日本軍が侵攻して行った状況を描写する。
文禄の役においては、朝鮮水軍の将である李舜臣将軍が、亀船を巧みに操り日本水軍を撃破し、制海権を握る。連戦連敗し水軍を失った日本軍は兵站線の維持が不可能となる。和議に持ち込み一旦日本軍は朝鮮半島から撤退した。日本軍にとり李舜臣は脅威の対象となった。
秀吉は慶長元年9月、来日した明使の持参した国書の内容を無礼だと怒り、明使を追い払う。そして、翌年征明軍の派遣を命じて再び朝鮮半島に諸大名を侵攻させる。ここから、このストーリーが始まる。
日本水軍の水将・藤堂高虎は文禄の役の辛酸と水軍敗戦の轍を踏まないために、李舜臣将軍の暗殺を目的とした特殊チームとそれを支援する秘密の戦闘集団を編成して、敵地に送り込む。それが「李舜臣将軍を暗殺せよ」である。藤堂高虎は伊予宇和島七万石の謀略を得意とする大名である。李舜臣を排除し、朝鮮水軍を壊滅させることで兵站線を確保し、朝鮮半島に深く侵攻する経路をまず確立しようと謀る。
一方、伊与来島一万四千石の海賊大名である来島通総は己の水軍が文禄の役で撃破されたことを痛恨の事とし、密かに朝鮮水軍の船の破壊を目指す戦術を考える。己の愛妾であるお蛟という海の女くノ一に海女による特殊工作部隊を編成させ時期の到来に備えたのである。この特殊工作部隊は来島水軍が活躍し成果を挙げるために、事前に朝鮮水軍の亀船の爆破破壊をする使命を託される。お蛟に鍛え上げられた海女の特殊工作部隊が、お蛟の指揮の下で密かに敵地に侵入していく。来島のこの隠し玉は、高虎配下の特殊チームとは全く無関係に、互いの存在をしらないまま、李舜臣の暗殺を目的としてパラレルに行動していく。お蛟は来島の期待以上の事を成し遂げんと考え、亀船と一緒に李舜臣の暗殺を同時に行おうという執念を燃やす。
一方、文禄の役では、先陣を切り漢城攻略を行った小西行長は、朝鮮半島の奥深くまで行った侵略戦で辛酸をなめる。その経験と和議のプロセスを経て、侵略戦争の無益さを痛感する。そして、再び慶長の役での出征を命じられると、朝鮮半島深く侵攻することを回避するには、李舜臣将軍の暗殺を阻止し、朝鮮水軍を健在させることに尽きると判断する。そして暗殺を阻止し李舜臣を護る為に朝鮮の言葉に堪能で腕も立つ異能の者3人を李舜臣防護チームとして密かに派遣する。
つまり、メインストーリーは、文禄の役で朝鮮の英雄となった李舜臣のその後の境遇を描き、慶長の役による国難に対し李舜臣の立場が変転する様相を克明に描き出す。それと対置する形で李舜臣暗殺計画の進展とその阻止の攻防状況展開模様が絡んでいく。一方で、李舜臣の行動と影響し合いながらパラレルに、まずは全羅道を制圧せんとする日本軍の侵攻状況が呼応していく。李舜臣の行動も日本軍並びに日本水軍の侵攻とともに状況対応が迫られている。このあたりの描写は読み応えがある。
更にお蛟に率いられる海女集団の破壊工作部隊の動きを点描しながら、水軍の激突というフィナーレへと進展しで行く。だが、その海戦は文禄の役とは全くことなる様相が生み出されていくことになる。なぜなら、日本軍が朝鮮半島に侵攻した初期段階で、李舜臣が外され、統制使元均の指揮下に置かれていた朝鮮水軍は漆川梁海戦において日本水軍に壊滅的な打撃を受けてしまったのである。朝鮮水軍として残ったのは亀船を1船含むわずか13船。それも完全に逃げ腰で戦意喪失という在り様になっていた。この残り1船の破壊をお蛟の率いる集団が狙っているのだ。ストーリーは、読者を惹きつける場面状況をいくつも重ねながら進展するので、なかなか巧みな構成になっている。
この歴史小説の興味深いところ、特徴はいくつかある。
1. 当時の朝鮮王朝の実態がかなり綿密に描き込まれている点である。それも朝鮮の官吏、朝鮮の武人、一般庶民、李舜臣自身の視点で書き込まれていることにより、当時の状況のリアル感が加わる。当時の朝鮮の歴史的現実を当事者視点から眺めることができる。
2. 文禄の役で一躍名を馳せた李舜臣将軍がその後なぜ、かつどのような境遇に置かれ、さらに慶長の役でわずかになった朝鮮水軍の船数で海戦を指揮する立場に戻ったのかという経緯がよくわかる。李舜臣という人物を等身大で捉えることができる点が読みどころである。
3. 慶長の役に加わった諸大名の考えと立ち位置、その行動が日本軍として一枚岩ではなく、己の功名を狙う大名の集合体であり、文禄の役の怨念に突き動かされていたという状況が描き出される。自己視点だけでの復讐戦という動きが、当時の状況だと感じさせる。4. メインストーリーとなる李舜臣将軍暗殺行動の顛末は、この小説の読ませどころとなる。当時の状況として、暗殺という謀計が事実進行していたのかもしれない。
しかし、ここで著者はその部分をフィクションとして創作していることを明瞭にするためであろうか、伝奇的手法として、暗殺に関わる攻防の両者に異能者たちを登場させていく。それ故に、このメインストーリー部分がエンターテインメント的に読めるともいえる。
藤堂高虎が暗殺者として送り込むのが、配下の忍び4人とそれを支援する戦士団。
盾津銃一郎・影近右京・猫目天善・綾月六郎太の4人の忍びは異能集団
小西行長が李舜臣防衛のために送り込むのもまた行長が能力を評価する3人の忍び
忍羽部翔一郎・白鳥真備・御厨砂門
この異能者たちの存在をさらにおもしろくしているのは、忍羽部翔一郎・白鳥真備と盾津銃一郎・影近右京がかつて、「セミナリオ」で共に生活し、神父たちを護る集団として殺しの技術・技能を修得していたという設定にある。お互いが異能者として秘める能力について知り合っている者が、敵味方として対決する立場になる。この設定が興味深い。他にもこの異能者について、興味深い設定が加えられている。それは本書を開いて楽しんでいただくとよいだろう。
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いずれにしても、秀吉の命令で始まった朝鮮侵攻の実態と、朝鮮側の当時の状況を理解するのに役立つフィクションである。
ご一読ありがとうございます。
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