礼文島に到着。バスに乗り込みホテルへ向かうが、かなりの揺れに
多くの方はぐったりとされていた。
ここで、今回のツアー、参加者について触れておこう。
日程と金額だけで選んだツアー会社だが、割と有名なところらしい。
そして事前情報によると、年配の方が多いツアーとのこと。
実際参加してみると、そのほとんどが65歳を越えたと思われる方々。
中には親子で参加されていたり、家族らしき4人で参加されていたり。
私のような単身での参加も少なくはなく、男女併せて7~8名は
居たのではないか。 全参加者数39名。
添乗員さんから、ホテルは個人が経営されている小さなホテルと
聞かされていたが、なかなかどうして、キレイだし、感じの良い
ホテルである。 カーテンをあけると目の前に「利尻富士」を
望むことができる。

<礼文ホテル室内>
携帯電話の電波は問題なく繋がるが、Wi-Fiが使えない。なので
持参したiPadはネット接続不可。 これは誤算であった。
早速浴衣に着替え、大浴場へ。 これまた広々としていて、
檜の香り漂う良い感じ。 今回他のお客さんも居たので、風呂の
写真撮影は控えた。

<礼文島温泉>
風呂上がりに缶ビールをいただき、しばし時間を過ごすと夕食の
時間。 会食場に行くと席に案内された。 独りで参加している
人は、同じテーブルにまとめられている様子。 なんとなく感じ
の悪いオヤジが話しかけてくるが、軽く受け流す。上から目線の
話し方が気に障る。 確かに私の方が年下だが、初対面の礼儀
というものがあるだろう。

<礼文での夕食>
食事を済ませ、部屋に戻って、買い込んでいたビールを再び。
ふと時計を見るとまだ20時30分。 この後どうすればよいか。
寝るにしても早すぎる。 iPadに入れた本を読み時を過ごすことに。
ちょうど読んでいた長編がクライマックスを迎えるところで
あった。 読了。
そういえば22時からテレビ番組で利尻島をやると、添乗員さん
から聞かされていたのを思い出す。 21時40分。あと20分ある。
この間に再び大浴場へ。
利尻島登山のガイドさんにスポットをあてた番組は、なかなか
おもしろかった。 1年を通じて登山が楽しめること。利尻島
にしか生息していない草花が多いこと。そしてなにより、登山
は思ったよりも大変であることが紹介されていた。
「島に山があるのか、山が島なのか」とのフレーズが印象的。
元来あまりテレビを見る習慣のない私は、この1時間番組が
精一杯。 ビールや缶チューハイを飲みながらぐだぐだして
いるうちに、いつものことだが眠ってしまったようだ。
つづく