手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

中原中也に再開

2018-01-13 10:58:35 | 旅行記

中原中也記念館

 私が「若ぞう」の頃、親元を離れて県境地への赴任、3年間過ごした。長い長い夜、寂しさを紛らし癒してくれたのは、「ケメ」の音楽と「中原中也」の世界だった。ガラスの人形が壊れそうな繊細な言葉が、心に刺さっていった。帰りたい思いが強かったのでしょうが、私が一番大好きだった作品が「帰郷」だった。後半の言葉は今でも諳んじられるほど心に残っている。

我が家の遅いお正月をするために、今年は「フグ」を食べに行く事にした。下関の旅館が見つからず山口市に一番近い「湯田温泉」に決めた。そして、見物場所を検索してみると「中原中也記念館」が目に飛び込んできた。

れが私の故里だ。

さやかに風も吹いている。

心おきなく泣かれよと 年増婦の低い声がする。

ああ  おまえは何をしてきたのだと・・・・・

吹き来る風が私に云ふ

    

 これから10年後、私は「吹き来る風」と話ができる人になるよう過ごしたいと思う旅になりました。

 フグ三昧 

   食べきれない

 朝食

 雪降りしきる五重塔

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東北夏祭り

2017-09-08 12:41:34 | 旅行記

 東北夏祭り ②  

 盛岡さんさ祭り(岩手県盛岡市)

老若男女問わず「笛」「太鼓」の達人が多いのに驚いた。連の半数以上が楽器を演奏しながら演舞をしている。身体一杯お祭りを楽しみ、又沿道の人たちを楽しませている情熱が伝わってきた。

   

    

 ねぶた祭り(青森市)

 ねぶた1台で2千万かかり、そのうちねぶた氏にいただける収入は200万から300万円だそうです。そんな凄いねぶたに気持ちは高ぶり前列に陣取って始まりを待った。観客も一緒楽しむグッズ(鈴のついたもの)も購入した。今晩は大変寒い夜だった。ツアー客全員マフラー・上着・雨よけグッズ等等身体をおおい観戦する。

ねぶたの迫力はすざましい勢いで観客席に迫ってくる。前方の世界感と裏の世界感が異種なのにうまく溶け合い、前後左右が、絵画のようでもあるし、光の舞台のようでもあるし・・・。ねぶたのは、夜の空を飛駆け巡っていった。(保管場所はどこなのだろう)

踊り子達は、鈴を鳴らして練っていた。幼い踊り子の体に付けていた鈴が飛び跳ねる踊りで取れたのだろう。踊り子は客席にいる私にその「鈴」を手渡してくれた。私はサプライズに驚きながらも有り難くいただいた。小学1年生位でしょうか、可愛い踊り子の表情にほっこり気分ももらいました。縁起物と信じ、ストラップとして大切にしています。

 

     

 竿灯まつり(秋田市)

「夜空に揺れる、黄金の稲穂」のキャッチフレーズの通り、素晴らしい技に魅了されました。小学校時代から演舞の練習を繰り返して、一人前の祭り男に成長する姿が見てとれました。子供達はカッコイイ大人に憧れ、頑張り、時間をかけて伝統文化を継承しているのです。どの地域にもある祭り、文化の継承の熱く燃える男たちに畏敬の念を持ちました。私はこの祭りが一番好きでした。

        


  

  

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温泉友の会、壱湯の守と演劇鑑賞

2017-06-19 10:36:34 | 旅行記

 奥道壱湯の守と劇団岬一家公演を鑑賞 

 奥道後劇場を「オクゲキ」と呼んで、旅芸人の公演に熱い声援を送っている方々にであった。6月公演:劇団岬一家による芝居と舞踊ショー。一番驚いたのは、役者さんの胸に、万札・リボン・お祝儀袋がこれ見よがしにとはさまれていく。今日の公演中には20万から30万位のおひねりが飛んだように見えた。幼いころ「ファミリー温泉」で見た風景が思いおこされてきたが、AKBに熱狂する若者の心理も同じなんだと理解できた。 

    胸が華やか

奥道後には、創業者坪内さんの贅沢極めたお食事処がある。その建物を案内していただいた。

料亭「坪中川」・お食事処「竹寿庵」・茶室「吟松亭」

建物、庭、調度品等々、素晴らしく趣きがあり、大変感動をした。ここで「菜の花会」をしようと思った。

    

 


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祖谷のかずら橋と四国の秘湯祖谷温泉

2017-05-31 13:59:51 | 旅行記

 祖谷のかずら橋と四国の秘湯祖谷温泉 

 温泉友の会5月の会は、祖谷温泉。私は以前から一度は行ってみたいと思っていた場所だったので、楽しみに出かけた。20人を乗せたバスは、新緑の山々を後ろに切り、そう快に走る。

「祖谷のかずら橋」は青春の思い出と、父と最後の家族旅行場所でもあるので、懐かしさが染み入った。葛をしっかり握りおそるおそる足を運ぶ。下を流れる澄んだ水と白い岩石に心を奪われながらも、ゆらゆら感のスリルも味わいながら、550円の通行人となる。

「四国の秘湯祖谷温泉」の露天風呂は、ケーブルカーで下りていく温泉で、源泉かけ流し風呂である。眼下の川の流れと木々の緑に癒されていると、風が鳥のさえずりを運んでくれる。炭酸が入っている泉質なのか、小麦色の肌が白く見えて、皆が「こんな色白肌だったらいいのにね」とないものねだりの会話で盛り上がった。

自分では来れない場所の祖谷温泉、十二分に満足させて頂きました。

     かずら橋

 ランチ

     ケーブルカー

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はんなり 春の京都 桜の旅

2017-04-16 12:08:12 | 旅行記

 はんなり 春の京都 桜の旅 

 生命の貯蓄体操松山支部の旅行に出かけた。4月9日出発、泊を伴う2日間の日程が組まれていた。皆が気をもんでいたのが天候だった。週間天気予報は最悪の雨天、ところが当日の予報は曇り空模様との情報。気を良くした私たちは、「日ごろの行いがいいのだろう」とバスに乗り込んだ。高速道路から見える風景は、霞目のかかった桜が点在し、山々に彩を添え私たちを春へといざなった。

京都御所 近衛邸跡枝垂桜・二条城の昼の桜。清水寺のライトアップを楽しむころには月が・・・。

平安神宮の紅枝垂れ群・哲学の道のソメイヨシノ・銀閣寺・円山公園の枝垂桜・祇園白川はサスペンス劇場に登場する「辰巳大明神」の桜並木等等、あまりの素晴らしさに言葉が浮かばない。

  京都御所近衛邸跡の枝垂桜

  清水寺

 ホテルの朝食

  平安神宮紅枝垂れ

 

おみくじ大吉  円山公園

 片平なぎさに出会えそう祇園白川


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