いきものがかり松山武道館公演
JRの松山駅には臨時切符売り場が開設されていた。切符を買って列車に乗り込む、一駅の乗車で到着した。早めについた人たちがまばらにベンチで軽い夕食をほうばっていた。私と同じ考えの人達と一緒に、おにぎりを一口。
会場の入場はセキュリティーはあまく、スムーズに入場した。私の席はアリーナの真ん中より3列後ろの中央あたりだった。若いアーティストなので、年甲斐もない観客者かなと自分の年齢を心配していたが、心配ご無用、いるいる熟女、老婆等等。席に置かれているバンドを手にはめて準備万端、舞台中央に視線を向ける。
開演、声援コールに導かれ「123・123・愛ははじまる」と新曲から始まった。ラメ入りのホッとパンツに長い脚、きれのある透明な声が会場にぴんぴん響いた。若くて今が旬な「いきものがかり」、腕につけたバンドを高く上げて観客と同じ振りをしながら楽しむ。会場は照明をおとしながらバンドの明かりが赤・青・緑・紫等、雰囲気を盛り上げ、会場全体が一つの熱い空間となった。私もその中にうずもれた。路上ライブからスタートした「いきものがかり」原点を忘れない演出に、人気の秘密を感じられた。若い声・若い顔・若い汗・若い躍動感・・・・・・。今が旬の素晴らしい3人でした。