12月、故郷の山々はオレンジ色に染まっていた。道路沿いに微笑ましい応援幕を見つけた。故郷の興居島は、毎年「松山市中学校駅伝大会」が開催されている。島の中学校の人数は少数なため全員参加の出場となっているようだ。だからだろうか、小学生が力を一つにした応援が力づよく掲げられていた。オレンジと緑は「興居島」の象徴、小さな手型は一人一人の拍手が沿道に響きわたる願いが込められていると感じられた。当日は快晴での駅伝大会になったようだ。島民がぜんざい・甘酒・みかんとお接待をして大会を盛り上げた。