手麻利・織子手織りのある暮らし展②
12月のある日、知人とお茶をした。お花のお礼に作品を使っていただこうと思い連絡をとり喫茶店で待ち合わせた。彼女もミーハーな一人、私もミーハー。話題は「ボブディランのノーベル文学賞」について意見がヒートアップした。受賞が決まって承諾するまでの時間がながすぎる。子供過ぎる。余りにも栄誉のある賞に自分自身の立ち位置が揺らぎ、平常心がむつかしかったのではないか。65歳の二人・・・・。最後に落ち着いたのは、ノーベル文学賞を受けてくれてよかった。ボブディランの言葉は、市民が共感するイデオロギー歌詞だ。文学が純文学だけでなく広い範囲の文學賞の道が広がった。ノーベル賞の懐の深さに改めて感動した。久し振りの対話は、若かりし頃戻っていた。
彼女は「夜桜おひち」のマフラーを選んでくれました。
海賊と呼ばれた男
海賊と呼ばれた男の映画を二輪草さんと見た。原作本を読んでいたのでどんな演出になっているのか楽しみだ。油を船で売るシーンや、戦地から帰った社員を守り続ける映像、ドロドロのタンクから石油を精製する労働者の映像等、泣いたり笑ったり時間を忘れた。先妻の様子は原作と多少内容は違っていたが・・・。最大の山場、日昇丸がイランに向かう状況に船長や船員の命がけの心意気、感無量でこみ上げる心の鼓動。
感動・感動だった。今、石油業界は提携のニュースを目にする。出光は創業者と会社側との対立?、難しいことなんでしょうね。