誰もが知ってるグリム童話「白雪姫」で大爆笑してしまい、今日は一日中思い出しては笑いが止まらないヤバイ状態でした。
うちで購読している中日新聞朝刊は、数年前から昔の名作を原文のまま掲載するという企画を実施しています。
漱石・龍之介・宮沢賢治などなどの文豪の名作が数回に分けて掲載されてきました。
つい最近は、菊池寛と芥川龍之介が訳したアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」なども、当時の原文訳のまま掲載されました。
そして今は、グリムの「白雪姫」。菊池寛の訳なんですがね。
大筋はみなさんご存じのとおりです。
継母である王妃に美しさを妬まれ、森で7人のこびとたちと暮らすようになった白雪姫が、老女に変装した継母からもらった毒リンゴを食べて死にます。
しかし通りがかった王子に見初められ、生き返って…。
今日の掲載分は、毒リンゴを食べて死んだ白雪姫が棺に入れられているところを王子がとおりがかって見初めるシーンでした。
ここが私の笑いのツボに見事にハマッてしまったのです。
原文だとちょっとわかりにくいんで、簡単な文章で再現してみますと…。
棺の中の白雪姫を見た王子は、一目惚れしてしまいました。
そこでまわりで悲しんでいるこびとたちに
「この美しい女性をぜひ連れて帰らせていただきたい。お礼に君たちのほしいものは何でもやろう」
と頼みます。
しかしこびとたちは
「この娘は私たちの大事な娘だ。ほしいものを何でもくれると言っても、渡すわけにはいかない。お断り」
と突っぱねます。
そうすると、王子ったら
「そうだね。とても物と引き換えにできるような女性ではない。君たちの気持ちはよくわかる。じゃあ、
何もあげないから、この女性を連れて帰らせてくれ」
と頼みました。
ここで私は大爆笑でした。
だって「何でもあげるからこの女をくれ」って言って、
「だめ」と断られたら、
「じゃあ何もやらないからこの女をくれ」って…。
王子、それじゃ取り引きになってないじゃん。
しかもこの言葉を聞いたこびとたちは、
「そこまで姫を愛してくれるのかと感動したこびとたちは、承知しました」。
何でやねん。
人よすぎやろぉ、こびと。
なんでさあ、
「何もやらんから、くれ」
と言われて感動して承知する?
損してることに気づかんのか?
それだったら、王子が「何でも好きな物をやる」って言った時に承知しとけばいいやん。
欲がなさすぎるにもほどがあるって。
しっかしこの王子は策士であるな。
こびとたちの欲のなさを逆手にとった禅問答。
結局は損せず欲しい女を手に入れたということですね。
このくだりで大爆笑してしまって
まわりにいた息子たちに説明しようとしたのですが
「ちょ~~~、この白雪姫さ~~~、読んでみるよ~~
『王子は、何もやらないから、ひぃめぇをぅぅぅ…』
ひぇ~~~あかん、読めん~~ぎゃはははははwwwwwwwwwww」
と笑い崩れて不可能でした。
こびとたちに
「誰がきても決して家に入れてはならない」と何度念を押されても
王妃を入れて仮死状態にされてしまう白雪姫の学習能力のなさも相当だけど
しつこいくらい王妃に
「世界で一番美しいのは誰?」
と聞かれて、いちいち「白雪姫」と答える融通のきかない鏡も鏡だけど
やっぱ
王子が一番へんなやつだ。
こんだけ笑ったのは
そんぽ24のCMを初めてみたとき以来、久々であります。
うちで購読している中日新聞朝刊は、数年前から昔の名作を原文のまま掲載するという企画を実施しています。
漱石・龍之介・宮沢賢治などなどの文豪の名作が数回に分けて掲載されてきました。
つい最近は、菊池寛と芥川龍之介が訳したアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」なども、当時の原文訳のまま掲載されました。
そして今は、グリムの「白雪姫」。菊池寛の訳なんですがね。
大筋はみなさんご存じのとおりです。
継母である王妃に美しさを妬まれ、森で7人のこびとたちと暮らすようになった白雪姫が、老女に変装した継母からもらった毒リンゴを食べて死にます。
しかし通りがかった王子に見初められ、生き返って…。
今日の掲載分は、毒リンゴを食べて死んだ白雪姫が棺に入れられているところを王子がとおりがかって見初めるシーンでした。
ここが私の笑いのツボに見事にハマッてしまったのです。
原文だとちょっとわかりにくいんで、簡単な文章で再現してみますと…。
棺の中の白雪姫を見た王子は、一目惚れしてしまいました。
そこでまわりで悲しんでいるこびとたちに
「この美しい女性をぜひ連れて帰らせていただきたい。お礼に君たちのほしいものは何でもやろう」
と頼みます。
しかしこびとたちは
「この娘は私たちの大事な娘だ。ほしいものを何でもくれると言っても、渡すわけにはいかない。お断り」
と突っぱねます。
そうすると、王子ったら
「そうだね。とても物と引き換えにできるような女性ではない。君たちの気持ちはよくわかる。じゃあ、
何もあげないから、この女性を連れて帰らせてくれ」
と頼みました。
ここで私は大爆笑でした。
だって「何でもあげるからこの女をくれ」って言って、
「だめ」と断られたら、
「じゃあ何もやらないからこの女をくれ」って…。
王子、それじゃ取り引きになってないじゃん。
しかもこの言葉を聞いたこびとたちは、
「そこまで姫を愛してくれるのかと感動したこびとたちは、承知しました」。
何でやねん。
人よすぎやろぉ、こびと。
なんでさあ、
「何もやらんから、くれ」
と言われて感動して承知する?
損してることに気づかんのか?
それだったら、王子が「何でも好きな物をやる」って言った時に承知しとけばいいやん。
欲がなさすぎるにもほどがあるって。
しっかしこの王子は策士であるな。
こびとたちの欲のなさを逆手にとった禅問答。
結局は損せず欲しい女を手に入れたということですね。
このくだりで大爆笑してしまって
まわりにいた息子たちに説明しようとしたのですが
「ちょ~~~、この白雪姫さ~~~、読んでみるよ~~
『王子は、何もやらないから、ひぃめぇをぅぅぅ…』
ひぇ~~~あかん、読めん~~ぎゃはははははwwwwwwwwwww」
と笑い崩れて不可能でした。
こびとたちに
「誰がきても決して家に入れてはならない」と何度念を押されても
王妃を入れて仮死状態にされてしまう白雪姫の学習能力のなさも相当だけど
しつこいくらい王妃に
「世界で一番美しいのは誰?」
と聞かれて、いちいち「白雪姫」と答える融通のきかない鏡も鏡だけど
やっぱ
王子が一番へんなやつだ。
こんだけ笑ったのは
そんぽ24のCMを初めてみたとき以来、久々であります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます