うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

インジャ弐式出来ました!(≧▽≦)ノシ&マイフリと遊ぼう!

2024年07月22日 21時28分59秒 | 雑記
最近「手乗りズゴック」が欲しくなっておりますかもしたです。
今までの種シリーズですと、マスコットはアスランお手製の『掌大のハロ』で、二次創作界隈でも「カガリ専用ハロ(※警備や不審者への攻撃(主に不埒な男対策に目からビーム✨)&アラート時はすぐにアスランに緊急回線&目覚まし時計モーニングコール付(cv石田彰)」がアスランから手渡されて、大体騒動になるネタがお約束ですが、最近『手乗りズゴック』も良いな♥と思いまして。
当然ながら毎朝カガリの頬を「チョンチョン♥」と突いて起床を促し、カガリの肩にちょこんと乗って登庁。カガリの仕事中も周囲への警戒を怠らず、カガリが「おい、ズゴック」と呼ぶと、片手を<シャキン!>と挙げてトコトコやってくる(緊急時はフォランテスで時速300㎞で飛んでくる)。
得意技は『シュレッダー』。いらない機密書類を、あの鍵爪で<シャキシャキーン✨>と一瞬で細かく刻んでくれる。そしてちゃんと自分でゴミ箱に入れてくれる。
お茶の時間は紅茶とお菓子の乗ったお盆持って、カガリのところまで運んでくれる。
夜寝る時は、勿論、部屋の警備もする。ちなみに就寝時は自らカガリの私室のコンセントのところにある充電器に座る。
カガリ「今日も頑張ってくれてありがとうな。お休み、ズゴック」って消灯した瞬間、モノアイだけがぼんやり光って、カガリのお休み中のモニター映像がSPCによってリアタイでアスランの元に届く。毎夜カガリの寝顔チェックを真顔でしているアスランを盗み見て、メイリンが(うわ、ヤバ~~)って顔をする。

「今日も平和な世界でよかった( ̄▽ ̄*)♪」

―――と、アホな妄想ばかりしてますが、こっちも終わらせました!HGインジャ弐式です。
前回は本体作りましたので、今回はそのフォランテス。

これが意外に簡単に終わりました。
10分くらいで作れちゃう。多分理由は、大きなパーツなので、老眼でも組み立てやすい(笑)
で、いよいよ本体と合体させてみると
こんな感じ。アスランは殆ど劇中で使っていなかったグラップルスティンガーも出しっぱなし(笑)
後ろがでかいのはジャスティス系統のお約束ですけど、大きな割には意外とバランスよく立ってくれました。これ、立像とかでも全然いけるんじゃ…v とか思ったほど。

そして、丁度「アクションベース7」が届きましたので、「トゥー、ハァー!」やってもらいましたw

折角ですので、ビームやらレーザーやら、ビームホーンも全部のせ♥で!(笑)
プラモに造詣の深い皆さんは、ちゃんと背景も考えてポージングされていますけど、かもしたは部屋でそのまま撮影しているので、違和感大爆発(苦笑)

折角なので、マイフリにも一緒にアクションベースにくっつけて撮影です📷✨

やっぱりアクションベースがあると段違いでいいですね!!(≧▽≦)b✨
ただ突っ立っているだけだど違和感しかありませんが、こうしてポーズ決めてこそのガンプラですよ♥

暫くこれで、いろいろ遊ぼうw

あと、マイフリとインジャ弐式のプラモの箱をくっつけると、絵が繋がっているんですが、このインジャ弐式の方は、よく見るとズゴックがパージされた瞬間らしく、鍵爪とか破片が吹っ飛んでいるシーンなんですよね。あぁ…ズゴック…( ;∀;)

ちなみに、デスティニー&ゼウスシルエットの箱は、やっぱり繋がるんだろうか?延々と横、多分マイフリの右隣になるのか、はたまた上の方に繋がるのか。どう出るかわかりませんが、11月の発売予約したので、これも楽しみに待ちたいと思いますv

とりあえず、次はこれを作る!(≧▽≦)ノ
Gフレームのライフリとイモジャ。
稼動パーツも買えたので、またゴリゴリ作るんだ♪
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アスハの地下の懲りない面々

2024年07月20日 21時43分33秒 | ノベルズ
それはアスランが、ターミナルに出向する数か月前のこと。

アカツキ島地下秘密ドッグで、赤いジャケットの女性が深紅の機体を見上げていた。
「どう?試験段階だったんだけど、貴方のことだからきっとターミナルにも持っていくことになるだろうからって、アスハ代表から言われて、全天周型のモニター式コクピットにしてみたんだけど。」
そういってエリカ・シモンズは、コクピットから降りてくる男性に向かって得意気な視線を送れば、近づいてきた彼の翡翠が細まった。
「確かにこの改良されたインフィニットジャスティスを持っていければと思います。シモンズ主任開発の『キャバリア―アイフィリット0』と共に使えれば、これに越したことはありません。ただ…」
「『ただ』?」
期待したほどの返事が来なくて、エリカはやや鼻白む。
彼、アスラン・ザラはその視線に応えず、今降りたばかりの機体を見上げたまま、粛々と考えを並べた。
「今現在の情勢下での運用は難しいと思っています。先ずは、この機体が核エンジン搭載機だということです。確かにオーブはユニウス条約に加盟はしていませんが、ターミナルの資質を考えると、地球上でこの機体での隠密性はかなり低くなります。それだけでなくとも、メサイア防衛戦で目にしている人も多いですし。」
はっきり言ってしまえば、インフィニットジャスティスはオーブ、いや、地球をレクイエムから救った英勇機だ。兵士はともかく一般人でもニュースで戦況を視聴していたなら、この機体に対する認知度は非常に高い。
それを誇らしく語るでもなく、控えめに表現するのは、彼の良いところでもあり悪いところでもある。
「それに」
アスランはなおも続けた。
「目下の調査対象となるブルーコスモスのミケール大佐は、ユーラシア近辺を中心に活動していると聞きます。そうなると潜入調査として有効な手段は海、あるいは川といった水中からの潜入です。」
3年前、ザフトでオーブに潜入した際も、海からだったことをアスランは思い出す。陸上の移動より、見つかりにくい水中からの方がリスクは格段に少なくなる。だが―――
「となると、ここで最大の問題が出てきます。」
「それは?」
エリカがやや気忙しく答えを求めれば、アスランは彼女に向き合って答えた。
「”水圧”です。」
「…。」
エリカは目を見開く。そういえばこの機体特性なら地上、および空中戦がメインだ。
アスランは尚も続ける。
「赤色は水深200mを超えると可視光線が届かなくなり、その分、赤が一番目立たなくなるので、機体の色は問題ありません。ですが、あくまで地上と宇宙を想定した機体なので、機体ごと潜入となると、装甲が水圧に耐えられるかどうか。それに機体の形状からいって、動水圧(※川のように流れる水から受ける圧力)どころか静水圧(※プールのように、動きのない水から受ける圧力)だったとしても、凹凸の多い機体ですから、移動時に機体周囲で対流が起こる可能性も考えられます。そうなると、かかる抵抗はことのほか大きくなると思われるので、そんな中、もし戦闘となると、機体操作は俺でも厳しいかと。」
アスランの指摘はもっともだ、とエリカも考え込む。
「でも、正直言って、オーブは海中用のMSやMAは開発が遅れているのよ。何分、貴方もご存知通り、うちの海軍は非常に優秀だから。」
するとアスランも頷く。
「ザフトでも、グーンをはじめ、いくつかの水中戦を想定したMSの開発はありましたが、流石にインフィニットジャスティスのような機能性はありませんでしたし。」
何しろこの機体は、キラがアスラン専用として設計してくれたものだ。基本的にはオールラウンドだが、近接戦闘に特化した高速機は、アスランでなければ扱えない。
だからこそ、あのシンのデスティニーを抑えることができたのだが。すると、
「機能性と隠密性ね。確かに…だったら設計した本人に聞いてみましょうか?」
「え?」
ことさらサラリと答えるエリカは、アスランを置いて、さっさと通信を入れた。
すると
<あ、インフィニットジャスティスですか? 確かに僕が設計はしましたけれど、実際に元々のジャスティスを作ったのはハインライン大尉ですし、僕はそこに更に機体性能を向上させるよう調整した形なので。相談するなら、ちょっと癖のある人ですけど、彼の方がいいと思うんで、僕から聞いておきましょうか?>
「よかったわ。よろしく頼むわね!」
あっさりとエリカとキラの間で交渉成立。普段から二人はOSの件でやり取りしているとは聞いたが、それにしてもこんなに簡単に?
アスランが驚いていた数分後、今度は初めて見る人物から通信が入った。
<先ほどヤマト准将からご紹介いただきました、アルバート・ハインラインです。>
コンパスきっての技術大尉、ということは技官としては一番階級も高い。ザフトでも機体設計で名前だけはアスランも聞き覚えがあるが、どういった人物かまでは流石に知らなかった。
「モルゲンレーテ開発部主任のエリカ・シモンズです。今回はあり―――」
<早速ですが、准将から伺っておりますので、後日そちらに向かわせていただきます。ブツッ>
「…」
「…切れちゃったわね。」
早口でまくしたてられた後、話したいことだけ話して通信を切られ、エリカとアスランは呆気にとられるしかなかった。


だがもっと呆気にとられることとなった。
通信を終えて18時間37分46秒後、
「改めまして、アルバート・ハインラインです。」
どデカい輸送機と共に、彼はオーブにやってきた。
「こちらこそ。エリカ・シモンズです。」
突如の来訪に、パニックになりかけた頭を整理して、挨拶するエリカ。続いてアスランも挨拶しようと右手を差し出す。
「私は―――」
「アスラン・ザラ一佐のことは存じてますので、以下略で。」
噂通り、本当に一分一秒、自分にとって無駄と思われる時間は作りたくないらしい。
握手のために差し出したアスランの手を、華麗にスルーしていった。
そのままドッグに入った彼は、深紅の機体を見上げる。
「インフィニットジャスティス…これを水中でも稼動させられるように、との准将からの説明でしたが。」
アスランが慌てて彼の隣に立ち、説明を加える。
「えぇ。潜入調査となると、どうしても水中での稼動の必要があります。そうすると水圧が影響しますから、装甲の厚さと形状が問題になると思われるので。」
「ふむ…」
ハインラインは顎に当てた右手の親指で唇を撫でると、10秒もしないうちにタブレットを開きながら、目も合わせず、突然アスランに問い質した。
「一佐の身長と体重は?」
「…え?」
「できましたら体脂肪率もお聞かせください。」
「えと、174㎝で体重は60㎏、体脂肪率は7%ですが。それが何か?」
アスランの疑問の声は彼の優秀な耳に入れなかったのか、ハインラインはキラ顔負けのハイスピードで入力すると、更に矢継ぎ早に質問を重ねる。
「握力、および背筋力は?」
「握力は右が72.5㎏ 左が71.8㎏。背筋は確か128㎏…」
「素晴らしい!」
「は?」
目を輝かせたハインラインは、先ほどはスルーされたアスランの手を握り締めてきた。
「若干の油圧調節が必要となりますが、それだけの筋力があれば、多少機体が重くなってもポテンシャルを維持することできます!」
そう言ってハインラインは、デカい輸送機から「もっと丁寧に、慎重に運び入れて下さい!そこ、ぶつからないように!」と檄を飛ばして重そうな機材を持ち運んだ。と、するやいなや
「一佐。私としては、このような感じで仕上げたいと。」
そういって手元のタブレットで何やら設計図らしきものを差し出し、アスランとエリカに見せつける。
どうやらインフィニットジャスティスに、外装を着ける方向性らしい。
アスランは目を見開く。
外装パーツとまでは考え付かなかった。
それで体脂肪、というより筋肉量を聞いてきたのか。外装の分、機体は重くなる。ましてや水圧に耐える重さでは、アスランの筋力もジャスティス操縦時の比ではなくなる。
そこまで考えてくるとは流石だ。キラが頼りにするだけのことはある。
「でもこのサイズですと、私どもの作ったキャバリアーへのセッティングがありますので、機体重量はこの辺にとどめ置いていただければ。」
今度はエリカの方が見せたノートPCの画面を見て、ハインラインの目の奥が輝きだす。
「ふむ。そうしますと単機で空中を飛ばす場合は、超高速戦闘対応型ウイングを外付けすれば、一佐のスピードを活かすに良いでしょう。」
「えぇ、それならM2X32E フォランテス をすでに用意しておりますわ。核エンジンから直結したバーニアで、ロスタイムはコンマ5秒、空中でのスピードも重力加速度9.80665m/s下で250km/hまでは十分可能です。」
同じくエリカの目も俄然輝き出す。
「なるほど。准将から聞き及んではおりましたが、なかなかやり手でいらっしゃる。シモンズ主任。」
「貴方こそ。ハインライン大尉。」
「「フフフ✨」」と笑いあう二人の背中からオーラが立ち昇るのを、アスランの目が見逃すはずがなかった。

エリカとハインラインはその場で役割を分担する。アスランはパイロットとして、二人に注文を付ける役割となった。
「そうなると、ザラ一佐。」
エリカがアスランを呼ぶ。
「あ、はい。」
「武器としては、インフィニットジャスティスをこのように改良しておこうと思うんだけど。」
ノートPCに表示されたそれを見て、アスランは面食らった。
「あの…これってほぼ『全身刃物』じゃないですか!」
見ればいつものビームサーベル アクータラケルタ以外、脚やらフォランテスやら、いたるところにレーザー刃の赤いマークがついている。
「でも貴方、ヤマト准将と同じくらい足癖悪いし、だったら両脚にトーニトゥルス ビーム重斬脚つけておけば、貴方なら使いこなせるでしょう?ついでにフォランテスの羽根に全部ビームライザー つけましょうよ。しかも前後変換式で!」
何でデスティーを倒したとき、足で蹴り飛ばした、ということをエリカは知っているのだろうか?
それとも機体に残った傷を見ただけで、名医のようにMSの不良部分も見極められるのか?
(そういえば、カガリから主任はコーディネーターだとは聞いていたが…)
MS開発に可能な物理の数式が、全て頭の中で暗算できているとしか思えない。だが、嬉々として、PCの設計図の中に武器を仕込んでいく姿は、技術士というより趣味を拗らせた職人としか思えない。
更に
<ガーーーーーーッ!>
「そこっ!コンマ2㎜の凹凸があります。気を付けて! …全く、わずかな凹凸がスピードに影響する以上、ミクロンの誤差も許せないというのに。」
重機音に負けないハインラインの愚痴兼、早口指示の効果か、いつの間にか足元にあったどデカい機材が、どんどん組み立てられていく。
既にインフィニットジャスティスの足元は分厚い同色の装甲に覆われ、その上にチューブ状の銀色のパーツが重ねられていた。すると、
「一佐。水中での可動として、希望されるスピードはどのくらいでしょうか?」
ハインラインがタブレットの画面を叩きながら、顔も上げずにアスランに問う。
エリカとハインラインの脳内に描かれているMSの完成図は、もはや操縦者であるアスランは半分置いて行かれている気がするが。
(だったら少しでも俺の意見を通していくしかないじゃないか!)
元々好きなものはマイクロユニットだが、技術職としてもポテンシャルは高い。負けてなるものか!
「でしたら、水中、淡水・海水の浮力差と、ほぼ流れのある場所になる筈ですので動水圧を考慮に入れつつ80.99kn台で。そのために極力ボディは曲線状にして。」
「了解です。」
そう言いながら、手元のキーボードを素早く打ち込むハインライン。
「できれば『カニ』っぽく。」
「『カニ』ですか?」
「えぇ。」
アスランは念押しのように強調する。
「カニの形は動水圧に最も負荷のかからない形と言えます。魚のように薄ければそれに越したことはありませんが、流石にインフィニットジャスティスを中に入れるとなると、魚類体形にするのは無理がありますし。」
「なんと、それは奥深い!地球上の生物は侮りがたし!これは研究に一見の価値ありです。」
左目側の赤いレンズをカチャリと指先で直しながら、ハインラインは感嘆の声を上げて再び猛然とキーボードを叩く。アスランは話を続ける。
「さらに調査対象の国の近海には、海底谷があることも想定して、水深200m、1961.3kPaに耐えうるように。」
「水中環境を利用しての設定ですね。了解です。」
「水流に対応可能な武器があれば、なお助かります。この形状ではサーベルを持ってもジャスティスほど可動域が広くないので、できれば直接腕に着けるブレードがあればいいかと。」
「わかりました。」
「あと、ソナー感知を避けるためのディフューザーを。先程のフォランテスへの接合信号はオートで10秒を切るように。 フォランテスとのアンリビカルケーブルはこの位置に。これならコンマ2秒で直接インフィニットジャスティスに接続可能です。」
「流石です。」
「それから装甲の色は、海底で最も目立たない赤色で。」
「成る程。それなら中のインフィニットジャスティスとも見分けが付きませんね。」
「パージの時は―――」
「敵に隙を突かれやすいですからね。爆発したように見せた光と煙幕を外装にだけ施そうかと。」
「お願いします。」
画面に見て、的確に指示を出すアスランの横顔を見ながら、ハインラインの口角が上がる。自分の話を分かってくれるのはヤマト准将だけかと思いきや、こんな場所にこんな面白い人物が2人もいるなんて!
それに、音に聞こえしモルゲンレーテの仕事の速さと丁寧さよ!
「これなら、私の願った通りの仕事ができる!一佐、」
「は、はい。」
「今、取り付けている外装は、ザフトで開発した私の最高傑作の水中専用MSです。ですが結局、実用化の前に戦争が終結を見ましたので、実際にこうして外装だけでも組み上げるのは初めてになりますが、私は自信をもってお勧めします。 故に、型式番号はザフトのものをそのまま流用しますが、よろしいでしょうか?」
「え、えぇ。今度出向するターミナルは、元々プラントも携わっていますので、問題ないかと。」
「かしこまりました。ならばこの機体、ザラ一佐専用MSとして登録します。型式番号『ZGMF-MM07』、その名も『Z’GOK』です!」
「『ズゴック』、ですか?」
「はい!私がかつて考えた『Z.A.F.T.'God of Knight』の頭文字をとって命名したのですが、Zala's God of Knight』として新たに命名しましょう✨」
両手を広げ、朗々と読み上げるハインラインと、テンションについていけず、ぽかんと口を開けたままのアスラン。
すると
「ザラ一佐。」
隙を見てエリカが呼ぶ。こちらもワクワクしていそうだ。
「今度は何ですか…」
「インフィニットジャスティス…いいえ、新たに改装した部分もあるから、『弐式』とつけておきましょう。この弐式に着ける武器を色々用意したんだけど―――」
「両足とウイングにビームまでは聞きましたが、それ以外にも、ですか?」
「そう!今レールガンとスコルピオとビーム砲と用意したけど、あと何が欲しいかしら?」
「その前に、重量は平気なんですか?」
「もちろん!制限越えたのなら、むしろキャバリア―に積ませておいて、必要時に換装できるようにすればいいだけだし。貴方ならいくらでも使いこなせると思うから、使えそうなのどんどん入れちゃうから♪」
ノリノリのエリカ。すると今度は突然、アスランの背後で悲鳴が轟いた。
「なんと!しまった、私としたことが!!」
振り返れば、頭を抱えて崩れ落ちるハインライン。
「どうしたんですか!?」
アスランが駆け寄ると、ハインラインは四つ這いになってうなだれたまま、フルフルと震えたままの右手を上げ、人差し指だけでその場所を示す。
「ズゴックの頭の…上?」
アスランが見上げると、そこには
「あの…”角”でしょうか?」
アスランも見覚えのない白い角を見て、ハインラインは嘆いた。
「水圧にも負けない、美しい流線形にするつもりが、あの角が!あの角だけがどうにも収まってくれない!!!」
「はぁ。」
動作確認の試乗者だろうか。ズゴックの大きな鍵爪で、頭の上の角をチョイチョイと突いている。
どうにも事前にキラから聞いていたインフィニットジャスティスの全長を見越して、ハインラインが持ち込んだ外装のズゴックの大きさが合わず、あの部分だけはみ出てしまうらしい。
嘆くハインラインが、縋るようにアスランに食って掛かる。
「どうしてあんな角が、あそこにあるんですか!?」
「と、言われましても…」
インフィニットジャスティスの時は、確かにあの角はなかったはず。となると付けたのは―――
「どうしても付けたかったのよ。折角の武装だから、あそこにもビーム付けようかと思って♪」
「シモンズ主任…」
アスランがため息交じりにその名を呼ぶと、今度はハインラインが彼女に向かって絶叫する。
「あれは何とかならんのですかっ!?あれがあることで、0.38の水流抵抗が出発生し、そうすると80.99kn、つまりは150km/hを目指していたスピードが、時間にして1.8秒/㎞の遅れが出てしまう!!」
だがエリカは挑発するように言った。
「あら、その遅れをどうにかして見せるのが、開発部の技術者じゃなくて?」
「ぐぬっ!」
心理を突かれたハインラインが悔し気に息を吞む。だが時間にしてわずか7秒で彼は立ち上がった。
「わかりました。そこまでおっしゃるなら、あの角を含めたズゴックの全身抵抗を算出し、水中でのバーニアをより強化させて見せましょう!」
そう言うが早いか、ズゴックに走り出すハインライン。
その背中を唖然と見送るアスランの肩を、チョイチョイと笑顔で突くエリカ。
「ザラ一佐、ちなみにあの『MA-F2002 スピッツェシュヴァート ビームホーン』はね、可動させるとビーム放出量が最大になるから、稼動中は他のビームライザーとかは使えなくなるおまけ付きなので、そこのところよろしくね!」


***


「―――と、いうわけだ。」
「というわけ、じゃないだろう!お前らウチの地下で、一体何やらかしているんだよ!?」
アスランがズゴックを前に説明する横で、カガリが思いっきり悲鳴にも似た叫び声をあげる。
ただでさえ核エンジンを搭載しているインフィニットジャスティス弐式が隠れるほどの装甲を付けたとはいえ、

 ・対装甲斬牙爪×2
・重粒子力線砲(メガ粒子砲) ×2
・頭部ミサイル
M2X32E フォランテス用武装として
・MA-M50E3F 高エネルギー長射程ビーム砲×2
・AIM-1913D 自律中距離空対空ミサイル スコルピオ×2
・MA-R259 ビームライザー×4

「ミノフスキー粒子もないのにメガ粒子砲ってなんだよ!? オマケにキャバリア―にミラージュコロイド付けてドッキングさせて『アメイジング・ズゴック』だと!?」
もはやユニウス条約どころか、加盟してなくとも、やっちゃいけない装備の集合体としか言いようがない機体を前に、カガリががっくりと膝を折る。
「カガリ…」
アスランがそっと慰める様にカガリの背を撫ぜる。
「大丈夫だ。潜入調査に最も適したMSを形にした結果、こういう状態になっただけだから。」
「いや、なっただけ、と言われても…」
アスハ家私邸の地下ドッグにずらり並んでいるMSを、カガリは改めて見上げると

・ストライクフリーダム(※新型が来るのでキラが置いていった。)
・デスティニーガンダム(※先の大戦での拾い物。シンがコンパス加入時のどさくさに紛れてオーブに持ち帰った。)
・インパルスガンダム(※上に同じくルナマリアの、以下同文)

これを見ただけでも卒倒ものだというのに、加えて

・一機だけ微妙なシルエットのインジャ弐式inズゴック(※インジャの、特に肩の部分は、一体どうやってあの中に入れられたんだろう?脚もがに股というか、インジャが無理矢理リーメンビューゲル着けられたみたいだ💧)

「…。」
カガリは項垂れ、もはや言葉も出ない。
確かにアスランは、目的さえ果たせれば、あまり自分の機体にこだわりは持たないタイプだ。
それは分かるのだが
「それに、見てくれ。」
アスランに促されてカガリが顔を上げる。するとオートで動かしているのか、ズゴックが鍵爪を
<チョキン、チョキン!>
「あの無人島で見た、カニみたいで可愛いじゃないか!まさしく、俺たちを象徴する機体だ。だからこそ、リモート操縦込みで、俺と君しか操縦できないシステムにしたんだ!」
少し頬を紅潮させるアスランの今の気分を代弁しているのか、シャカシャカと得意気にカガリに向かってポージングするズゴック。
そして、改めて満足げに見上げる技術者+パイロットの3人。

(駄目だ。アスランまで毒されてる💧)

カガリは思った。
これ以上、技術者(特にキラと、ラミアス大佐と、マードック軍曹)はこの地下に来させないようにしようと。


一方その頃、ミレニアム内機体格納庫にて、キラがパソコンを前に一人呟いていた。
「大量破壊兵器を破壊するなら、それ以上の破壊兵器を作るってなると、きりがないし、どうしたら…そうだ!だったら全部黙らせればいいんだ!なら全機能停止にさせる電撃を放つ『プラウドディフェンダー』(※傲慢サンダー)と、原子レベルで壊せる『ディスラプター』(※傲慢ビーム)を作ろう!ハインラインさんが帰ってきたら、さっそく取り掛からないと。ラクスも喜んでくれるかな♪ あ、試験使用で上手くいったら、アスランとシンにも作ってあげよう。勿論、製作費はモルゲンレーテ持ちでv」

↑双子姉、時すでに遅し!Σ( ̄口 ̄;)


・・・Fin。


PS:そして、ラクス救出のためにズゴックをリモート操作することとなったカガリ。アルテミス要塞内で暴れまくりながら一言。
「うん、可愛いじゃないか。カニみたいでv」←結局、気に入ったらしい。

めでたしめでたし♥


====


なんか急に書きなぐってみました、『ズゴック誕生秘話♥』
いえ、今インジャ弐式のプラモを組みたて途中なんですが、プラモの解説書によりますと、インジャ弐式は「カガリの依頼で、エリカが改修した」らしいので、きっとエリカさんがノリノリで「ザラ一佐ならこのくらい付けても使いこなすでしょ♪」な感じで作ったのかな、と。
で、対するズゴックの方ですが、型式番号がザフトのものなんですよね。一体これをどうして外装にできたのか。
フリーダムやジャスティスを設計して作ったのはハインラインさんだということは公式で判明しているので、だったらハインラインさんがザフトからガワだけ持ってきたと考えると自然だな、と( ̄▽ ̄)
オーブの秘密ドッグに、本来ハインラインさんはお招きはできないでしょうけど、同人だしギャグだしwてなことで、一緒に作ってもらいました。
エリカさんとハインラインさんが話が合ったら、ものすごい物作りそうですね!ここにキラとマリューさん(G開発技術者だった)も加わると、とんでもなくなりそうです。アスランはここでは出張ってませんけど、キラと一緒なら絶対なんかやりだしそう(苦笑)メイリンも加わったら、どこまで電子戦装備になるのか。

・・・アスハ家の地下が、とんでもワールドになっていそうで、カガリがきっと泣きそうです( ;∀;)
核が飛び交うCEですが、そこそこにしてあげてください。<(_ _)>

なんか『彼の秘密シリーズ』っぽくなりましたな(笑) かもしたの書くのなんてこんなもんです┐(´∀`)┌ヤレヤレ
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インジャ弐式、始めました。&2024夏の新番組⑦

2024年07月18日 21時01分17秒 | アニメ
梅雨明け宣言が出て、猶更外出したくないかもしたは、ようやく新番組チェックも落ち着いたので、ちまちまとHGインジャ弐式を組み立ててます。
マイフリはシール貼りが難儀(老眼なもので💧)しましたが、一応組み上げは無事完了。
インジャ弐式はどうかな~と思っているのですが、値段がマイフリよりややお高い(100円だけどね!)ので、ちょっとばかりパーツが多くって大変なのかな?と思いつつ、ちょこちょこ始めてみました。

先ずはやっぱり頭部から。
これ組むだけで、20分…💧
いえ、このシールもなんですが、問題は「トサカッター」こと「ビームホーン」の部分ですよ。設計図があるんですが、意味するところがいまいちわからなくって。以前「マツコの知らない世界」で、こういった「取説専門のデザイナーさん」がいるのは知っていましたが、なかなか説明難しいですよね^^;
ようやく角の部分が自由に前後動くようになって、よかった♥
…というか、この角、前には倒れるけど後ろには倒れない。つまり「ズゴックの頭の溝は、この角の収納に使うものではなかったのか!?(゚Д゚;)」という疑問が生じました。劇場版見たときは、「あの後ろの溝に、角を格納できるんじゃないのか?でなきゃ空気や水の抵抗が…」と思っていたのですが。確かに「大河原御大(メカデザ)が意地でも角だけ出してきた!」「この角だけは絶対収納させない!」という最後の抵抗(笑)が伝わってきましたw

そして次は胴体。
これはたいして時間はかからず10分程度。ただ、「<パチン!>というまでしっかり入れてください」と書いてある部分が、かなり硬くて大変でした💦
そして、腕と肩の部分。
これも10分程度でクリアできたんですが、この肩の部分がどうやってズゴックの中に収納されたのか、作っていると本当に謎感が(苦笑)
ちゃんと『収納の仕方』を研究された上で図解説明していらっしゃった方がいるそうですが、科学的な突っ込みはしない方がいい箇所だと、つくづくわかります。(ーbー)ナイショ…

そして腰と脚部ですね。
これはやっぱり20分くらいは時間がかかりました。
何といっても、あの脚ナイフ(笑)つける部分が小さい部品で、ピンセット使わないと素手ではかなり難しい(ーー;)地道に乗せたのに、はめ込もうとするとポロっと落ちたりするので、ヽ(`Д´)ノウキィーーーッ!!て、なりそうでした💦

ここまでくればあとは全部合体させて―――
本体部分、完成!( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ
やっぱり突っ立っているだけだと面白くないので、先日通販でアクションボード買いました。なかなかNo.7が売っていないので、某電気屋の取り寄せ通販でお願いしましたよ♪

とりあえず今日は本体まで。
Xウィングの部分は、また後日作ってみようと思います。(`・ω・´)ゞ
でも作ってみた感じ、マイフリよりはあんまり大変じゃなかった気が。マイフリは細かいパーツが多い上に、シールを張る部分が多いので、それで手間取っちゃうんでしょうね。
これ見ると、やっぱりズゴック欲しくなるな~ww

***

そして、まだ最後に残っていた新番組の感想です。
『戦国妖狐 千魔混沌編』:漫画原作アニメで、一期前に「世直し兄弟編」が放送されましたが、その続編です。
断怪衆総本山での戦いの後、真介と千夜は人間と闇が共生している村で闇の古苔の家に同居させてもらっていた。千夜はすべての記憶を失っていたが、真介は千夜を普通の子供として生きさせたいと望み、村で友達を作るように、といって千夜を放り出す。幾人かの男の子と知り合いになる中、チャンバラごっこで、月湖という少女と出会う。彼女は言葉は少ないが、チャンバラは一番強い。そんなみんなと付き合い、少しずつ千夜も馴染んでいく。だがある日、闇の集団が夜に紛れて千夜たち村の子供を拉致し、百鬼夜行を計画。その腹ごしらえとして子供たちを食おうとしていた。その瞬間、千夜に融合された千体の闇たちが目覚め、仲間を救おうとする。そこに真介が現れ、彼の力も加えてなんとかこの場をしのぐ。しかし、村に鬼が 現れ人々を襲い始める。千夜も彼の中の闇たちの力で応戦するが、その際誤って月湖の父を斬ってしまう。更に鬼の放つ火を防いだことで、村の家々が燃えてしまう。鬼は倒せたものの、村に居られない千夜と真介は村を出る。しかし、子供たちからは感謝され、更に親を亡くした月湖も二人と共に旅立つことになった―――という第1話でした。
第1部の時から数年経った後の話のようですね。真介が大人になっていて、頼りがいがありそう! と思ったら、飲んだくれて大事なときに役にたってない!・゜・(つД`)・゜・
今回の主役は千夜のようですが、迅火とたまの兄弟はどこで何をしているんでしょう? 真介の様子から、二人を探す旅のようですが。とりあえず話を追ってみようと思います。
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二人で一緒に#24視聴しよう♥

2024年07月17日 15時01分04秒 | アニメ
昨日のMXリマスターは24話でした♥
家にBlu-rayもDVDもあるし、録画保存もしてあるのに、なんでリアタイで見ようとするとドキドキ💓してしまうのかw

ということで、今回はかどきゃらにオーディオコメンタリーしてもらいました。
カガリ「これは私が投げ飛ばされて、馬乗りになって押さえつけられた時だな。」
アスラン「いや、あの時は本当に俺たちと同じ少年兵だと思って…💦」
カガリ「本当にキラといい、私は男にしか見られなかったんだな。」
アスラン「ちゃんとよく見れば女の子ってわかる!でもこの時は命のやり取りしてる真っ最中だったんだぞ!?」
カガリ「ま、いいさ。この後はいろいろ世話になったことだしな。」


アスラン「まさか縛られているのに大人しくできないなんて、本当にどんな奴だよ?って思ったな(笑)」
カガリ「っ!/// 少しでも動けるなら、状況を見て脱出できる術を見つけるのが兵士ってもんだろ?」
アスラン「力量さがわからない程度の相手なら、放っておいてもいいかと思ったんだが。まさか海に落ちた挙句に偉そうに「助けろよ!」なんて言ってくると思わなくって(苦笑)」
カガリ「わ、悪かったなっ///💦」


カガリ「それにしても、カニがそんなに面白かったのか?」
アスラン「いや、だって戦場である以上は命のやり取りをしている緊迫な場面だったはずなのに、そんなことに関わらず、ひょっこり現れて、堂々と逃げていくのを見たら、まるでこの時にカガリみたいで(笑)」
カガリ「何だと!?(# ゚Д゚)」
アスラン「失敬(笑)。でも俺がこの戦争に参加して、初めて心から笑った瞬間だったな。それに、綺麗だと思った。」
カガリ「綺麗?あ、地球の自然がか?」
アスラン「あ…うん、そうだな///(※じっと強気に見つめてくる君の瞳が凄く真っすぐで綺麗だったから、思わず見惚れた…というのは言わないでおこう。)」

ここから3年後のアスカガのかどきゃら。
カガリ「…破廉恥だな。」
アスラン「君がいきなり脱ぐから💦」
カガリ「この後、お前がこけたの見て思った。」
アスラン「どういう風に?」
カガリ「ザフトの赤服でも、やっぱり普通の男の子なんだなってw」
アスラン「…(弁解の余地なし)」
カガリ「でも、そう思ったら、段々考える様になってきたんだ。「なんで戦争をやっているんだろう」って。」

カガリ「こうして食料も毛布も分けてもらって。最初は「敵」としか思っていなかったけど、お前のことが「敵の兵士」じゃなく「一人の人間」に思えてきたんだよ。」
アスラン「俺もだ。みんな戦場で緊張感の中、笑い方さえ忘れていたのに、君があまりにも活き活きしていて。つられて俺もあんなに素直に笑ったり怒ったりできたんだ。そう思ったら、もう君は「敵」じゃなかった。」
カガリ「やっぱり「一人の人間」として、こんな風に話し合えるのに、なぜ戦わなきゃいけないのか?って思ったのか?」
アスラン「それもあるが…それ以上に」
カガリ「何だよ?」
アスラン「いや。(多分、もうこの時から、きっと俺は君に惹かれていたんだって、今ならわかる)」

アスラン「キラも相当焦っていたみたいだな。」
カガリ「うん、キラにもフラガ大佐にも、心配かけて本当に悪かったって思った。おかげで今の私は、落ち着いて物事を見られるようになったぞ。」
アスラン「確かに、今回のファウンデーション、いやアコードとの戦いは、カガリのフォローは凄かったよ。」
カガリ「お前が常にいい情報と助言をくれたからな。流石だよ。メイリンもだ。」


カガリ「ていうか、本当に敵の前で寝ちゃうとは思わなかったぞ?(苦笑)」
アスラン「いや、だからあの時は休む間もなく移動で💦 …でも今ならわかる。カガリだったから安心できたんだ。」
カガリ「自由に動ける敵を目の前に寝るなんて、私は本当に舐められているとしか思えなかったな。」
アスラン「舐めているんじゃないよ。本心を言い合えて、素直になれたのは、本当にキラ以外、カガリが初めてだったんだ。そうしたら安心できた。」
カガリ「そうなのか?」
カガリ「この後お前の銃を奪ったのに?」
アスラン「この時は俺も油断したと反省したよ。戦いの最中だということを忘れて。でも君は「お前を傷つけるつもりはない」って叫んでくれた時、ちゃんと対話すれば、ナチュラルもコーディネーターも分かり合えるんじゃないかって思いも残っていた。だから、あんなふうにオープンボルトの銃を投げちゃったんだろ?」
カガリ「それは済まなかったってば💧」

カガリ「…破廉恥その2、だな。」
アスラン「いや、だからさっきまで命のやり取りしていたから、必死で気づかなかっただけで…すまない💧」

カガリ「これは翌朝だな。」
アスラン「救援が双方から来てよかったよ。でなきゃこの島に君一人置いていくのは忍びなかったし。」
カガリ「本当にお前は優しいよな。この頃の私に言わせれば「甘い」って言っただろうけど(苦笑) 一流のパイロットだけど、戦争に向かない性格だって、後々までずっと思っていた。」
アスラン「確かに、戦いは嫌いだ。でも守りたい人がいる以上、俺はこの手に銃をとるよ。」
カガリ「世界中がこうして、私たちみたいに分かり合えればいいんだが…」
アスラン「人間は一人一人違う考えを持つからな。完全に戦いを無くすのは難しいけれど。」
カガリ「まぁ、それでも精々足掻いて見せるさ!」

アスラン「キラが迎えに来たときは、こんなに笑顔だったんだ。ふーん…」
カガリ「だって仕方ないだろう?この時は味方はキラしかいなかったんだから。」
アスラン「今の俺にも見せてくれたって良かったんじゃないか?」
カガリ「お前が私で「破廉恥妄想」しなかったらな。」
アスラン「だから、アレは作戦で―――💦」
カガリ「一体何の妄想したんだよ!?」
アスラン「さぁ?どうだったかな。(笑)」
カガリ「すっとぼけるなぁっ!!」

***

ということで、昨夜は『二人だけの戦争』を見て、(*´Д`)ハァハァしておりました♥
やっぱりアスカガの原点ですから、この回は尊いです✨
ちなみに、アスランはいつカガリに惹かれていたのか、というのが、たまに5ちゃんとかで話題になっていて、大方「#24で脳焼かれている」という意見が多数でしたね。
はっきりと好意を寄せているのがわかったのは#43の抱き着き事件(笑)ですが、アスランが「キラ」以外の言葉を発せたのか!(笑)って思ったのもこの回ですし、何と言っても婚約者のラクスにさえ、何とか微笑んで見せるのが精一杯だったのが、カガリの前だと百面相でしたもんねw この時から多分落ちていたんだろうな。カニ様様です(ー人ー)✨
カガリは多分#48でキスされるまでは「一人の男」としてみてはいなかったと思います。「なんか危なっかしいやつ(メンタルが)」で、キラと同じくらいの感覚だったのでは、と。監督曰く「好き避け」だそうですが、キラは本能で双子だと感じていたらしいので、それで抱き着いちゃう方に一票です。どっちもカガリに手を伸ばしたら、多分カガリは双方受け止めると思います。#39の時みたいに。

ともかく、FREEDOMで安泰のアスカガですが、それでもやっぱり原点は面白い!むしろFREEDOMを見た後だから「あぁ、あの時こういう態度やセリフだったのね。」みたいに解像度が上がって、無印や運命を見直すのも面白いです。
プラモ作り終わったら、またBlu-ray一気見しようかなw
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お読みくださってありがとうございます<(_ _)>&2024夏の新番組⑥

2024年07月15日 21時40分43秒 | アニメ
一昨日、こちらと支部の方にUPいたしました『ダンスは下手に踊れない』が、支部のランキングに入ったそうです。
皆様、貴重な3連休のお時間を割いてくださり、ありがとうございました!<(_ _)>×100!
こうしてみますと、やはりちょっとアクションが入った方が、盛り上がるようですね。とはいっても、アクションらしいアクションの描写は殆どないんですが^^;キラ君が頑張ってくれたおかげですね☆
これ書いて「狙撃なら一発で決めないと」とか、ド素人の蘊蓄垂れていましたら、翌日海外の某方の演説中に、本当に狙撃事件があって、びっくりしましたよ(゚Д゚;)
一発銃声がして、当てそこなったら、速攻SPがガードに入りましたもんね。
いずれにしても、亡くなられた方がいらっしゃるので、シャレにならないですが、本当に銃は規制しないと。つくづくそう実感しました。
日本でも昨年狙撃事件がありましたから、もう国内でも安全とはいいがたいですしね。
そんな3連休のかもしたは、初日に受診に行った以外は、ずっと家でゴロゴロしてました。安全といえば安全ですが、まさしく不健康です(苦笑)
そういえば、明日のMXリマスターは「#24 二人だけの戦争」です♥ 見ねば!

さて、7月も半ば。流石にもう終わりかと思ったら、まだまだ始まる夏の新番組です。
『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
かつて人類と敵対した悪魔族、蛮神族、聖霊族、幻獣族と人類が戦った『五種族大戦』。預言者シドが4種族を封印した『墓所』の封印を守る人類庇護庁。主人公のカイは同僚のアシュランとサキと共に悪魔族の墓所を監視していた。100年以上の平和が続き、同僚たちも監視に手を抜くほどだったが、カイだけは真面目に任務をこなしていた。そんな中、カイは仲間で昇進を果たしたジャンヌへのお祝いを兼ねて買い物に行っていたが、その途中いきなり空間が歪み、カイはその歪みの中に吸い込まれていく。気づくとそこは街はすでに崩壊し、悪魔が跋扈していた。悪魔相手に戦い抜いたカイだが、言葉をしゃべる悪魔と対峙したとき、救出に駆け付けた人物がいた。それはサキとアシュランだったが、二人はカイのことを知らず、しかもこの世界は悪魔族に人類が負けていた。更にジャンヌは男としてウルザ地区人類軍の指導者となっていた。彼女もカイのことを全く覚えておらず、カイが調べると、この世界ではシドとカイだけが存在しない世界だった。この世界を知るために、カイが墓所に向かうと、墓所の封印扉が開いており、中には預言者シドの使った剣があった。それを手に取ると、カイは違う空間に飛ばされ、そこには羽の生えた少女が捕らわれており、カイに助けを求めていた―――という第1話でした。
突然別世界に飛ばされただけでなく、親しい人たちが皆自分のことを知らないという。全く見知らぬ人たちの中に放り込まれるより、もっと心に受けるダメージが大きすぎます💦 全くの異次元ではなく、人間が負けた世界、というパラレルワールド・平行世界に、歪みたいなものが生じてそこに吸い込まれた、と言ったほうがいいのかも。メインはアクションだと思いますが、第1話を見る限り、キャラデザも綺麗で描き込みもなかなかしっかりしていたので、作品のクオリティーは高そうで楽しみです。
『ATRI -My Dear Moments-』:ノベルゲーム原案のアニメ化作品です。
主人公の学生:斑鳩夏生は、幼い時の事故により片足を失い義足で生活している。そんな彼を取り巻く世界は、原因不明の海面上昇により、かつての街は殆ど水没していた。彼を親代わりに育ててくれた祖母が亡くなり、夏生には祖母が持っていた潜水艦と借金が残されることになる。借金を返すために、サルベージ屋のキャサリンの誘いで、祖母の遺産を探すことになった夏生は、海底の倉庫で見つけたのは、カプセルの中にある人間と見粉うアンドロイドを見つける。停止していると思われたアンドロイドは突如として目を覚ます。引き上げたそれは砕けた言葉で会話する人間の少女そっくりだった。その名をアトリと教えた彼女は、市場価値を見てもらうと、第2世代の最新型だったがリコール品でもあった。それなりの値段で取引が可能であったため、キャサリンは直ぐにアトリを売ろうとする。しかしアトリは「夏生の祖母から受けた命令を果たすまで、待って欲しい」とのこと。しかしそれが何か思い出せないまま、キャサリンに連れ帰られるアトリ。夏生はアトリを売ることをためらうが、既にキャサリンが連れ帰っている途中。義足では追いかけられず、あきらめかけた夏生が次の日の朝目が覚めると、目の前にアトリがいた―――という第1話でした。
ノベルゲームというのは拝見したこともプレイしたことも無いのですが、RPGみたいに話が分岐していくものなのかな?昔の「ときメモ」みたいな感じでしょうかね。多分ゲーム上では、夏生君の選び方によってアトリとの関係が変わってくるのだと思います。ストーリー上としては、メインヒロインとなるこのアンドロイドに人生を救われていく方向性になるのか。まだ話の主軸が掴めないですが、とりあえず続けて見てみようと思います。
『負けヒロインが多すぎる!』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
主人公の高校生:温水和彦は、どちらかというとクラスではモブのような存在。そんな彼がある日喫茶店で本を読んでいると、偶然クラスの人気女子:八奈見杏菜が幼馴染の男子生徒に振られている現場を目撃してしまう。男子が帰った後、そのストローでコーヒーを飲もうとしている彼女と目が合ってしまい、以降、杏菜に目を付けられる。飲食代を立て替えることとなった和彦は、お金で返せない分は、毎日弁当を作って来るという約束をしてしまう。しかしその弁当は毎回「ご飯を詰めただけ」「コンビニのサンドイッチを詰めただけ」というどうにも残念なもの。振られるべくして振られた感じのある負けヒロインの杏菜だが、屋上で一人涙する杏菜を美しく思う和彦だった―――という第1話でした。
負けヒロイン・・・どんなに可愛くても、どこか残念な部分があって、傍から見ても振られ続けるヒロイン。それは悲しい(ノД`)・゜・。 でもそういった本性すら受け止めてくれる相手を見つけてこそ、恋愛が成立していくと思いますが、まだ高校生では目の前のリアルが全てですよね。負けヒロインが多すぎる、ということですので、これからどんどん振られまくるヒロインが登場し、彼女らのフォローを和彦君がしていくのだろうか・・・それは大変です(精神的に)。タフでないとできませんな( ̄▽ ̄) 頑張れ和彦!(笑)
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