昨日は中秋の名月で久しぶりの満月だったらしいですが、かもしたの生息域はあいにく雲が多く、ほんのちょっとだけお月様が顔出してくれただけでした。ススキもなかったしねー。毎年取りに行くんですが、この暑さのせいか、みんな雄花開いちゃっていて・・・
結局うさぎのお団子食べただけで終わってしまった気が。毎年そうですけど(笑)
こちらもあっという間に過ぎゆく最終回チェックと新番組です!
『はたらく魔王さま!!』:ラノベ原作のアニメ化作品2期目でした。
アルスラムスがやってきて真奥と恵美の周りもさらに賑やかになってきたが、大天使ガブリエルが「恵美の父親が生きている」と告げたことから物語は急変。エンテイスラがこの世界を窮地に追いやっていると知った恵美は、父の足跡を追うために故郷に一時帰還する。しかしアラスラムスの聖法気を察知されオルバにより軟禁されてしまう。父の麦畑を質に取られた彼女は主戦派悪魔達との戦いに否応なく駆り出され、悪魔たちの命が失われることで精神を疲弊させていく。一方の真奥はバイト先のデリバリー事業への参加の為免許の取得に挑むが、その試験会場でアラスラムスの姉妹であるアシエスアーラと恵美の父と遭遇。天界勢力と主戦派悪魔達が笹幡北高校に襲来した際、アラスラムスの姉妹たるイェソドの化身であるアシエスアーラと融合を果たし、恵美と同じく聖剣を扱えるようになる。その後、恵美と芦屋の救助のために鈴乃と共にエンテイスラに旅立つが、アシエスが持つ聖法気と自身の魔力の反作用により悪魔の姿に戻れず、アシエスとの融合不全という状況に陥いってしまう。しかしアシエスが魔力寄りのイェソドの欠片を取り込んだことにより力を取り戻し、芦屋と恵美と合流。再度聖剣を顕現させ、天使達を圧倒的な力で撃滅。無事にエンテイスラに平穏を取り戻し、全員日本に戻ると狭いアパートの真奥の部屋で楽しく食卓を囲むのだった―――というストーリーでした。
今回の主役は恵美でしたね。父親を盾に取られ、身動き取れない中、魔王はマイペースで免許取りに行ったりしていましたが、天使たちがちーちゃんにまで魔の手を伸ばしてきましたので、こうなると流石の魔王も動かなくてはならなくなりました。でも魔王と言いつつ、本当に情に厚い性格なので、何のかんの言って恵美親子を助けるんだろうな、と思っていたら案の定(笑) もう勇者も魔王も関係なく、今の暮らしを脅かすものが敵という、とってもシンプルな考え方。なので物語の根幹も非常にわかりやすいです。今の赤貧生活も楽しんでいるくらいですから、魔王という役割よりも庶民の方が気に入っていそう。狭いながらも楽しい我が家♪ めでたしめでたしv・・・と思いましたが、真奥さん、「免許は取れたんですか!?( ゚Д゚)」 でないと念願のデリバリー担当ができなくなるぞ!!(エンテイスラよりそっちが心配💦)
『スパイ教室』:こちらもラノベ原作のアニメ化作品で、1クール間を開けてに二クール目でした。
「屍」の暗殺任務達成後、クラウスはティア・モニカ・アネット・エルナを任務に派遣。仕事を終えて4人は共和国南端の歓楽地で休暇を満喫していた。そんな4人の前に、アネットの母親を名乗る女性マティルダが現れる。再会を喜ぶ一方でマティルダが盗難被害に遭っていたことを知った4人は、旅行客を狙った犯罪者集団からマティルダの仕事道具を奪還するが、モニカはマティルダがガルガド帝国のスパイであることを突き止める。アネットを案じたティアは、マティルダの身柄を陸軍に引き渡そうとするモニカを説得し、マティルダに逃亡の援助を申し出る。一方、ティアたちの失踪を受けたクラウスはリリィを連れて捜索に向かい、潜伏した帝国のスパイを捕縛すべく陸軍が歓楽地に包囲網を敷いたことを知る。ティアたちの動向を察したクラウスは帝国側の救援の可能性を警戒する中で、帝国のスパイにして「蛇」の一員であるスナイパー「白蜘蛛」と遭遇し、取り逃がしながらも「蛇」の情報を掴むことに成功する。歓楽地の港では、モニカが陽動となって陸軍と交戦している隙に他の3人が目的のコンテナ船でマティルダを密航させる。ティアはマティルダの残忍な本性に勘付きながらも手玉に取られ逃亡を許してしまうが、すでにマティルダの本性を見抜いていたアネットは、自分たちが取り返した仕事道具で殺人を犯したマティルダを陸軍に引き渡せば「灯」のスキャンダルになることを懸念し、マティルダを謀殺する。再び全員が集まった「灯」は、捕縛した「屍」から「蛇」のメンバーの1人紫蟻がムザイア合衆国の都市ミータリオに潜伏していることを突き止める。任務に向けてほかの少女たちが士気を高めている一方で、前線に立つクラウスに代わりチームの指揮を取ることになったティアは、先の任務で自信を喪失していた。ミータリオに潜入した「灯」は、紫蟻の差し向けた《働き蟻》によって追い詰められるが、ティアが仲間からもたらされた情報により、憧れだった「焔」のボス紅炉の遺志を知って自信を取り戻し、任務に同行させていた屍ことローランドを交渉によって味方につけたことで窮地を脱する。クラウスは「働き蟻」の精鋭である将軍蟻との戦いに勝利し、紫蟻を拘束する。そしてティアは自分のことを信じてくれた紅炉の想いに感謝し、「灯」メンバーを一人前と見なしたクラウスは、役目を終えようとするが、既に教師と生徒ではなく「チーム」であると諭され、再び「灯」はクラウスを指導者として一丸となるのだった―――というストーリーでした。
今回は上記4名、特にティアが中心となったストーリーでしたが、見ていて一番スパイの適性がなさそうなのがティアな気がしたので、果たして彼女がどう自分の力を開花させるか、というところに着目でした。正直、先ず人を疑って見聞きする客観的な視点を持つことができず、感情というか人として当たり前に思う&感じることを優先するティアの行動はスパイには不向きですね。アネットの方が余程人を信用していない。でも逆に言えば敵に対してではなく、チームのメンタリティーを保つには必要な存在かも。ずっと人を疑い続けていれば、やがて自身の考察全てが疑わしいものとなって、究極に行けば自己精神崩壊にも繋がりかねないです。プロのスパイとして自立できたクラウスたちは、もうそのあたりをコントロールできるでしょうが、まだ多感な少女たちにそれをやれというのはどこかに無理が生じます。モニカもその一人。完璧なスパイの技量は持っているのに、やはりどこかに自信を失いかけると脆くなる。そこを救っているのがティアの存在なんだなと。外に向かうだけでなく、内に向かってくるものへの精神的な支え。今回はそんなティアが劣等感に苛まれながら自分の役割を自覚できたので、見ていてよかったです。
『聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公はサラリーマンだったが仕事中に銃撃に遭い死亡、転生する。転生した世界では15歳のルシエルで、治癒士の力を持っていた。この力のお陰で街への出入りは自由(治癒士に与えられた特権)となり、余計ないざこざに巻き込まれたくないルシエルだったが、討伐から戻ってきた戦士たちが傷ついているのを見て治癒の能力を発揮する。しかし体力も魔力も少ないため、倒れてしまう。それを保護してくれた冒険者ギルドのブロドがルシエルの世話を引き受け、ルシエルは体術と魔力の増強のための訓練を行うこととなる。そこで厳しい体術と戦闘訓練に加え、魔力増強に繋がるという「物体X」という強烈な飲み物も飲むことを強要される。しかしルシエルはそれをこなし、ドMゾンビと呼ばれながらも耐え抜いたお陰で体力魔力が増え、練習がてら格安で誰にも治療を行っていたところ、高額な治療費を請求していた治癒院のボタクーリの計略でルシエルを冒険者ギルドから引き離すため、聖シュルール教会本部に「ルシエルに営業妨害されている」と嘘の手紙を送り、その結果ルシエルは教会本部へ召喚される。本部から名を受けたルシエルは治癒士ギルド本部地下のダンジョンでアンデッドを討伐する任務に就く。そこで多数のアンデッドを討伐しているのだが、何故かレベルが1から上がらない。そこでも物体Xを飲み、安い治療費で治癒を施す彼を、人々は聖変様と呼ぶようになる。地下ダンジョンでは50回まで潜ったものの、大ボスではなく捕らえられていたドラゴンがおり、それを救出。そしてレベルが1から全く上がらなかったのは物体Xのせいだったことが判明知する―――というストーリーでした。
おなじみサラリーマンが事故や事件に巻き込まれて転生という、なろう系お約束作品でした。リーマン・・・こんな目にばかりあって、日本の経済大丈夫なのか(ー△ー;) それはともかく、レベル低いのに何故か強くて自覚のない勇者レベル。なので欲がないのもなろう系主人公の特徴ですね。今回の主人公は治癒能力に長けた存在でしたが、治癒よりバトルしているほうが多かった気がします。それはそれでいいのですが、見ていて気になったのは作画が・・・💧なんというか、よく絵を描ける人でも「漫画を描くと上手い人と下手な人がいる」あの感じですね。漫画だと静止画ですが、それでも次の動きにつながるような躍動感がある上手い作品と、全くの静止画で動きがフリーズして見える作品。特にアニメになると小説なら「行間を読む」というのがありますが、漫画も「コマとコマの間の動き」を描けていると見やすいんですが、この作品は全部停止している・・・特に複数人で会話すると、自然なら話している人物の方にみんな視線や顔を向けるのですが、この作品は4人で会話していても、一人が対面で聴いてても動きが全くなし。他の二人は微動だにせず、視線が全然話している人の方を向かない・・・ものすごく不自然(==;) そしてこれは脚本の問題だと思いますが、それこそ行間を動画で描いて欲しいのに、全く描き起こしさせず、主人公が話して終了。戦っている場面の静止画すらない。なので展開が一足飛びという、ナレ〇に近い状態が毎回毎回続くので、愛眼にした意味があったのか?とかなり厳しめに見ていました。時間不足で進行が間に合わないと踏んだのかもしれませんが、できたらもうちょっと動いて欲しかったです。
『彼女お借りします』:漫画原作のアニメ化3期目でした。
女優を目指すもののオーディションに受からない千鶴。その唯一の家族である祖母:小百合の体調が思わしくない状況を見て、何とか小百合に銀幕に映る千鶴を見せたいと、和也はクライドファンディングで千鶴主演の映画を撮ることを決める。しかし闇雲に当たってみるものの、計画性が無い和也の企画に、アパートの隣の部屋の下級生:八重森みにが二人の仲を勘繰り、和也たちの力になろうと、クラファンの手続きや企画のアドバイスを送ったことで、クラファンの企画が通り、受付が開始される。PRのためにビラ配り、更に主演の千鶴の私物をオークションに出すなどして資金や注目を集め、ようやく予定金額に達し、映画研究部に撮影を依頼し、いよいよ映画撮影が始まる。そんな中でもやえが和也と千鶴を二人きりにして恋を進展させようとしたり、それを見た瑠夏が必死に和也との仲を進展させようと躍起になるなど、騒がしい中で撮影は終了。その映画の0号試写で小百合を連れて劇場までやってくるも、小百合の容体が急変し、そのまま病院へ搬送される。当初の目的であった映画を見せられなくなったことに悲しみながらも気丈に振舞う千鶴に対し、和也は黙って小百合の病室で映画の映像をプロジェクターを流す。そのおかげか小百合は意識が覚醒し、最初の10分だけではあるが目を開け映画を見る事が出来た。その中で千鶴はレンカノの事を話すかどうか苦悩していると、目を瞑ったまま意識を保つ小百合に諭され、涙ながらに小百合に自分の思いを吐露する。小百合はそのまま息を引き取り、千鶴は葬儀に追われる中、何とかして千鶴の元気を取り戻そうと和也はデートの計画を綿密に立て、千鶴をレンタルし、一日楽しませようとする。しかし最後の花火で千鶴は祖父母の面影を思い出し泣き出してしまう。それを見た和也は千鶴も完璧な存在ではないこと。そして一番好きなのは千鶴であることを自覚する。そしてようやく映画の公開。普段と変わらない千鶴に戸惑いながらも、彼女が夢をあきらめないことを知り、和也は支えることを決めるのだった―――というストーリーでした。
今回は千鶴の夢の第一歩と、唯一の肉親を亡くすという大きな物語の転換がありました。そのターニングポイントに和也が関わることで、二人の関係に変化が起きる・・・と思いつつ見ていたのですが、ある意味進展しましたね。「ただの隣に住む知り合い」からは。千鶴はまだ自覚なさそうですが、ああして人前で大泣きできたのは、和也のお陰ですし、その後千鶴が立ち直りが早かったのも同じ。秘密を知っている間柄だと言えばそれまでですが、素を隠すことがない相手、には成れましたしね。恋に発展するにはまだまだですけど。和也が頼りになればいいんですが、千鶴に想いを寄せながらも 瑠夏に迫られれば断れないし、とにかく優柔不断。強引に動く時もありますが、とにかく千鶴の顔色を伺い、一喜一憂し、成人男性にしては自分が無さすぎる💧 自分に自信がなさすぎるんですよね。今回のクラファン映画作りで彼女の夢を支える一歩に繋がりましたが、主人公にしてはひ弱すぎるので、もうちょい魅力を持てる懐の広い男に成長して欲しいものです。これでアニメは完結かな、と思ったんですが、問題女の麻美が動き始めているので、また4期があるやもしれませんね。
『AIの遺伝子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
人間と同レベルの知性、感情のある人間の脳を模倣したヒト指向型人工知能(電脳)を搭載した存在であるヒューマノイド。世界の総人口の1割に達している人間と同様に成長や体験の記憶により人格が形成され個性を持つようになり、非合理的な行動や感情的な行動をとることもある。基本的に人間と同様の容姿のボディを持ち、能力も人間と同レベルに設定されている。主人公の須堂光はこのヒューマノイド専門の医師。看護師のヒューマノイドであるリサと共に委員を運営する中、様々な患者が訪れる…基本的に一話完結の物語で構成されており、光自身の秘密も明かされる。ヒューマノイドの母親の養子として育てられ、その母親は自分の人格コピーを販売し、重罪として服役中。母親のコピー人格を探すことが彼の目的でもある。超高度AIのMICHIから母のコピーが見つかったと報告を受けて、光はリサに別れを告げ、そのコピーを求めてロビジアに向かうのだった―――というストーリーでした。
Aパート一話単位の様々なエピソードの集まったストーリーでしたが、まさにAIが活躍したその利点と問題点を浮き彫りにした作品でした。今のところAIは感情までは持たせていませんが、介護用に感情をプログラムされたAIのペットロボットが開発研究されていますし、自立型のAIも登場しているので、この作品のような懸念は絶対出てくると思います。普通の人間より処理能力が高いので、人間を超える存在になって望まぬ争いの種になったり、それこそ人格コピーして犯罪に利用される(特に金融関係とか)可能性も大きいはずです。かつて「漫画で想像できるものは、やがて現実になる」といった手塚先生のお言葉どおり、高速道路もテレビ電話も普通に今使われていますが、50年前は作られていなかったものです。なので、今こうして想像できる問題は、後々現実になると思うので、凄く勉強になりました。
『デキる猫は今日も憂鬱』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の猫:諭吉は巨大で二足歩行可能な猫。主の福澤 幸来がある日、捨て猫の子猫を拾い、諭吉と名を付け、家に連れ帰る。ところが幸来の部屋は汚部屋で仕事が忙しい幸来は、職場での評価と違い、片付けられない女だった。見かねた諭吉は「自分が生き残るため」にすくすくと大きく育ち、やがて喋れないものの人語を理解し、二足歩行するだけに留まらず、スーパーで買い物をして炊事・洗濯・掃除など福澤家のあらゆる家事をパーフェクトにこなすようになる。その為幸来は自分の面倒さえ諭吉が管理してくれるため、職場ではパーフェクトレディ✨と勘違いされることに(本人は気にしていない)。諭吉のお陰で完全に甘えている幸来に呆れながらも、諭吉は今日も家事に勤しむのだった―――というストーリーでした。
「ゆきちぃ~~~~~~~~~~~~~!!♥♥(*´Д`)めっさ可愛い!!」
いえ、家にも一匹諭吉が欲しいよぉ~~~~~~~~~~~!!💦
あんな風に「シャシャシャッw」って皮肉込めて笑われても、不愛想でも、いない時に電話の向こうから「ゴロゴロ~」ってされたら、もうたまらないじゃないですかっ!!(≧▽≦)ノ♥
実際のところ、諭吉は幸来に懐いていて、心から「幸来のために!✨」というわけではなく、「自分が死なないためには、この人間に働いてもらうしかない!💦」というので、やむを得ずやってやる、というところですが^^;でもそう言ってケケケッて笑いながらも、ちゃんと一つのベッドで幸来さんの隣に収まって寝るとか、このツンデレさもいかにも猫らしくてw ネコ好きにはたまらん作品でしたね♥ またいつか諭吉の「ゴロゴロ~」が聞きたいです♥
そしていよいよ新番組です!
『お嬢と番犬くん』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の瀬名垣 一咲は幼い時に両親が交通事故で死去。身元引受人となったのは祖父だったが、実は祖父は三代目瀬名垣組組長という家庭の事情で、一咲はクラスメイトからも距離を置かれ、友達が作れないままだった。ただ組の若頭であり一咲のお世話係となった宇藤 啓弥だけが必死に彼女の相手をしてくれた。そのため一咲は普通の学生になりたいからと、遠距離にある高校に進学を決める。しかし入学式後、クラスは既にグループができ始め、何とか加わろうと考える一咲だったが、どう声をかけていいかわからず困り果てる。そこに現れたのはなんと啓弥!年齢詐称し、祖父に断って一咲と同じ高校に入学していた。見た目やや年上に見えるものの不自然でない啓弥が一咲に関わっていることで、クラスの注目を浴びる。更に啓弥は一咲を巻き込んで、クラス委員になったり、球技大会メンバーを決めたりと一咲に青春の一コマを体験させてくれる。バレーボールに出場することとなった一咲は運動音痴なこともあり、ボールを拾うこともできなかったが、チームメイトに迷惑をかけたくない、という一心で組の若者とバレーの特訓をする。これにより一咲は球技大会で活躍する。そして何かと過保護な啓弥への恋心を自覚するのだった―――という第1話でした。
ヤクザ系の中で生きるヒロインの話は、ここ最近漫画でも作品数が多くなってきていますね。でも、流石に理想だと思いますが、どの893さんも割と面倒見がいい人が多いw しかもイケメン✨ 一咲ちゃんにとっては両親が亡くなって、幼い時に酷いトラウマを負ってしまいましたが、ここに引き取られたのは、ある意味ショック療法というか、嘆いてばかりいられない状況になってしまいましたね💦 可愛がってくれたのはよかったですが、クラスメイトからは別の意味でかわいがられて(哀💧)、距離の取り方がわからなくなってしまったのは辛いところ。啓弥さんは見事に学校までもお世話係の一念を通してくれそうですが、啓弥さんが一咲ちゃんの世界を広げてくれそう。もちろん恋心も含め、一咲ちゃんの成長と恋を見守りたいと思いますv
『葬送のフリーレン』:人気漫画原作のアニメ化作品です。
主人公のエルフ:フリーレンは魔王討伐のために10年間、勇者の人間ヒンメル・僧侶の人間ハイター・戦士でドワーフのアイゼンらと共にパーティーを汲み、遂に魔王を倒して王都に凱旋する。ヒンメルとハイターは10年間もの旅路を終えて感慨にふけっていたが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとって、その旅はきわめて短いものであった。そして、50年に一度降るという「エーラ流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束を交わしてパーティーを解散する。フリーレンは各地で魔法の収集を行いながら50年後王都に戻る。そこにはすっかり年老いたヒンメルがいた。フリーレンは、やはり年老いたハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を観賞する。まもなくヒンメルは亡くなるが、彼の葬儀でフリーレンは自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙する。寿命の違いから僅かなものにも感嘆し、楽しんでいたヒンメルを思い出し、その思い出に寄り添えなかった後悔と悲しみに困惑したフリーレンは、人間を知るためと魔法収集のために旅に出る。それから20年後、フリーレンは老い先短いハイターを訪ねる。ハイターは魔導書の解読と戦災孤児のフェルンを弟子にすることをフリーレンに依頼。4年後、フリーレンは魔導書の解読を終え、フェルンは約束の「一枚岩」を魔法でぶち抜き1人前の魔法使いとなる。ハイターを看取った2人は諸国を巡る旅に出る。魔法を収集しながらヒンメルとハイターの足跡を追うフリーレンとフェルン。10年の旅路の間に訪ねた村々を訪れ、ヒンメルが魔族から救った村で勇者を称える銅像を必死に一人守るかつての少女だった老婆。村の入り口で封印の解けそうな魔法使いをフリーレンが倒してくれるというヒンメルの言葉を信じて待っていたかつていたずらっ子だった老人。共に神聖なる朝日を見ようと特別でもなかった朝日に喜ぶフェルンを見て、ヒンメルたちの誘いを断って、共に喜ぶことができなかったことを後悔し、やはり年老いてきたドワーフのアイゼンを尋ねると、アイゼンは大魔法使いでフリーレンの師匠であるフランメの書の場所を教える。そこでフリーレンは師匠の言葉を思い出し、再び人間のことを知ろうとフェルンと共に旅立つのだった―――という初回2時間スペシャルでした。
最初この作品を知ったのは、有名な漫画家さんが「こういう視点の作品が見られるって、凄いなと思いました」と評価しているのを見て、それからでした。確かに今までの漫画もアニメも小説でも、同じ人が同じ時の流れの中で生きていて、その中で物語を紡いでいくものでしたが、過ごしていく「時間のずれ」を認識するって体験したことない作品です。斬新な時の流れ方の違いと、それによる価値観の差異、視点のずれ、・・・でも考えてみれば、これって普通に一緒にいる人にも言えることなんですよね。成長してきた過程も、価値観も、一人一人違うので、話していても合わない人っていると思います。そういう人に対し、距離を置いたり冷たくしたりってあると思うのですが、もしかしたら後々フリーレンと同じような後悔を持つかもしれません。特に今生の別れになった時、後悔しても仕切れないって事、あると思います。他者に興味なく、自分の追究したいことだけだったフリーレンが、別れを通して出会いを学ぶという、斬新な視点から紡がれる物語・・・キャラデザも描き込みも凄く綺麗ですし、カット数も凄く多いので、スタッフさんの気合が見えてきます!これは凄く楽しみです!!
『め組の大吾 救国のオレンジ』:漫画原作のアニメ化作品です。『め組の大吾』のスピンオフ作品。
主人公の斧田駿はある時、東京中の街が崩壊し、あちこちで発生した火災への対応に当たっていた。その中で倒壊したスカイツリーの中で煙の充満する中、足場も悪いはしご車で人命救助に当たるが、駿が一人をやっと救っている間に、同期の十朱大吾は煙の立ち込める中に飛び込み2名を救出して戻ってきた。危険すぎる消火救命活動に駿は苛立つが、それでも大吾は俯く被災者の顔を上げ、労っていく。その姿を見て駿は彼と出会ったときを思い出す。当時19歳の駿は、消防署員の2年目にして随一難関と言われている東京消防庁の救助選抜試験に1発合格。順風満帆だと思い込んでいたが、百戦錬磨の救助隊員の助教、山上恭介の厳しい指導の日々に疲弊していた。毎日同じ体力気力を削られる訓練の中、いつも最後まで訓練についていくことができているのは中村雪と十朱大吾だった。ある日帰りがけに大吾と恭介が話しているのを見てしまった駿は、二人の間に何かあることを察する―――という第1話でした。
「め組の大吾」の本編ではなく、スピンオフの話ですね。本編はドラマや映画になっていましたが、アニメ化はされていないのですけれど、これも独立したお話なのでこれだけでも楽しめそうです。かもしたがむかーし務めた職場の隣が消防署だったんですが、これが出動の無い限り、毎日毎日凄い訓練していて、職場周囲を何周も走った後、消防署の壁面をロープ一本で昇ったり下りたり繰り返して。真夏の暑い時でもメニュー同じだったので、相当体力のいる仕事なんだな~と常々思っていました。更にそのレスキュー隊は精鋭部隊なので、もっと厳しい訓練を重ねているんでしょうね。なので、今回この作品を見て、どれだけ過酷な仕事であるか。マッチ一本火事の元、火の取り扱いには本当に注意しないとな、と改めて思う次第であります(`・ω・´)ゞ。余談ですが友人が消防士の方と結婚しておりまして。「夜勤があるからご飯作るの美味いんだ♥」と語っていましたが、確かに一度いただきましたが美味しかったです。思いっきり「プロテイン!Σ( ̄口 ̄|||)」というメニューでしたが。結婚式の時も制服着ていましたけど、カッコいいですね✨警視庁よりも多分カッコいい♥ 友人の娘(当時5歳)は両親の結婚式を見て「王子様の衣装✨」だと思っているそうな( ̄▽ ̄)♪カワイイv