うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023夏アニメ最終回⑦&秋の新番組①

2023年09月30日 22時14分43秒 | アニメ

昨日は中秋の名月で久しぶりの満月だったらしいですが、かもしたの生息域はあいにく雲が多く、ほんのちょっとだけお月様が顔出してくれただけでした。ススキもなかったしねー。毎年取りに行くんですが、この暑さのせいか、みんな雄花開いちゃっていて・・・
結局うさぎのお団子食べただけで終わってしまった気が。毎年そうですけど(笑)
こちらもあっという間に過ぎゆく最終回チェックと新番組です!

『はたらく魔王さま!!』:ラノベ原作のアニメ化作品2期目でした。
アルスラムスがやってきて真奥と恵美の周りもさらに賑やかになってきたが、大天使ガブリエルが「恵美の父親が生きている」と告げたことから物語は急変。エンテイスラがこの世界を窮地に追いやっていると知った恵美は、父の足跡を追うために故郷に一時帰還する。しかしアラスラムスの聖法気を察知されオルバにより軟禁されてしまう。父の麦畑を質に取られた彼女は主戦派悪魔達との戦いに否応なく駆り出され、悪魔たちの命が失われることで精神を疲弊させていく。一方の真奥はバイト先のデリバリー事業への参加の為免許の取得に挑むが、その試験会場でアラスラムスの姉妹であるアシエスアーラと恵美の父と遭遇。天界勢力と主戦派悪魔達が笹幡北高校に襲来した際、アラスラムスの姉妹たるイェソドの化身であるアシエスアーラと融合を果たし、恵美と同じく聖剣を扱えるようになる。その後、恵美と芦屋の救助のために鈴乃と共にエンテイスラに旅立つが、アシエスが持つ聖法気と自身の魔力の反作用により悪魔の姿に戻れず、アシエスとの融合不全という状況に陥いってしまう。しかしアシエスが魔力寄りのイェソドの欠片を取り込んだことにより力を取り戻し、芦屋と恵美と合流。再度聖剣を顕現させ、天使達を圧倒的な力で撃滅。無事にエンテイスラに平穏を取り戻し、全員日本に戻ると狭いアパートの真奥の部屋で楽しく食卓を囲むのだった―――というストーリーでした。
今回の主役は恵美でしたね。父親を盾に取られ、身動き取れない中、魔王はマイペースで免許取りに行ったりしていましたが、天使たちがちーちゃんにまで魔の手を伸ばしてきましたので、こうなると流石の魔王も動かなくてはならなくなりました。でも魔王と言いつつ、本当に情に厚い性格なので、何のかんの言って恵美親子を助けるんだろうな、と思っていたら案の定(笑) もう勇者も魔王も関係なく、今の暮らしを脅かすものが敵という、とってもシンプルな考え方。なので物語の根幹も非常にわかりやすいです。今の赤貧生活も楽しんでいるくらいですから、魔王という役割よりも庶民の方が気に入っていそう。狭いながらも楽しい我が家♪ めでたしめでたしv・・・と思いましたが、真奥さん、「免許は取れたんですか!?( ゚Д゚)」 でないと念願のデリバリー担当ができなくなるぞ!!(エンテイスラよりそっちが心配💦)
『スパイ教室』:こちらもラノベ原作のアニメ化作品で、1クール間を開けてに二クール目でした。
「屍」の暗殺任務達成後、クラウスはティア・モニカ・アネット・エルナを任務に派遣。仕事を終えて4人は共和国南端の歓楽地で休暇を満喫していた。そんな4人の前に、アネットの母親を名乗る女性マティルダが現れる。再会を喜ぶ一方でマティルダが盗難被害に遭っていたことを知った4人は、旅行客を狙った犯罪者集団からマティルダの仕事道具を奪還するが、モニカはマティルダがガルガド帝国のスパイであることを突き止める。アネットを案じたティアは、マティルダの身柄を陸軍に引き渡そうとするモニカを説得し、マティルダに逃亡の援助を申し出る。一方、ティアたちの失踪を受けたクラウスはリリィを連れて捜索に向かい、潜伏した帝国のスパイを捕縛すべく陸軍が歓楽地に包囲網を敷いたことを知る。ティアたちの動向を察したクラウスは帝国側の救援の可能性を警戒する中で、帝国のスパイにして「蛇」の一員であるスナイパー白蜘蛛と遭遇し、取り逃がしながらも「蛇」の情報を掴むことに成功する。歓楽地の港では、モニカが陽動となって陸軍と交戦している隙に他の3人が目的のコンテナ船でマティルダを密航させる。ティアはマティルダの残忍な本性に勘付きながらも手玉に取られ逃亡を許してしまうが、すでにマティルダの本性を見抜いていたアネットは、自分たちが取り返した仕事道具で殺人を犯したマティルダを陸軍に引き渡せば「灯」のスキャンダルになることを懸念し、マティルダを謀殺する。再び全員が集まった「灯」は、捕縛した「屍」から「蛇」のメンバーの1人紫蟻がムザイア合衆国の都市ミータリオに潜伏していることを突き止める。任務に向けてほかの少女たちが士気を高めている一方で、前線に立つクラウスに代わりチームの指揮を取ることになったティアは、先の任務で自信を喪失していた。ミータリオに潜入した「灯」は、紫蟻の差し向けた《働き蟻》によって追い詰められるが、ティアが仲間からもたらされた情報により、憧れだった「焔」のボス紅炉の遺志を知って自信を取り戻し、任務に同行させていた屍ことローランドを交渉によって味方につけたことで窮地を脱する。クラウスは「働き蟻」の精鋭である将軍蟻との戦いに勝利し、紫蟻を拘束する。そしてティアは自分のことを信じてくれた紅炉の想いに感謝し、「灯」メンバーを一人前と見なしたクラウスは、役目を終えようとするが、既に教師と生徒ではなく「チーム」であると諭され、再び「灯」はクラウスを指導者として一丸となるのだった―――というストーリーでした。
今回は上記4名、特にティアが中心となったストーリーでしたが、見ていて一番スパイの適性がなさそうなのがティアな気がしたので、果たして彼女がどう自分の力を開花させるか、というところに着目でした。正直、先ず人を疑って見聞きする客観的な視点を持つことができず、感情というか人として当たり前に思う&感じることを優先するティアの行動はスパイには不向きですね。アネットの方が余程人を信用していない。でも逆に言えば敵に対してではなく、チームのメンタリティーを保つには必要な存在かも。ずっと人を疑い続けていれば、やがて自身の考察全てが疑わしいものとなって、究極に行けば自己精神崩壊にも繋がりかねないです。プロのスパイとして自立できたクラウスたちは、もうそのあたりをコントロールできるでしょうが、まだ多感な少女たちにそれをやれというのはどこかに無理が生じます。モニカもその一人。完璧なスパイの技量は持っているのに、やはりどこかに自信を失いかけると脆くなる。そこを救っているのがティアの存在なんだなと。外に向かうだけでなく、内に向かってくるものへの精神的な支え。今回はそんなティアが劣等感に苛まれながら自分の役割を自覚できたので、見ていてよかったです。
聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公はサラリーマンだったが仕事中に銃撃に遭い死亡、転生する。転生した世界では15歳のルシエルで、治癒士の力を持っていた。この力のお陰で街への出入りは自由(治癒士に与えられた特権)となり、余計ないざこざに巻き込まれたくないルシエルだったが、討伐から戻ってきた戦士たちが傷ついているのを見て治癒の能力を発揮する。しかし体力も魔力も少ないため、倒れてしまう。それを保護してくれた冒険者ギルドのブロドがルシエルの世話を引き受け、ルシエルは体術と魔力の増強のための訓練を行うこととなる。そこで厳しい体術と戦闘訓練に加え、魔力増強に繋がるという「物体X」という強烈な飲み物も飲むことを強要される。しかしルシエルはそれをこなし、ドMゾンビと呼ばれながらも耐え抜いたお陰で体力魔力が増え、練習がてら格安で誰にも治療を行っていたところ、高額な治療費を請求していた治癒院のボタクーリの計略でルシエルを冒険者ギルドから引き離すため、聖シュルール教会本部に「ルシエルに営業妨害されている」と嘘の手紙を送り、その結果ルシエルは教会本部へ召喚される。本部から名を受けたルシエルは治癒士ギルド本部地下のダンジョンでアンデッドを討伐する任務に就く。そこで多数のアンデッドを討伐しているのだが、何故かレベルが1から上がらない。そこでも物体Xを飲み、安い治療費で治癒を施す彼を、人々は聖変様と呼ぶようになる。地下ダンジョンでは50回まで潜ったものの、大ボスではなく捕らえられていたドラゴンがおり、それを救出。そしてレベルが1から全く上がらなかったのは物体Xのせいだったことが判明知する―――というストーリーでした。
おなじみサラリーマンが事故や事件に巻き込まれて転生という、なろう系お約束作品でした。リーマン・・・こんな目にばかりあって、日本の経済大丈夫なのか(ー△ー;) それはともかく、レベル低いのに何故か強くて自覚のない勇者レベル。なので欲がないのもなろう系主人公の特徴ですね。今回の主人公は治癒能力に長けた存在でしたが、治癒よりバトルしているほうが多かった気がします。それはそれでいいのですが、見ていて気になったのは作画が・・・💧なんというか、よく絵を描ける人でも「漫画を描くと上手い人と下手な人がいる」あの感じですね。漫画だと静止画ですが、それでも次の動きにつながるような躍動感がある上手い作品と、全くの静止画で動きがフリーズして見える作品。特にアニメになると小説なら「行間を読む」というのがありますが、漫画も「コマとコマの間の動き」を描けていると見やすいんですが、この作品は全部停止している・・・特に複数人で会話すると、自然なら話している人物の方にみんな視線や顔を向けるのですが、この作品は4人で会話していても、一人が対面で聴いてても動きが全くなし。他の二人は微動だにせず、視線が全然話している人の方を向かない・・・ものすごく不自然(==;) そしてこれは脚本の問題だと思いますが、それこそ行間を動画で描いて欲しいのに、全く描き起こしさせず、主人公が話して終了。戦っている場面の静止画すらない。なので展開が一足飛びという、ナレ〇に近い状態が毎回毎回続くので、愛眼にした意味があったのか?とかなり厳しめに見ていました。時間不足で進行が間に合わないと踏んだのかもしれませんが、できたらもうちょっと動いて欲しかったです。
『彼女お借りします』:漫画原作のアニメ化3期目でした。
女優を目指すもののオーディションに受からない千鶴。その唯一の家族である祖母:小百合の体調が思わしくない状況を見て、何とか小百合に銀幕に映る千鶴を見せたいと、和也はクライドファンディングで千鶴主演の映画を撮ることを決める。しかし闇雲に当たってみるものの、計画性が無い和也の企画に、アパートの隣の部屋の下級生:八重森みにが二人の仲を勘繰り、和也たちの力になろうと、クラファンの手続きや企画のアドバイスを送ったことで、クラファンの企画が通り、受付が開始される。PRのためにビラ配り、更に主演の千鶴の私物をオークションに出すなどして資金や注目を集め、ようやく予定金額に達し、映画研究部に撮影を依頼し、いよいよ映画撮影が始まる。そんな中でもやえが和也と千鶴を二人きりにして恋を進展させようとしたり、それを見た瑠夏が必死に和也との仲を進展させようと躍起になるなど、騒がしい中で撮影は終了。その映画の0号試写で小百合を連れて劇場までやってくるも、小百合の容体が急変し、そのまま病院へ搬送される。当初の目的であった映画を見せられなくなったことに悲しみながらも気丈に振舞う千鶴に対し、和也は黙って小百合の病室で映画の映像をプロジェクターを流す。そのおかげか小百合は意識が覚醒し、最初の10分だけではあるが目を開け映画を見る事が出来た。その中で千鶴はレンカノの事を話すかどうか苦悩していると、目を瞑ったまま意識を保つ小百合に諭され、涙ながらに小百合に自分の思いを吐露する。小百合はそのまま息を引き取り、千鶴は葬儀に追われる中、何とかして千鶴の元気を取り戻そうと和也はデートの計画を綿密に立て、千鶴をレンタルし、一日楽しませようとする。しかし最後の花火で千鶴は祖父母の面影を思い出し泣き出してしまう。それを見た和也は千鶴も完璧な存在ではないこと。そして一番好きなのは千鶴であることを自覚する。そしてようやく映画の公開。普段と変わらない千鶴に戸惑いながらも、彼女が夢をあきらめないことを知り、和也は支えることを決めるのだった―――というストーリーでした。
今回は千鶴の夢の第一歩と、唯一の肉親を亡くすという大きな物語の転換がありました。そのターニングポイントに和也が関わることで、二人の関係に変化が起きる・・・と思いつつ見ていたのですが、ある意味進展しましたね。「ただの隣に住む知り合い」からは。千鶴はまだ自覚なさそうですが、ああして人前で大泣きできたのは、和也のお陰ですし、その後千鶴が立ち直りが早かったのも同じ。秘密を知っている間柄だと言えばそれまでですが、素を隠すことがない相手、には成れましたしね。恋に発展するにはまだまだですけど。和也が頼りになればいいんですが、千鶴に想いを寄せながらも 瑠夏に迫られれば断れないし、とにかく優柔不断。強引に動く時もありますが、とにかく千鶴の顔色を伺い、一喜一憂し、成人男性にしては自分が無さすぎる💧 自分に自信がなさすぎるんですよね。今回のクラファン映画作りで彼女の夢を支える一歩に繋がりましたが、主人公にしてはひ弱すぎるので、もうちょい魅力を持てる懐の広い男に成長して欲しいものです。これでアニメは完結かな、と思ったんですが、問題女の麻美が動き始めているので、また4期があるやもしれませんね。
『AIの遺伝子』:漫画原作のアニメ化作品でした。
人間と同レベルの知性、感情のある人間の脳を模倣したヒト指向型人工知能(電脳)を搭載した存在であるヒューマノイド。世界の総人口の1割に達している人間と同様に成長や体験の記憶により人格が形成され個性を持つようになり、非合理的な行動や感情的な行動をとることもある。基本的に人間と同様の容姿のボディを持ち、能力も人間と同レベルに設定されている。主人公の須堂光はこのヒューマノイド専門の医師。看護師のヒューマノイドであるリサと共に委員を運営する中、様々な患者が訪れる…基本的に一話完結の物語で構成されており、光自身の秘密も明かされる。ヒューマノイドの母親の養子として育てられ、その母親は自分の人格コピーを販売し、重罪として服役中。母親のコピー人格を探すことが彼の目的でもある。超高度AIのMICHIから母のコピーが見つかったと報告を受けて、光はリサに別れを告げ、そのコピーを求めてロビジアに向かうのだった―――というストーリーでした。
Aパート一話単位の様々なエピソードの集まったストーリーでしたが、まさにAIが活躍したその利点と問題点を浮き彫りにした作品でした。今のところAIは感情までは持たせていませんが、介護用に感情をプログラムされたAIのペットロボットが開発研究されていますし、自立型のAIも登場しているので、この作品のような懸念は絶対出てくると思います。普通の人間より処理能力が高いので、人間を超える存在になって望まぬ争いの種になったり、それこそ人格コピーして犯罪に利用される(特に金融関係とか)可能性も大きいはずです。かつて「漫画で想像できるものは、やがて現実になる」といった手塚先生のお言葉どおり、高速道路もテレビ電話も普通に今使われていますが、50年前は作られていなかったものです。なので、今こうして想像できる問題は、後々現実になると思うので、凄く勉強になりました。
『デキる猫は今日も憂鬱』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の猫:諭吉は巨大で二足歩行可能な猫。主の福澤 幸来がある日、捨て猫の子猫を拾い、諭吉と名を付け、家に連れ帰る。ところが幸来の部屋は汚部屋で仕事が忙しい幸来は、職場での評価と違い、片付けられない女だった。見かねた諭吉は「自分が生き残るため」にすくすくと大きく育ち、やがて喋れないものの人語を理解し、二足歩行するだけに留まらず、スーパーで買い物をして炊事・洗濯・掃除など福澤家のあらゆる家事をパーフェクトにこなすようになる。その為幸来は自分の面倒さえ諭吉が管理してくれるため、職場ではパーフェクトレディ✨と勘違いされることに(本人は気にしていない)。諭吉のお陰で完全に甘えている幸来に呆れながらも、諭吉は今日も家事に勤しむのだった―――というストーリーでした。
「ゆきちぃ~~~~~~~~~~~~~!!♥♥(*´Д`)めっさ可愛い!!」
いえ、家にも一匹諭吉が欲しいよぉ~~~~~~~~~~~!!💦
あんな風に「シャシャシャッw」って皮肉込めて笑われても、不愛想でも、いない時に電話の向こうから「ゴロゴロ~」ってされたら、もうたまらないじゃないですかっ!!(≧▽≦)ノ♥
実際のところ、諭吉は幸来に懐いていて、心から「幸来のために!✨」というわけではなく、「自分が死なないためには、この人間に働いてもらうしかない!💦」というので、やむを得ずやってやる、というところですが^^;でもそう言ってケケケッて笑いながらも、ちゃんと一つのベッドで幸来さんの隣に収まって寝るとか、このツンデレさもいかにも猫らしくてw ネコ好きにはたまらん作品でしたね♥ またいつか諭吉の「ゴロゴロ~」が聞きたいです♥

そしていよいよ新番組です!
『お嬢と番犬くん』:漫画原作のアニメ化作品です。
主人公の瀬名垣 一咲は幼い時に両親が交通事故で死去。身元引受人となったのは祖父だったが、実は祖父は三代目瀬名垣組組長という家庭の事情で、一咲はクラスメイトからも距離を置かれ、友達が作れないままだった。ただ組の若頭であり一咲のお世話係となった宇藤 啓弥だけが必死に彼女の相手をしてくれた。そのため一咲は普通の学生になりたいからと、遠距離にある高校に進学を決める。しかし入学式後、クラスは既にグループができ始め、何とか加わろうと考える一咲だったが、どう声をかけていいかわからず困り果てる。そこに現れたのはなんと啓弥!年齢詐称し、祖父に断って一咲と同じ高校に入学していた。見た目やや年上に見えるものの不自然でない啓弥が一咲に関わっていることで、クラスの注目を浴びる。更に啓弥は一咲を巻き込んで、クラス委員になったり、球技大会メンバーを決めたりと一咲に青春の一コマを体験させてくれる。バレーボールに出場することとなった一咲は運動音痴なこともあり、ボールを拾うこともできなかったが、チームメイトに迷惑をかけたくない、という一心で組の若者とバレーの特訓をする。これにより一咲は球技大会で活躍する。そして何かと過保護な啓弥への恋心を自覚するのだった―――という第1話でした。
ヤクザ系の中で生きるヒロインの話は、ここ最近漫画でも作品数が多くなってきていますね。でも、流石に理想だと思いますが、どの893さんも割と面倒見がいい人が多いw しかもイケメン✨ 一咲ちゃんにとっては両親が亡くなって、幼い時に酷いトラウマを負ってしまいましたが、ここに引き取られたのは、ある意味ショック療法というか、嘆いてばかりいられない状況になってしまいましたね💦 可愛がってくれたのはよかったですが、クラスメイトからは別の意味でかわいがられて(哀💧)、距離の取り方がわからなくなってしまったのは辛いところ。啓弥さんは見事に学校までもお世話係の一念を通してくれそうですが、啓弥さんが一咲ちゃんの世界を広げてくれそう。もちろん恋心も含め、一咲ちゃんの成長と恋を見守りたいと思いますv
『葬送のフリーレン』:人気漫画原作のアニメ化作品です。
主人公のエルフ:フリーレンは魔王討伐のために10年間、勇者の人間ヒンメル・僧侶の人間ハイター・戦士でドワーフのアイゼンらと共にパーティーを汲み、遂に魔王を倒して王都に凱旋する。ヒンメルとハイターは
10年間もの旅路を終えて感慨にふけっていたが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとって、その旅はきわめて短いものであった。そして、50年に一度降るという「エーラ流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束を交わしてパーティーを解散する。フリーレンは各地で魔法の収集を行いながら50年後王都に戻る。そこにはすっかり年老いたヒンメルがいた。フリーレンは、やはり年老いたハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を観賞する。まもなくヒンメルは亡くなるが、彼の葬儀でフリーレンは自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙する。寿命の違いから僅かなものにも感嘆し、楽しんでいたヒンメルを思い出し、その思い出に寄り添えなかった後悔と悲しみに困惑したフリーレンは、人間を知るためと魔法収集のために旅に出る。それから20年後、フリーレンは老い先短いハイターを訪ねる。ハイターは魔導書の解読と戦災孤児のフェルンを弟子にすることをフリーレンに依頼。4年後、フリーレンは魔導書の解読を終え、フェルンは約束の「一枚岩」を魔法でぶち抜き1人前の魔法使いとなる。ハイターを看取った2人は諸国を巡る旅に出る。魔法を収集しながらヒンメルとハイターの足跡を追うフリーレンとフェルン。10年の旅路の間に訪ねた村々を訪れ、ヒンメルが魔族から救った村で勇者を称える銅像を必死に一人守るかつての少女だった老婆。村の入り口で封印の解けそうな魔法使いをフリーレンが倒してくれるというヒンメルの言葉を信じて待っていたかつていたずらっ子だった老人。共に神聖なる朝日を見ようと特別でもなかった朝日に喜ぶフェルンを見て、ヒンメルたちの誘いを断って、共に喜ぶことができなかったことを後悔し、やはり年老いてきたドワーフのアイゼンを尋ねると、アイゼンは大魔法使いでフリーレンの師匠であるフランメの書の場所を教える。そこでフリーレンは師匠の言葉を思い出し、再び人間のことを知ろうとフェルンと共に旅立つのだった―――という初回2時間スペシャルでした。
最初この作品を知ったのは、有名な漫画家さんが「こういう視点の作品が見られるって、凄いなと思いました」と評価しているのを見て、それからでした。確かに今までの漫画もアニメも小説でも、同じ人が同じ時の流れの中で生きていて、その中で物語を紡いでいくものでしたが、過ごしていく「時間のずれ」を認識するって体験したことない作品です。斬新な時の流れ方の違いと、それによる価値観の差異、視点のずれ、・・・でも考えてみれば、これって普通に一緒にいる人にも言えることなんですよね。成長してきた過程も、価値観も、一人一人違うので、話していても合わない人っていると思います。そういう人に対し、距離を置いたり冷たくしたりってあると思うのですが、もしかしたら後々フリーレンと同じような後悔を持つかもしれません。特に今生の別れになった時、後悔しても仕切れないって事、あると思います。他者に興味なく、自分の追究したいことだけだったフリーレンが、別れを通して出会いを学ぶという、斬新な視点から紡がれる物語・・・キャラデザも描き込みも凄く綺麗ですし、カット数も凄く多いので、スタッフさんの気合が見えてきます!これは凄く楽しみです!!
『め組の大吾  救国のオレンジ』:漫画原作のアニメ化作品です。『め組の大吾』のスピンオフ作品。
主人公の斧田駿はある時、東京中の街が崩壊し、あちこちで発生した火災への対応に当たっていた。その中で倒壊したスカイツリーの中で煙の充満する中、足場も悪いはしご車で人命救助に当たるが、駿が一人をやっと救っている間に、同期の十朱大吾は煙の立ち込める中に飛び込み2名を救出して戻ってきた。危険すぎる消火救命活動に駿は苛立つが、それでも大吾は俯く被災者の顔を上げ、労っていく。その姿を見て駿は彼と出会ったときを思い出す。当時19歳の駿は、消防署員の2年目にして随一難関と言われている東京消防庁の救助選抜試験に1発合格。順風満帆だと思い込んでいたが、百戦錬磨の救助隊員の助教、山上恭介の厳しい指導の日々に疲弊していた。毎日同じ体力気力を削られる訓練の中、いつも最後まで訓練についていくことができているのは中村雪十朱大吾だった。ある日帰りがけに大吾と恭介が話しているのを見てしまった駿は、二人の間に何かあることを察する―――という第1話でした。
「め組の大吾」の本編ではなく、スピンオフの話ですね。本編はドラマや映画になっていましたが、アニメ化はされていないのですけれど、これも独立したお話なのでこれだけでも楽しめそうです。かもしたがむかーし務めた職場の隣が消防署だったんですが、これが出動の無い限り、毎日毎日凄い訓練していて、職場周囲を何周も走った後、消防署の壁面をロープ一本で昇ったり下りたり繰り返して。真夏の暑い時でもメニュー同じだったので、相当体力のいる仕事なんだな~と常々思っていました。更にそのレスキュー隊は精鋭部隊なので、もっと厳しい訓練を重ねているんでしょうね。なので、今回この作品を見て、どれだけ過酷な仕事であるか。マッチ一本火事の元、火の取り扱いには本当に注意しないとな、と改めて思う次第であります(`・ω・´)ゞ。余談ですが友人が消防士の方と結婚しておりまして。「夜勤があるからご飯作るの美味いんだ♥」と語っていましたが、確かに一度いただきましたが美味しかったです。思いっきり「プロテイン!Σ( ̄口 ̄|||)」というメニューでしたが。結婚式の時も制服着ていましたけど、カッコいいですね✨警視庁よりも多分カッコいい♥ 友人の娘(当時5歳)は両親の結婚式を見て「王子様の衣装✨」だと思っているそうな( ̄▽ ̄)♪カワイイv

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2023夏アニメ最終回⑥

2023年09月28日 22時16分31秒 | アニメ

この夏で、結構体重落ちたんですよ。暑い中歩けばそりゃカロリー消費も普通より多くなるでしょうが、あれだけアイス食べても体重ごそっと落ちたので(ラッキー♪)と思って調子に乗っていたら、今週あっという間に元に戻りました…💧orz
落とすのは大変なのに、なんで増える時はあっという間なんでしょう(ーー;)ウォーキングと言っても仕事との往復ですが、一日7千歩以上は歩いているんですけど、真夏以外では早々体重落ちないのが悲しい(ノД`)・゜・。…要は「その分食べているから」なんですが。

そんなわけで今日も秋の味覚のかぼちゃプリン買ってきて食べてしまいましたw だって疲れると甘いもの欲しいんだもん。食べなければ食べないでなんとなくストレス。
FMで最後の呪術廻戦カップのコーヒー☕頼もうと思っていったら、「もう完売です」で、どこ行っても無くなってた(゚Д゚;) 確か10月2日までやっていたはずなんだけど…五条Tがあんなことになっても、やっぱり呪術廻戦は人気高いっすね!
なのでフツーにコーヒーとかぼちゃプリン食べつつ、夏アニメの感想です。

『好きな子がめがねを忘れた』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の中学2年の小村君は、隣の席の三重さんに想いを寄せているが、話しかけることができないままだった。そんなある日、三重さんが眼鏡を忘れて来てしまい、一番後ろの席で板書が見えなかった三重さんは、いきなり小村君の隣に密着し、ノートを覗き込む。何の理も無しにいきなりだったこともあって、小村君のドキドキが止まらず、本当に三重さんのことが好きなんだと自覚する。そして度々眼鏡を忘れる三重さんは目つきが悪く、声をかけた人の顔を間近に覗き込むように見るため誤解を与えてしまうが、その度に小村君が助っ人に入って事なきを得る。最初は小村君は「世話してくれる優しい人」認識だったが、時が経つにつれ、三重さんにとっても小村君が次第に欠かせない存在に。ただ三重さんは眼鏡をかけないと相手の顔を忘れてしまう不安が。小村君は覚えていてもらうため、夏休みも一緒に遊ぼう!と必死に告白。三重さんも頷いてOKするのだった―――というストーリーでした。
かもしたも中学の時から眼鏡人間でしたので、眼鏡忘れると大変なことになりました。一番困ったのは水泳の時ですけどね。度付きのゴーグルなんて買えないし。忘れても困らないよう常に机の一は一番前でした。三重さんは小村君に見せてもらうこと前提でしたけど、黒板だけなら教科書くらい、自分のを見ればいいのに、何故に小村君のものを借りるのか。というか、眼鏡忘れないでください(ーー;) そんな三重さんの奇怪な行動にいちいち反応する小村君。まぁ思春期の男の子ってこんなものよね( ̄▽ ̄)←多分… ちなみにかもしたも「目つき悪い」と言われましたが、目が悪いとそうなるのよ;つД`) 話的には「ありえんだろう」というツッコミ部分もありましたが、可愛いお話でしたv よかったなと思うのは、原作も描き込みが細かいですが、アニメもキャラデザが質も落ちることなく、あの描き込みを最後まで描き切ってくれたことでしょうか。三重さんの髪の毛の動き、描くの大変だっただろうな。スタッフさんに感謝です✨
『贄姫と獣の王』:漫画原作のアニメ化作品でした。久しぶりに2クールアニメで見ごたえありました。
舞台は魔族の国オズマルゴ。そこに新月の日に生贄として王に捧げられた少女サリフィ。しかし元々育ての親から生贄用の娘として育てられてきたため、全く悲観することなく、寧ろ生贄の儀式まで王宮内を探索したりバイタリティ溢れる行動で、場内を騒がせる。その甲斐あって、宮廷内でもサリフィの理解者が現れる。いよいよ生贄の時に王のいる地下に行くが、実は王は半人半魔の存在で、新月の日に人間の姿になってしまう。そして王は生贄の少女たちをこっそり別の国に逃がしていることも悟ったサリフィは、王の心に寄り添い、彼に「レオンハート」と名付ける。サリフィの優しさと強さに心を打たれたレオは、彼女を伴侶とすることを決める。当然ながら家臣一同大反対となるが、王の腹心で宰相のアヌビスより「妃候補」としての試練を与えられる。当然ながら出先でも最初はサリフィの事を認めない、あるいは煙たがる魔族たちだったが、サリフィの素直で直向きで、どの種族に対しても態度を変えず自分の倫理感に従って行動する様子に、次第に魔族の中には態度を軟化させていく者もあらわれる。対して人間でサリフィの幼馴染のイリヤがサリフィが生きていると知って救出しに来るも、サリフィは断固拒否。イリヤは王と対峙するが、王のサリフィへの対応を見て魔族への考え方を改めた。やがて魔族の中でも嫌われ者のハイエナ族のラントヴェルトを親衛隊長とし、存在を大きくするサリフィだったが、法官のセトにより魔術で正気を払い、王が人間とのハーフであることを皆の前で証明してしまう。王の窮地にサリフィは王を城外へ避難させるが、その間にセトは「自身こそ由緒正しい王家の血筋」とし、種族差別の激しい政治を強行しだす。王は姿が戻らないまま自信を失いかけていたが、サリフィの喝により奮起。正面からセトに戦いを挑む。最初は押され気味だったレオだが、サリフィとの出会いや今までの政治で王とサリフィに傾倒する者たちが味方に付き、形勢を逆転する。そしてレオは先代王の弟が城を出て、人間の女性と結ばれたことで生まれたハーフであり、先王の子供ができなかったことで、城に迎えられた経緯を閉じ込められていたかつての法官から聞かされたサリフィ。そこでサリフィはアヌビスに捕らえられてしまう。王の前に連れ出されたサリフィだったが、実はアヌビスはレオのためにセトに従ったふりをしていただけだった。自分の命と引き換えにセトの防ごうとするアヌビス。セトは王族にしか使えない魔術で王とサリフィに攻撃を加えるが、サリフィを傷つけられたレオの怒りはすさまじく、セトの攻撃を簡単に防ぐ。そしてセトは自分の放った魔法に耐え切れず、身体が崩壊する。以前の法官の話によると、先の王は子供を作れる体ではなく、側室も子供ができなかった。そこでセトの母は他者の子を身ごもったことで、王が弟の子供を引き取り、その側室が産んだことにして実子と見せかけた。したがって側室の子は王家の血は引いていないのだが、側室は次第に実子が王族の血を引くと思い込み、セトにそう教えてきたのだった。己の命を呪うセトにサリフィは「命の役割」を説くと、セトはそのまま息を引き取る。こうしてクーデターは終結。レオの母の日記には王の本当の名が記されていた。しかし王はレオの名を名乗り、今や誰もが妃と認めたサリフィと祝福されて結婚する。そして時は流れ、レオとサリフィの子は時代の王になるために、アヌビスから二人の歴史を聞かされるのだった―――というストーリーでした。
久し振りにスキっと完結した物語でした。少女漫画原作ですから、どうしても恋愛方面に力が入りますけれど、それでも魔族と人間の嫌悪し合う中にあって、己が役目を果たすサリフィの精神面の強さに終始納得させられました。別に賢者でもないし聖女でもない。彼女の芯の強さは何処だろうと思って見ていたんですけれど、実は生贄にされたことは本当に怖かった、と後で告白していましたが、決して強かったわけではないんですね。ただひたすら嘘の無い純粋な考えでもって動いて話していただけ。忖度じゃなく「これは私はこう思うよ」と、自分自身というものをきちんと持っていた、そのことが強さの秘訣だった気がします。しかも押しつけがましくない。自分の考えはこうだと思うけど、貴方はどう?とちゃんと相手に考える&対話の機会を持てることが大きかったと思います。そしてサリフィだけじゃなく、王様自身の価値観と同じだったことも相乗効果になったでしょうね。ただ一方的に諭す悟らされるだけじゃ、やはり人間(ヒロイン以外は人外ですが)ストレスがかかりますけれど、一緒に「どうしようか?」「どうしたい?」と話し合うことは大事ですね。ともかく2クールで見事に完結。キャラデザも綺麗なまま維持(時々サリフィが崩れた時がありましたけど)していましたし、円満解決ハッピーエンドで、久々に納得のいく作品でしたv
『白聖女と黒牧師』:漫画原作のアニメ化作品でした。
異世界のとある教会。そこには人前ではちゃんとしていて可愛いけれど、牧師と2人きりになると、すぐに寝転がってダラダラする本性を現す聖女:セシリアと、真面目で聖女様には過保護で料理上手な牧師のローレンスの二人が住んでいる。セシリアはダラけながらも密かにローレンスに想いを寄せていたが、鈍感なローレンスは全くその想いに気づかないまま、父親の様に面倒をみる日々。やがてそこにローレンスの神学校の同期であるアベルが転がり込んでくる。人間関係につかれたと言っては、こちらもだらけるアベル。そこに彼の家庭教師の教え子のしっかり者ヘーゼリッタが押し掛けてくる。4人が暫しの共同生活をする中、ヘーゼリッタは実は自分の住む町の聖女様を見殺しにしてしまったという心の傷を負っており、聖女には幸せを願うが、彼女を匿おうとするローレンスには厳しい目を向けていた。やがてその誤解は解け、セシリアの想いに気づかないローレンスに苛立つようになる。一方のローレンスも「家族」という概念を知らずに育った(育ての祖父一人きりだったため)、セシリアとどう関係を築いていくべきなのか悩む。ヘーゼリッタに「家族」というもののあり方を教え込まれた通り、セシリアを抱きしめるが、一足飛びの行動にセシリアもパニックに。ともかく家族とは「ずっと傍にいること」セシリアはローレンスに傍にいると約束し、また二人はいつも通りのお互いの前では素のままの関係を続けるのだった―――というストーリーでした。
うん、どっちかというと「白牧師と黒聖女」の方が合っていないか?(笑)まぁぶっちゃけ、どっちも「白」というか「無垢」というか、お互いにとって大事な存在で、守りたい、という気持ちがあるのは本当ですが、どちらかと言えば、セシリアの方がローレンスに「気にして欲しい!」を全面に押し出し、可愛い服を着てみたり、アピール頑張っていましたが、そこが唐変木のローレンスには気づかない(というか、おじいさんと二人きりだったこともあって、女性がどうされたら喜ぶのか知らない。一個人女性ではなく万民が喜ぶことなら牧師の役割なので分かる)。そこがじれったくも、この作品の一番の見どころなのでしょうが、これがリアルでいたら、ヘーゼリッタじゃないですが、周りの方が血圧上がりますね!(笑)育った環境のせいにしては申し訳ないですが、でもある意味二人にとってこの形が一番ストレスなく過ごせているんじゃないかと。そのうち「いつの間にか夫婦になってました♥」なのんびりした進展でいいんじゃないかなw 週の真ん中にほのぼの空気の作品でしたが、これも夜中の放送じゃなくてもよかった気がします。普通に可愛かったですw
『アンデッドガール・マーダーファルス』:小説原作のアニメ化作品でした。
時は「怪物一掃」が進んだ19世紀末、「怪物専門の探偵」を名乗る3人組の東洋人集団“鳥籠使い”一行は、それぞれの目的のためステッキの異人を追ってヨーロッパへとやってくる。彼らは情報を集めながら、欧州各国で発生する怪物がらみの事件を解決していく。鳥かごの中の生首だけで死ねない女性の輪堂 鴉夜。彼女は怪物絡み専門の探偵で、自分の身体を持ち去った「教授」を探しにヨーロッパへと向かう。お供に控える半人半鬼の真打 津軽。鴉夜に心酔してやまないメイドの馳井 静句の2人は鴉夜をサポートしながら、先ずはフランスで吸血鬼一族の殺人事件の犯人を暴き出す。更にイギリスではシャーロックホームズとルパンの争いから、人狼の村への手掛かりになる『最後かここでは人間の少女たちと人狼の少女たちがそれぞれ殺害されており、互いに対し一触即発の憎悪が燃え上がっていたが、鴉夜はそれは人狼の少女ノラと人間の少女ルイーゼが、お互いを利用し合って、ノラが死んだ少女たちに変化しながら殺人を犯していた(死んだと思われた人狼の少女たちは村の外に逃がしていた)ことを暴く。若い少女たちを無理やり身ごもらせて狼の王を産ませようとしていた村に辟易していたノラは、鴉夜に解放されどこへともなく逃げていく。そして 津軽が戦いの合間に「鴉夜の身体はロンドンにある」と聞いたことで、一同は教授ことジェームズ・モリアーティのいるロンドンに向かう―――というストーリーでした。
いわゆる人外が起こす猟奇事件の探偵ものでしたが、面白かったです。人外の起こした事件となると、ホームズじゃないですが「人間の想像のつかないやり方で事件を起こす」ので、理に適わないような話の展開なら面白くないだろうな、と思って見ていたんですが、鴉夜さんの推理は人外であってもちゃんと理路整然とした形でもって成されていたので、ちゃんと腑に落ちました。主人公たちメインの3人は、ちゃんと頭脳と攻撃と防御の役割でもってうまく機能を果たしていたので、バトルアクションもストーリー展開もバランスよく、物語に入り込めました。キャラデザも良かったですし、続編やってくれるようであれば、また続き見たいです。

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なんですとぉおお!!(゚Д゚;)💦&2023夏アニメ最終回⑤

2023年09月26日 21時35分15秒 | アニメ

昨日の週刊少年ジャンプを読まれた方はご存知かと思いますが…

えぇ。私もまさかの推しがまた「あんなこと」になるとは思わず、まだ信じてません。いえ、だって自分で言ってたじゃないですか!

―――って!(ノД`)・゜・。

・・・そうなんですよ。なんか今日はちょっと魂抜けかけて、何の気なしに例のコーヒー買いましたら、あんだけでなかったのに、いきなり来ましたよ、先生が!!

なんかでも先生の事だから、ひょっこり「反転術式~♪」とか言いながら、サラッと復活していそうな気がしなくもなくもない←ややこしい💦
同じく五条T推しの友人と「よみうりランドのイベント行こうね!」等一昨日までキャッキャ☆(*ノ≧▽≦)人(*´▽`*)ノウフフ♥してたのにさ!昨日で一気に意気消沈💧orz.でもいえ、まだ来週どうなっているか分からない!なんせ呪術廻戦だから。ヒソカH×H)だって復活したんだから、先生だって―――と望みをかけて今日も生きていますかもしたです。

少し気を取りないしまして、今回も最終回がわんさかやってきましたので、サラッと感想です。
『死神坊ちゃんと黒メイド2』:
漫画原作のアニメ化二期目でした。
生き物に触れると相手が全て死んでしまう呪いをかけられた坊ちゃんと、隔離されて住む坊ちゃんのメイドとして身の回りの世話をするアリス。母親に疎まれ触れられない悲しい人生を送る坊ちゃんだったが、アリスのセクハラまがいのアプローチや、執事のロブ、騒がしい妹のヴィオラ、友人で魔女のカフとザインらががやってきて、賑やかな毎日を過ごしていた。そんな坊ちゃんに呪いをかけた人物がいよいよ判明。魔女の集会でザインが開けた過去の扉を潜り抜けた世界で、坊ちゃんに呪いがかけられた日、庭で遊ぶ坊ちゃんを見つめていた一人の修道女がいた。彼女はダレスといい魔女たちの中心人物だったが、実際坊ちゃんに呪いをかけたのはダレスの姉のシャーデーという人物。更に亡くなっていると言われたアリスの母シャロンもアリスの身体を守る代わりに死ぬまで眠り続ける呪いをかけられていた。しかしながらシャーデーは既に亡くなっており、誰も呪いを解けないという状態が明らかに。その魔女の集会後、魔女の集会後、坊ちゃんの元へ魔術師のニコとイチが訪れる。実は彼らがシャーデーを殺した犯人で、ニコもシャーデーに呪いをかけられていた。ニコとイチは過去のシャーデーと対決するためにも、魔術学校へと誘い、坊ちゃんはアリスと共に 魔術学校で魔術を学んでいく。そんなか、ザインが対決する前にシャーデーを一目見ようと坊ちゃんたちを誘い、過去へ遡りました。しかし、シャーデーに鉢合わせ未来から来たことがバレて慌てて元の世界に戻るも、シャーデーはアリスに謎の言葉をかけ、扉は閉まる。坊ちゃんはそれでも孤独の中に生きる彼女と友達になりたいと願い、アリスもそれを受け入れる。その一方でシャロンが目を覚ました―――というストーリーでした。
いよいよ坊ちゃんの呪いの真実と、アリスの抱えた問題が明らかになってきました!全てはシャーデーの引き起こしたことではありますが、だったらなぜにこの二人がターゲットにされたのか。そしてアリスに何かシャーデーとの曰がありそう。母親がアリスを救うために呪いを受けた=母の愛情ということは理解できますが、アリス自身へのシャーデーのこだわりは一体何なのか。春になったら後継ぎが決定してしまいますけど、果たして坊ちゃんは呪いが解けるのか!?てか呪いかけた本人が既にこの世にいない状況で、どうやって呪いが解けるのか?(本人が死んだら呪いって解けるもんじゃないの!?違うのか!?Σ( ̄□ ̄|||))第3期で完結する模様なので、是非坊ちゃんとアリスには幸せな未来が待っていて欲しい。二人とも頑張ったもん。クライマックスを楽しみに待ちます(`・ω・´)ゞ
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』:オリジナルアニメ、ラブライブサンシャイン!のスピンオフ作品でした。
主人公のヨハネは都会でアイドル歌手になることを夢見ていたが、何度もオーディションに落ち、夢破れて故郷のヌマヅに戻る。家には姉妹のように育った人語を介せる犬のライラプスが待っていた。人の目を気にして街を歩くヨハネに幼馴染のパン屋のハナマルとの再会。子供の頃にヨハネが良くステージ代わりにしていた切り株の元に行き、そこでヨハネが歌うと、何と魔法の杖が現れた。特別な力が自分にはある!と信じたヨハネは、家で占い屋を営みながら、街の人たちとの関りが増えていく。その中でヨハネはもう一度トウキョウに戻ろうとしていたが、ライラプスがいい顔をしない。しかしそこにトウキョウの芸能事務所からオーディションのお声がかかる。仲間たちに応援され、いよいよトウキョウに行くことを決意するヨハネの送別会が行われたが、そこで黒い霧のようなものが大量発生する異変が起きる。慌てて人々を非難させる仲間たちとヨハネ。だがライラプスの姿が見えず探していると研究所に意識の無いライラプスがいた。一安心するヨハネだったが、今度はミキの弟妹がいなくなり捜索に当たる。も土rと今度はライラプスがまたいない。慌てて探したヨハネは例の切り株のステージでライラプスを見つけた。そこでライラプスはトウキョウに一度行く前から、もう魔法が使えていたことを伝える。ともに昔を思い出しながらヨハネが歌うと魔法は解け、ライラプスは人語は話さない普通の犬へと戻っていた。一方異変が全く収まりを見せずに加速する中、歌に自分の魔法を見出したヨハネは、この異変を解決するための歌を歌う。皆で歌い上げると、ヨハネの歌に込められた魔法が異変の黒い霧を打ち払い、ヌマヅは元に戻る。そしてヨハネは自分の進むべき道は何かを教えてくれた子のヌマヅで生きることを決めたのだった―――というストーリーでした。
ラブライブサンシャインのメンバーが登場していますが、元々ヌマヅで皆で歌を歌うという文化がなかったのか、最終回まで歌に触れることはなかったですね。ヨハネ以外。でも最後はアクアのメンバーが一致団結したことで、ヨハネに力を与えただけでなく、アイデンティティーも育てました。うん、やっぱり仲間っていいやね♪( ̄▽ ̄) ストーリー的にはベタではありましたが、純粋に見るととっても道徳的でした。こんな夜じゃなく、プリキュアとかと並んだ時間で放送してもよかったんじゃないかと思います。お子様が見るといいと思いますよ。
『英雄教室』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のブレイドは幼い頃から戦場におり、その資質を持って最強の戦士となっていた。魔族との戦いで痛み分けながらも世界を救ったブレイドだったが、その戦いのダメージにより力が減速していく。しかし本人は「これで普通の人間になれる!」と喜び、知り合いの学園長を頼り「ローズウッド学園」に入学。人並みの学校生活を送れると意気揚々とするブレイドだったが、女帝:アーネストからの試合の申し込みを受けて、あっさり倒してしまったことから普通の人間として見られなくなってしまう。そんな中でもアーネストをはじめ人工勇者のソフィ、襲い掛かってきたドラゴンのクーフーリンなどが集まり、賑やかな学園生活を送ることに―――というストーリーでした。
いわゆる単発な出来事を一話一話でまとめた感じの展開でしたが、結局は普通の学生を装っても、周囲が人の想像の斜め上の事件をぶっこんでくるので、ブレイドが(自覚なく)勇者の力を発揮してしまう→周りが引く、という展開でした。でも主人公に偏った感じではなく、それを上回る個性豊かな同級生のお陰で、ブレイド君が戦わなければ、誰より普通に見えましたw 直ぐ覆されちゃうんですけどね^^; どちらかというとシリアスよりはギャグっぽいシーンも多く、深刻な状況になっても、ブレイドが何とかするので一切心配なし!ストレスなく最後まで見られましたw
『無職転生Ⅱ~異世界行ったら本気出す~』:転生ものの元祖、なろう系小説のアニメ化2期目でした。
エリスとの別れから2年、未だ行方不明の母・ゼニスを探して中央大陸北部を旅していたルーデウスの下に、エリナリーゼが現れる。エリナリーゼはベガリット大陸にゼニスがいるとわかり、パウロとロキシーたちが向かったことをルーデウスに伝える。ゼニスが無事だと知って安心したルーデウスは、エリナリーゼやヒトガミの勧めでラノア魔法大学に入学することになる。ラノア魔法大学でアスラ王国第二王女の守護術師フィッツ先輩と友達になり、フィッツの知恵を借りつつ再会したザノバやミリス教団教皇の孫クリフ・グリモル、ドルティア族の姫リニアーナ・デドルディアとプルセナ・アドルディア、魔大陸の魔王バーディガーディ、前世でトラックから助けようとした高校生の1人であるナナホシ・シズカなどの特別生たちが関わる問題を解決していく。フィッツの正体は転移事件で髪の色が変わってしまったシルフィエットだった。入学から1年ほどたっても進展しない2人をもどかしく思ったアリエル王女の後押しで、シルフィエットはルーデウスに正体を明かし関係の進展を求めたが、ルーデウスがEDの為、反応できない悩みを伝えられる。シルフィエットは王女たちに相談。二人の助言と差し入れてくれた媚薬のお陰でルーデウスのEDが治り、シルフィエットと結ばれたルーデウスはシルフィエットと結婚することを申し出る―――というストーリーでした。
よかった~(*´▽`*)シルフィの思いが叶って結ばれて♥ ずっとルディーのこと好きだったもんね!でもルディが父親も含め、女好きで浮気する可能性大ということもシルフィは知っている。今までのシルフィだったら多分強く言えないでしょうけど、これだけ積極的になることができるようになったので、きっとルディには我慢せずに、伝えることは伝えられるかな。それにしても普通EDだの不倫だの、あんまりアニメでは堂々と晒す作品はない。というかほぼ皆無なのに、この作品ではちゃんとしっかり隠さずに出してしまう。一見すると「下品な…」になってしまう危険もあるのですが、原作や脚本の進め方が上手いのか、深刻な悩みとして受け取れるよう流れが作られているので、決して下世話や下品じゃないんですよね。というか、アリエル王女含めて、こういうデリケートな問題を揶揄することもなく、真剣に悩みとして受け止めて、一緒に考えてくれる。しかもちゃんと口外しない。こういうキャラ設定がしっかりとできているからこそ、デリケートなメンタル面の悩みを取りあげていけるんだろうな。なかなか貴重な作品だと思います。ともかくシルフィと結ばれて、今後のルーデウスはどう活躍していくのか。2期目が待っているので、ちゃんと二人が幸せになれるまで正座待機でいます!
『Lv1魔王とワンルーム勇者』:漫画原作のアニメ化作品でした。
かつて魔王を倒した勇者パーティ。勇者マックスはそのことでもてはやされたことでうつつを抜かし、スキャンダルに巻き込まれたことで名声は失墜。10年後にはボロアパートのワンルームに幽霊と共に貯金を切り崩しながら、ニート生活を送っていた。そこに少しだけ復活した魔王が押し掛けるが、あまりのマックスの自堕落ぶりに見ていられなくなり、甲斐甲斐しく世話をするようになる。やがて魔王秘書のゼニアも加わって、日常のトラブルに巻き込まれながらも生活していく中で、魔王はマックスには勇者としての力がまだ残っていることを発見する。一方かつての勇者パーティーの仲間である僧侶のフレッドと戦士のレオは、お互いの所属する王国と自治区の対立が激しくなり、遂に一対一での戦闘に突入する。しかし決着がつかないほどボロボロになる二人の前に、これ以上の両軍の争いを止めるべく、マックスと魔王が介入。かつての勇者の力を発揮し、二人の戦いを止め、最後は王国も自治区もそれぞれの存在を認めて和解を求めたことで締結。相変わらずマックスは両国からの勧誘を断り、オンボロアパートで魔王たちと平凡な日々を過ごすのだった―――というストーリーでした。
面白かったですw 自堕落と言いながら、どこか正義の信念を忘れていないマックスと、面倒見のいい幼女の魔王(笑) 確か以前バトルった時は男みたいでしたが、一応見かけ女の子w でも料理洗濯掃除が得意って、一体魔王さまは何処でそんな家事スキルを獲得していたのか。魔王と勇者がこんなに仲良くなっているんだから、人類の国家間がバトルしちゃいけないでしょう(笑)というか、「魔王」という悪者がいたから、人類国家間の協力ができたけど、倒すべき目標がいなくなったので、国家間の争いになるというのは…魔王でなくても「呆れるわ┐(´∀`)┌ヤレヤレ」です。余談ですが、マックス君の声がゆーきゃんだったんですけど、おっさん声でかったるそうに演じていたんですが、時折やる気になると五条先生スイッチが入って面白かったです。さすがはゆーきゃん☆イケボからオジ声まで演技の幅が広いです♥
『政宗君のリベンジR』:漫画原作のアニメ化2期目でした。
幼い時肥満だった政宗を「豚足」と呼んで手酷く振ったことを恨み、身体を鍛えまくってナイスガイ✨に成長し、フラれた相手の残虐姫こと安達垣 愛姫に、「自分に惚れさせ、その後、手酷く振る」計画を立てていたものの、なかなか実行までに至らず手をこまねいていた。その愛姫の専属メイドで同級生の小岩井 吉乃が、政宗のアドバイザーとなり、政宗は吉乃を師匠と呼んで、愛姫に近づく。一方の愛姫はツンデレ性格の為か、政宗が気になるのに素直になれない。この一期目の状況が変わらないまま2期目スタート。修学旅行で「恋愛漫画のモデルになってくれ」と頼まれた政宗と愛姫だったが、ぎこちないながらも恋人同士を演じる。そこに愛姫に「自分が政宗」と名乗っていた雅宗 兼次が二人の間に割って入ろうとするが、吉乃に止められる。実は兼次は女性なのだが、愛姫の家の財産を使って妹の病気の治療代にしようとしていた。しかしその企みがばれて愛姫の元から離れる。そして政宗は吉乃に愛姫への憎しみを告白するが、実は「豚足」と呼んで酷い言葉を投げかけたのは吉乃自身だったことが判明。政宗の復讐心が打ち砕かれてしまう。一方愛姫も政宗が自分に近づくのは愛情ではないことを理解し二人は別れ、吉乃の政宗への思いを知った愛姫は、政宗の元に向かう様に吉乃に命じる。吉乃は自分の思いを政宗に告白するが、復讐という名の下、一人の女性をずっと思い続ける政宗の本心を知り、諦めることを決意。高校3年になって政宗と愛姫は同じクラスになり、距離を取ろうとする愛姫に積極的に近づく政宗は、本心を告白。愛姫も自分の心に素直になって、ようやく二人は結ばれるのだった―――というストーリーでした。
久しぶりのリベンジでしたが、名前が名前だけに(伊達政宗&愛姫)普通にこの二人がくっつくであろうことは予想できていました。ですが、お互い心根の部分では惹かれているけどそれを上回る因縁があるので、そこをどう解決していくのかと思ったら、まさかの吉乃ちゃんからの自白だったとは…。ある意味政宗のアイデンティティは復讐することで成り立っていたので、それが足元から崩されるし、愛姫は愛姫で吉乃が今までどんな気持ちで仕えていたか。残虐姫と言われながらも、何のかんの言って周りの人の気持ちを汲んでいる愛姫にとって、吉乃の気持ちを無視することはできない訳で。でも結局吉乃が二人を結びつけるきっかけであったんですね。「憎しみであろうと、ずっとその人を思いづつけていることなんて、特別な存在でない限りできない」ですがやっぱり憎しみより好意で思い続けてくれる存在の方がいいですねv なので政宗がなんのかんの言いながらも、愛姫に好意を持っていることは吉乃走っていた。知っていなきゃ政宗を愛姫の元に行かせないですからね。二人が今度こそ本音で結ばれて円満解決(愛姫親衛隊を除く)。めでたしめでたしでよかったです♪
SYNDUALITY Noir』:オリジナルアニメでした。
新月の涙という事件によって地下へと生活の場を移した人類が、再びネストという集落をつくって地上生生活を始めるものの、そこにエンダーズという化け物が現れ、ドリフターというエンダーズと戦い、エネルギー資源を集めてくる冒険者が組織されてきた。主人公のカナタは見習いドリフターだったが戦闘への素質は少なくトキオの弟分として採取作業などを行っていたある日、廃墟の中でメイガスを見つける。メイガスはコフィンを動かすサポーター役だが、拾ったメイガスには一切記憶がなかった。彼女を”ノワール”と名付けたカナタは突如現れたエンダーズに一人デイジーオーガに騎乗するがあっという間に追い詰められる。しかしノワールがサポートにつくと、一気にエンダーズを倒すことに成功。以降、カナタはノワールを元の主の元に返すことを目標に、デイジーオーガでの戦いに参戦する。当初はエリーをはじめとするロックタウンのメンバーの助けがないと、一人では無理だったカナタだったが、やがてノワールとの息が合うようになってくる。やがてシエルというメイガスがカナタに興味を持ち、一時仲間に加わるが、実は彼女はノワールの出所を知っているようで、彼女の主からカナタの抹殺を命じられるものの、結局それができないまま、ロックタウンにシルバーストームというエンダーズの強力な集団が現れる。ドリフターたちはチームを組んで殲滅に奔走し、満身創痍の中、カナタはシルバーストームの中心に向かう。その最中にノワールは自分が本当にカナタの役に立っているのか、自分の存在について疑問を深める。そしてカナタの危機に、ノワールには別の自我が目覚め、身体や髪が黒くなると、一気にシルバーストームを壊滅した。戻ってきた彼女は自身を「ミステル」と名乗り、カナタを「へっぽこ」と呼び不遜な態度を取る。以降、ノワールは現れず、ミステルはノワールのことをセーフモードと呼び「目覚めたくなかった。眠っていたかった」と嘆く。そしてミステルの秘密を探る「マハト」も本格的に動き出そうとしていた―――というストーリーでした。
当初は冒険ものかな、と思ってみていたんですが、概ねバトルメインのお話でした。メインヒロインのノワールが活躍するかな、と思っていたんですが、意外とサポートしているんでしょうが、彼女の未知の力とかがクローズアップされるでもなく、そのまま最終回まで来て、最後に一気に彼女の秘密に関するものが出てきて
「二期目に続く!」となってしまった感じ。何となくファイブスターストーリーのアマテラス&ラキシス(彼女もまたもう一つの人格を抱えていましたね)みたいだな~って見ていましたけど、二期目でようやくメインの物語が動くようです。脚本は多分二期目を見越して計算されて作られていると思うので、二期に期待しつつ、バトルアクションもキャラデザもこのままを維持してもらいたいです。
『あやかしトライアングル』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の風巻祭里は高校生だが、妖と戦う忍者「祓忍」の一人。幼馴染で妖が見える上に仲良くなりたがる花奏すずを守りながら日々戦いを続けていた。そんな二人の前に強大な妖力を持つ妖:猫の妖シロガネがすずを食らおうと襲いかかり、祭里は祖父から受け継いだ封印術を使って辛くもシロガネを撃退するが、往生際の悪いシロガネは、自身の術で祭里を女性の肉体に変えてしまう。祭里は、力を封印され弱体化したシロガネを今度こそ退治しようとするが、それは自身が二度と男に戻れなくなることを意味する。それでも、すずを守るためならばと受け入れる祭里であったが、すずは祭里への恋心と罪悪感から強く反対し、シロガネと和解するよう主張する。やむをえず、祭里はシロガネを監視するため飼い猫とする。数々の妖を倒しながら、実はすずは「妖巫女」という妖に力を与える存在であることが発覚。その力を巡り、祭里たちの高校に潜伏してきた日喰 想介がすずを食おうと襲い掛かる。護ろうとした祭里をあっさりと殺し、その祭里から封印術を奪って元の姿に戻ったシロガネさえも圧倒する。恐怖におびえるすずを食おうとした瞬間、シロガネの力が弱体したことで男に戻った祭里が日喰を倒すことに成功。これでもう女性にならずに済むと喜ぶ祭里とすずだったが、結局シロガネの力が戻れば術を解かない限りは女体に戻ってしまうため、夕方には元の美少女に戻ってしまうのだった。そして力のなくなったシロガネの代わりにすずは妖の王となり、力を強化して祭里の女性化の呪いを解くことを目指し、そんなすずを祭里は守ると新たに決意するのだった―――というストーリーでした。
こちらも冬に一回途中まで放送されたのですが、やはりコロナの影響でまた延びました。男性でもあり女性でもある複雑な祭里とすずによるトライアングルラブコメですが、殆ど女子だったので、シロガネじゃないですがちょっといいシーン♥になると「ハレンチなっ!」(苦笑)ではありました。でもここぞという時に妄想が爆発するので、二人は基本的に本音をぐっと抑え込んでいるいい子たちです。シロガネさん見ていると、本気モードの時とのギャップがニャンコ先生(@夏目友人帳)みたいで可愛いw 一度ニャンコ先生とシロガネで並べて会話して欲しい。井上和彦さんと玄田哲章さんという、凄い大ベテラン声優さんのニャンコ対談(笑)主人公たちより物凄い圧です!ストーリー自体は円満に終了でした。なので二期目はなさそうですが、原作はまだ続いているようなので、もしかしたら祭里の呪いが解けるあたりをまたアニメでも放送してくれたら嬉しいです。

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1年生、ようやく揃った!(ノ≧▽≦)ノ☆&2023夏アニメ最終回④

2023年09月24日 20時25分55秒 | アニメ

先週から始まっていた呪術廻戦のドリンクカップですが、頼んでも頼んでもランダムのため、ゆーじばかりでてきて、なかなかそろわなかったんですが、ようやく一年生が揃いました✨

恵~お前がなかなか来なかったんよ(ノД`)・゜・。でもお陰様で5杯で来てくれたからよかった。このまま注文し続けたらカフェイン中毒になる勢いだったよ(コーヒーのカップだったので)
カップにして取っておこうと思ったんですが、何気に場所取るので、カップの外側を綺麗にはがして並べて置く。平面だと幾らでも収納場所選べるので助かるわ♥
あとはナナミンと先生なんですが(※Lカップの方は諦めてる💧)、出るかな~?10月2日までらしいから、それまでちょっと頑張ってみる(`・ω・´)ゞ

そして頑張ってアニメの最終回も見ているんですが、昨日今日とめっちゃ多かったので、本当に一言感想だけ述べていきます💦
『百姓貴族』:荒川弘の漫画原作のアニメ化作品でした。
実家の荒川農園での実体験を元に、農家(農作物&牧場)の苦労を面白おかしく5分で描き切った作品でした。北海道のことは「動物のお医者さん」「ゴールデンカムイ」はじめ、色々見てきましたが、農家さんの苦労が本当に計り知れなって、大変だな~と感心✨ おかげさまで人参やらジャガイモやら、変な色したカボチャも全然問題なく食べられることを知り、SDGsに非常に役立つ番組でした♥
でも一番好きなのは、親父殿(cv千葉繁)でしょうか!存在がまるで漫画(失礼)のような親父殿の生命力の強さと、ツッコミ入れてくれるおかん(cvくじら)が超絶でした!今期一番好きだった作品ですわ(笑) なので続編が見たいです!
『シュガーアップル・フェアリーテイル』:ラノベ原作のアニメ化作品で1クール明けての続きでした。
シャルがペイジ工房の一人娘:ブリジッドに羽根を渡したため、アンはペイジ工房での修行を決めて向かう。無事リッドの父がシャルの羽根をアンに返したが、ブリジッドは危機に瀕しているペイジ工房を救うための結婚を迫られていた。それを知ったアンは聖ルイストンベル教会の新聖祭に納める砂糖菓子の選品にペイジ工房も出品することで、工房の名を広めることを提案。そしてその工場に廃城を借りるが、そこにブリジットが美しい愛玩妖精:ラファルを連れてくる。実はラファルとシャルは同じ宝石から生まれた「妖精の王」になる資格があった。アンを攫ってシャルをおびき出すラファル。だが人質となったアンがラファルの支配を受けていた妖精たちと銀砂糖を通して彼らを救ったため、最後にラファルは仲間の裏切りに会い、ひとり身を投げる。アンは工房に戻り、新聖祭に素晴らしい銀砂糖菓子を提供すると、再び修行の旅へと出るのだった―――というストーリーでした。
キャラがとにかく美形ばかりで、作画も線が細かくて、綺麗に描かれていて素敵でした。ストーリーもお嬢様に従ったシャルがどうなるのか心配でしたが、割とあっさり戻ったのでほっとしたのもつかの間、今度はラファルがアンを人質に取って・・・と、結構大変なストーリー展開でした。今まではアンの戦いでしたけど、今期はシャルのバトルも描かれて、戦っているのは1人じゃなく、みんながそれぞれ自分を生かす方向で戦っていたので、ストーリー的にも素直に盛り上がれたと思います。まだまだ駆け出しのアンですが、それぞれが納得のいく方向で未来に迎えたのが明るくてよかったです。
『スプリガン』:30年以上前の漫画原作のアニメ化作品でした。
超古代文明の人々からの警告「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」というメッセージに従い、特殊組織を擁する巨大財閥アーカムは、彼らの遺産をあらゆる権力から守り、封印するチームを結成した。アーカムのS級エージェントは「スプリガン」と呼ばれ、腕利きのA級エージェントが束になっても敵わない圧倒的な戦闘力を持っており、その最年少の主人公:御神苗優が挑む各古代遺産を巡る戦いを描いた作品でした。
30年以上前の作品のため、結構古い描写も所々ありましたが、それでも「令和の今だからこそ、アニメ化できる表現」が多く合って、非常に見ごたえありました。満を持してというところでしょうか、バトルがメインですから、とにかくコマ割りが凄く多い上に、特殊効果も活かされていて「攻殻機動隊」が何度もアニメ化されていますが、まさにスプリガンでも「今だからこそできる」というのがよくわかりました。デジタルでないとできない表現ってありますもんね。手書きのアニメも手書きなりの温かさや細かさもありますが、やはり特殊効果を手で描くのは難しい💦 火器なんか特に!中には「今時こんな武器、使わないでしょう」という意見もちらほらあるようですが、だからと言って古い銃火器が全て排除されているわけではないので、そこは素直に現代も利用、という概念で見ていました。それにつけても1クールアニメではなく、劇場版の様に丁寧な描写で、時間かけて作られたのがよくわかりました。続編があるようでしたらまた見てみたいです!
女体化した僕を騎士様達がねらってます 2nd』:オンライン小説のアニメ化2期目でした。
女癖の悪い騎士ロイドに贈られた呪いのチョコを食べてしまったせいで、主人公の司書のアルトは夜になると女体化してしまい、それを解くには男に抱かれるしかない。ロイドとリューンが遠征に出ている間に、自らもチョコレートの秘密を探ろうと、禁退出本のある図書館長の部屋に忍び込む。それらしき本が見つかったが、同時に図書館長にもバレてしまい、アルトはクビを覚悟する。しかし実はその呪いを開発したのは図書館長自身だったことがわかり、ロイドやリューンの加勢もあって、図書館長は呪いを解く方法を探す。そしてその薬が完成し、アルトは服用したことで呪いが解けた。安堵するアルトだったが、同時に心寂しさを覚える。避けていたロイドとリューンの顔を見た瞬間、再び女体化してしまう。呪いは解けているのだが、アルト自身が呪いを望んでしまっているために、女体化してしまったとのこと。しかしこれで満足したアルトは再び二人を受け入れるのだった―――というストーリーでした。
BLですが、やっている時は女の子なのでBLではない。というややこしい(苦笑)話でしたが、結局のところ「男でも女でも、アルト自身が好き」=「その人が好きなら性別度返し!」ということで完結しました。まぁ3人がそれで満足しているのですから、いいのではないでしょうかw。幸せで周りに迷惑が掛からないなら、それを選ぶのもまた人生✨ってもんです。「お幸せに♥(≧▽≦)ノシ」
MIX〜二度目の夏、空の向こうへ〜』:あだち充原作の『タッチ』の後継作品2期目でした。
2年生になった主人公の立花投馬・立花走一郎の血の繋がらない義兄弟の明青学園バッテリーは、夏の地方予選大会に出場。予選を順当に勝ち進み、因縁の西村親子のいる勢南高校と準決勝で戦うこととなる。かつて同じ明青野球部OBの投馬の父:英介らも嫌でも盛り上がる。その勢南高校に2-1で
見事に勝利し決勝に進出。相手は健丈高校という、まさに明青学園が上杉達也を要した時と同じ状況となり、周囲は活気づくが、英介が準決勝を観戦中にトイレで心筋梗塞を発症して病死。そのことから投げられないとした走一郎の判断で決勝戦の健丈戦では夏野が登板するも3-1で敗北し甲子園出場はできず、投馬達には不完全燃焼のまま2年目の夏は終わたのだった―――というストーリーでした。
「タッチ」の後継作品ということもあり、双子の上杉兄弟を思い起こさせる立花兄弟。バッテリーなのでこの二人がタッチの様に死別することはないとは思っていましたが、代わりにお父さんが亡くなるとは…(涙) いえ、達也も2年生の時は勢南に負けて決勝には行けませんでしたから、立花兄弟も盛り上げるなら3年生で甲子園だろう、とは思っていましたけど、こんな展開って・・・なんかあだち充の野球作品は、肉親亡くす(若しくはすでに故人)でないと、甲子園に行けんのか!?Σ( ̄口 ̄|||) 肉親無事で甲子園行ったのって「H2」くらい(ただし主人公は彼女に振られるエンド💧)。実親二人を亡くした投馬は正直達也よりダメージデカいですよ(ノД`)・゜・。 かもしたはあだち作品は恋愛とかホームドラマ的な部分よりは、あまり最近の作品では描かれない「試合の流れを丁寧に描く」部分を楽しみに見ているんですが、今回のこれは重かったです。見ながら(´;ω;`)ウゥゥしちゃったよ。この続きは原作で現在進んでいるようですが、空の向こうの亡き父を喜ばせる様な展開を待っております。
レベル1だけどユニークスキルで最強です』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公の佐藤亮太は残業づくめの社畜生活を送っていたが、ある日会社で眠気に耐えられず突っ伏すと、次に目覚めた瞬間、迷宮のような場所におり、そこの暮らす少女エミリーから「ここはダンジョンであり、街ではダンジョンでドロップする食材を元に生活が成り立っている」ことを教えられる。試しに倒したスライムからはニンジンがドロップしたが、何故か亮太が倒したモンスターは、大きな質の良いニンジンをドロップする。亮太はスキルを確認すると、レベルが1から上がらずステータスも全てFという最低値だが、ドロップステータスは全てSランクであり、「ドロップアイテムを持たないモンスターを倒すと、その世界に存在しないはずのアイテムがドロップする」というスキルの持ち主だった。これを基に、助けてくれたエミリーのためにもボロアパートを借りてエミリーに譲る。自分はそのまま去ろうとしたが、エミリーの願いで同居することとなった。ニホニウムというダンジョンに現れる、本来ドロップアイテムを持たないモンスターを倒してドロップする種を入手することでステータスが上がっていき、次第にSだらけの規格外なステータスを手に入れる。やがてバニーガール姿のウサギ、インフェルノを使うセレスト、ダンジョン生まれの少女アリスも加わり、やがて亮太は「リョータ一家」を結成。巷で噂になる程の最強ファミリーへと成長するのだった―――というストーリーでした。
Lvは1のままですが、他の強化スキルがどんどん加わるので、それで補える=強くなれるという設定。確かにあれだけの弾丸の種類をドロップさせて、使いこなせれば、後は火力と物理攻撃に特化した仲間がいるので、どんどん開拓ができますね。最も亮太はパワーバランスを考えてチーム編成しているわけではなく、偶然の賜物で集まった仲間がバランス良く、それで補えたあたり、運(隠しコマンドw)のパラメーターが一番最強だったんじゃないかと思います。何故か仲間が女子だけ、というのはもうお約束なので突っ込まない(笑) でも最近の作品にしてはハーレムアニメって久しぶりだった気がします。残念だったのは・・・作画が・・・💧 絵を描く人ではないので、突っ込む資格はないのかもしれませんが、どうにもキャラデザもアップの時と引いたときの顔が別人なくらい略されている(※瞳にアイキャッチとかが入っていなくて、塗りつぶされただけ)し、輪郭から何からどのキャラも一緒で違うのは髪型くらい、というかなり素人目にも残念でした💧 髪もツヤベタ全くないカットもありましたし、戦いも静止画の時が結構あったりで、製作会社がコロナなどで時間がなかったのかもしれません。でもできたら作画崩壊しない程度に仕上げて欲しかったです。
『ライアー・ライアー』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の篠原緋呂斗はランク制度の四季島の四番区に位置する英明学園に転校する。その初日通学途中で偶然ぶつかった女生徒:彩園寺更紗に勝負を挑まれる。実は彼女は学園島でトップに君臨する7ツ星だったが、勝負方法の「にらめっこ」に勝利したことがきっかけで7ツ星になってしまう。緋呂斗は学園長の命令で7ツ星の座を死守しなければならなくなり、姫路白雪の助けを受けつつ、イカサマを駆使して本当の7ツ星を目指すことになる。だが実は更紗は替え玉であり、本名は朱羽 莉奈という少女だった。本物の更紗との約束を守るため、彼女は秘密を守るためにも緋呂斗に協力することとなる。一夜にして7ツ星となった緋呂斗の前に、私怨で挑む者や区内選抜戦などがあったが、ギリギリで勝利をおさめる緋呂斗。そして四季島の恒例イベントである五月期交流戦・アストラルがやってくる。その緋呂斗の前に最後に立ちはだかったのは倉橋御門。以前破れた彼は復讐のために潜入して最強のメンバーで緋呂斗に襲い掛かるも、白雪たちの身を挺した犠牲の上に緋呂斗は最後の賭けに出る。倉橋の手先だった椎名紬が緋呂斗に懐いており、彼女を盤上のゲームに誘う。これにより倉橋の支配が届かなくなったところで駒役のチームメイトが指示に従い動くこととなった。これにより椎名は自陣を緋呂斗に取られて敗北。倉橋は追い詰められゲームオーバーとなり、緋呂斗達の勝利となった―――というストーリーでした。
いわゆる「頭脳戦」ですけれど、張ったりと嘘で相手の気持ちや考えを混乱させて裏をかく、という感じですね。騙し合いではありますが、「よう実」に比べると、そこまで頭の回転を要する戦いではなかった気が。勝負と言っても「にらめっこ」とか「100m走」とか、勝利条件さえ決めてしまえばギリギリの戦いもしなくていいので、緊迫感は最後のアストラルが一番あったかな。原作をもっと深く読めば違うのかもしれませんね。
『ホリミヤ-piece-』:漫画原作のアニメ化2期目でした。
一期目はクラスの人気者の堀京子と、陰キャの宮村伊澄がひょんなことで接点ができ、地味な宮村君が学校の外ではピアスや刺青をしていることも含めて興味を持った京子との付き合いが始まりましたが、今期は2年生になり、修学旅行やプールの授業で(刺青があるため)裸になれない+夏でも長袖の宮村君の秘密を暴こうと仙谷君が画策したり、級友たちとの交流が広がっていく宮村君。一方で京子の家族とも仲良くなり自然と溶け込んでいく。生徒会を含めた仲間たちとの高校生活を思い出しながら、ついに卒業を迎えるも、堀さんと宮村君は未来に向け心機一転、髪を切って付き合いを続けていくのだった―――というストーリーでした。
今回はホリミヤの二人、というよりクラスや生徒会のみんなも含めた学園生活が中心でした。最大の危機は宮村君の刺青(若気の至り💧)を見せないするために、秘密を暴きたい仙谷君との攻防でしょうか(笑) この夏の暑さを思い出すと、よく長袖で頑張ったな、宮村君(笑) 後半は堀家のみんなと宮村君の話が入りましたが、あんなに彼女の家族に溶け込んでいる宮村君って・・・もう直ぐマスオさんになれるんじゃないか(笑) お父さんがアレだからみんなと気が合うのかもしれませんがw そして極自然にスキンシップというかイチャイチャしていて羨ましい(笑) カレカノになったというか、告白しっかりした記憶がないんですが、ミカンを口移しで食べさせたり、コタツで平然と膝抱っこしたり。宮村君の攻撃に堀さんも別段嫌がらずに受け入れているのが凄い!アスランにもこの位の甲斐性が欲しい!!!と真剣に思いました(笑) 原作もここまででしたし、アニメもこれで完結だと思いますが、ホリミヤの二人はすっごくお似合いなので、是非ともずっとこれからも仲良く過ごして欲しいです♥
『TIGER&BUNNY2』:オリジナルアニメの第2期でした。
ネクストの力の発動が1分になってしまった主人公の虎徹は、仲間の応援もあってヒーローに復帰。ヒーローTVもタイバニ同様「バディシステム」を取り入れ、活躍に応じた投票を行っていたが、現状の一番人気はファイアーエンブレム&スカイハイ。タイバニの二人は最下位という状況。さらに新人ヒーローたちも加わって、シュテルンビルドは賑やかになったが、相性の悪いコンビや暴走する新人の相談などを受けながら、忙しい日々を送っていた。そんな中未知のネクストが次々と事件を起こしていく。ウロボロスのメンバーであるフガンとムガンの兄弟だった。彼らは親代わりのニコライの指示でテレポートと能力を倍にして跳ね返す能力でヒーローたちを圧倒するも、タイバニのコンビネーションで逮捕に繋がる。しかし同じくウロボロスの幹部であるシガニーが次の刺客を送り込んでくる。力を暴走させる能力を持つグレゴリーを使って、ネクストたちだけがかかる感染症を疑わせて、暴動を起こしていく。そのため能力を持つヒーローたちも活動を停止させられ、隔離施設に移動を命じられる。しかしバーナビーの友人マッティアが感染症の正体に気づき、バーナビーに報告。これによりヒーローたちは命令違反覚悟でグレゴリーを確保に向かう。グレゴリーはL.L.オードゥンをはじめとする強力な能力者を使ってヒーローたちを追い詰める。一方で足を悪くしているバーナビーの前で遂に虎徹もグレゴリーの能力を受けてしまうが、元々短くなっていたネクスト能力が枯渇。グレゴリーの支配を逃れ、オードゥンにスーツを破壊され、追い詰められたバーナビーに自分のスーツを託し、バーナビーが止めを刺し、ブルーローズたちがグレゴリーを確保し、これにて事件は完結。最後まで戦い抜いたタイガー&バーナビーが今年の最優秀バディに選ばれたのだった―――というストーリーでした。
いや~相変わらず胸熱です!最初は新人や新システムの紹介を兼ねた細々したストーリーでしたが、次第に前回から続くウロボロスとの戦いになってきて、次第にシリアスで重い展開になっていきました。この辺りの脚本の作りは前回と並んで重厚で面白かったです。でも一番涙したのは、やっぱり虎徹が投げたワイルドタイガーのスーツをバニーが譲り受けて敵を倒したところですね。アレはもう泣かせてくれました(ノД`)・゜・。バニーの虎徹さんスキーっぷり(笑)が爆発して最高でした☆ 虎徹さんの能力が無くなってしまったので、この後どんな人生になっていくんだろう・・・ウロボロスもシガニーは亡くなりましたが、あれだけの組織でまだ幹部の一部くらいしか登場していないので、ボスが出てこないのも気になる。ルナティックは・・・見る限りでは生きているとは思えませんが、わかりませんね。続編があったとしたら、バニーには新しいバディが付くことになりそうで、でもそうしたらやっぱり主役の虎徹さんがいないのは寂しい。加えてさらに今回寂しかったのはスポンサーのプレイスメントが消されていたこと( ;∀;)💦 やっぱりね、あのリアル企業とタイアップされた企画がこの作品の目玉だったと思うんですよ。斬新で凄く興味がわきましたけど、NETFLIXじゃなくN〇Kだから、致し方ないんですよね・・・。もし続編があるなら、やっぱり民法であのタイアップ企画を続けて欲しいな。
『魔王学院の不適合者Ⅱ』:ラノベ原作のアニメ化作品の2期目でした。
今回はアノスという存在がありながら、暴虐の魔王「アヴォス・ディルヘヴィア」を名乗る存在と、アノスと同級生のミサの出生に纏わるストーリーでした。かつての盟友たちと別れ転生したアノス。学園の授業で課題に取り組んでいると、マントを着た少女と出会う。彼女を助けるうちに、アヴォス・ディルヘヴィアという存在が浮き彫りになる。少女を助け、世界の理を正すために戦うアノスと友人たち。その中で正体不明の少女が、実は大精霊レノであることが判明。彼女は
魔王の右腕であったシン・レグリアを探していたのだった。ミサはシンとレノの間に生まれた娘であり、偽の暴虐の魔王アヴォス・ディルへヴィアの伝承を持つ半霊半魔の存在だった。母であるレノが2千年の時を超えてミサと再会。だが伝説に背く行為を行っていたことが知られたため根源が消滅するはずだったものの、アノスの過去改編で復活。ミサを利用してアノスを殺そうとしていたノウスガリアだったが、結局ディルへヴィアはミサと統合され、計画が失敗し具現化させた体の持ち主であったエールドメードに秩序を乗っ取られ敗北する。かくして新たな魔王による秩序が完成された世界となったものの、まだアノスは不安要素を抱えたままだった―――というストーリーでした。
コロナの関係で一度冬に始まったものの、途中で放送が止まり、夏に入ってまた新たに再開されました。夏に改めて1話から始めてくれたのですが、再放送分を見なかったので(他の番組と色々重なっていたので、そっち優先した)、その分どんな展開だったか、見事について行けなくなってました💦ただ有難いことに、この作品はアノス君が全部戦いながら経過と解説してくれる(笑)ので、最後の方で流れがつかめるのでOK!✨ 一応大団円な終わり方だったと思いますが、最後の方でまだ不安要素がある感じを匂わせていました。原作はまだ続いているので、このあと3期があるのかな?また暫く様子見ようと思います。

 

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種「鳴動の宇宙」見てきました!&2023夏アニメ最終回③

2023年09月22日 22時38分38秒 | アニメ

本日は夜に劇場に直行し、種のスペシャルエディションリマスター劇場版見てきました!(≧▽≦)ノシ✨

いや~やっぱり「大画面で拝むアスカガキスシーン💋」は最高ですな♥(*´Д`)ハァハァ

平井さんに描き直っているから余計なんですが、またそれ以上に演出的にも本放送の時は割とゆっくりアスランが顔を近づけて、キスした後にカガリがそっと目をつぶる…という流れでしたが、リマスターの方はアスラン抱きしめ~の、勢いでそのまま「ブチュ♥💋」で姫様びっくりして目を見開くも、そのまま目を閉じる―――というのが、何ともアスカガーさん方の希望そのままやってくれた!(≧▽≦)b✨という感じで、めっちゃ素敵。しかも背景が地球ってなにその演出✨(笑)
もちろん、ストーリー的にも覚悟を試される試練が目白押しで、双子の事実からキラの葛藤、イザディアの話し合いと、二人の共闘(そしてあのイザ様がカガリを助ける!という展開が!!姫と知らずとも、ナチュラルの乗った機体ということは分かるわけで。それをあんなにナチュラルを毛嫌いしていたイザークが助けるって凄いことですよ!!)、キララクも、ムウマリュも、ディアミリ(リマスターではあのやり取り無いのが悲しい💧)も皆好き♥
ラストシーンは相変わらずハンカチ必要(ノД`)・゜・。💦
「生きる方が戦いだ!」は本当に名言ですよ!
一回リフターでカガリが付いてくるのを押しとどめたはずなのに、カガリが「アスラーーーン!」って来た瞬間、アスランの目がウルウル✨するのが何とも言えない…。以前もアスランを助けに来た人がいました。ニコルです。でも彼はキラに討たれてしまった。同じく助けに来れば死を意味する場所にうんと近くなる。それを知ってアスランはカガリを帰るように物理的に押しとどめたはずなのに、それでも彼女は来た。そして最後はアスランの意志を跳ね返してまで彼の行き詰まった道をぶち抜いてくれました。
これ見ると、本当にアスランは身体的な部分の強さでカガリを守り、カガリは精神的な強さでアスランを支えて、この二人が見事にかみ合ったからこそ、アスカガは凄い惹かれるんだな~と改めて思います。
ともかく―――
やっぱり無印はいいなぁ~(*´▽`*)✨ この後種運命に突入すると思うと、やや胃が痛いですが、あの過程もあればこそ、劇場版へどう乗り越えていくかが繋がるわけですし。
うん、やはり2週間後はしっかり見に行かないと。…でもその前に鳴動の宇宙はもう一回は見に行きます(`・ω・´)ゞ

そしてこっちも最終回です夏アニメ。
『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は現世では大の自販機好きだったが、ある日バイク事故により目の前の自販機を庇って転落。目覚めると異世界で自販機になっていた。一瞬自販機になれて喜んだのもつかの間、話せる言葉は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「ざんねん(←ルーレットのはずれの時)」のみで、更に動けない。湖畔でただじっとしていると、怪力少女のラッミスに出会い、飲み物を提供したことで意志を持つ魔道具だと認識され、何とか意思の疎通に成功する。ラッミスに背負われて迷宮内の村に行き、ハッコンと名付けられ、自販機として地球の飲食物を村人たちに販売する。やがてある程度購入してもらうとレベルが上がり、扱える品が増えたり結界を貼ったりすることができるようになり、それがハンター協会の耳に入ることとなる。ラッミスと共に討伐に参加し、魔物を退治するが、貴重な魔道具として盗難に遭い、連れていかれた先で囚われの魔道具技師のヒュールミと出会う。救出されて以降ヒュールミも加わり巨大鰐を退治中に階層が崩壊を起こし、ハッコンだけが下層に落ちる。そこで暴食の悪魔団というタスマニアデビルの獣人の集団と出会い、彼らの理解力の低さからコミュニケーションを取れず苦戦しながらも迷宮を進み、ラッミス達と再会することが出来た。ラッミス達と再会後、愚者の奇行団団長のケリオイルから「最深部へ辿り着き、条件を満たすとメダルの数の分なんでも願いを叶えられる」という迷宮の伝説を聞かされ、迷宮階層の階層主である炎巨骨魔を倒すこととなる。迷宮階層の罠である巨大な落とし穴に炎巨骨魔を落とし、ハッコンのドライアイスで炎巨骨魔が纏う炎の消化に成功。後はトドメを刺すだけだったが、穴の底は二酸化炭素が充満し入れば窒息死してしまう。しかし科学知識を知らないハンター達が穴に入ろうとしてしまう。慌てたハッコンはあえてエロ本の販売機に変身し、ラッミスに投げてもらうことで炎巨骨魔にハッコンが直撃し、炎巨骨魔を倒すことができた。最後のアンデットとの戦いではヒュールミたちが心肺停止になる危機もありましたが、まさかのAED変化で救命活動となり、命を取り留める。まだまだ危険も伴う冒険だが、ラッミスと共に改めてともに旅に出ようと決心するハッコンだった―――というストーリーでした。
なろう系は色んなものになれますけど、もう流石に「転生なろう」は出尽くしたかな~と思っていたら、まさかの自販機!もう何でもありだが、最後はAED(※自販機にあらず)にまでなって人命救助。…意外に有用性高いな!自動販売機!Σ( ̄口 ̄;) まさかの盲点でしたよ。動けないし、自販機の音声挨拶ぐらいで他に機能つけようがないながらも、案外バトルに有用で、炭酸飲料が武器になったり、挙句ガソリンスタンドにまで変化できるなら、いわゆる「無機物なら何にでもなれるんじゃね?」 実際災害の時は飲料関係無料提供できるようになってきていますし、自販機は大事。そして福山さんの演技力が際立ったこともあり、ハッコンが非常に一生懸命で可愛く見えた(笑) 同じ中の人なのに、ドラルクさんと有能さのベクトルが全然違う!(ドラルクはバトルはからっきしだが、料理は天才的☆) 結構笑えて楽しかったです。
『文豪ストレイドッグス第5シーズン』:人気漫画のアニメシリーズも第5期目でした。原作の天人五衰事件の続きからでした。
何とか処刑の危機を潜り抜け、乱歩の指示で集まった探偵社のメンバー。乱歩は猟犬隊長の福地桜痴に協力を仰ぐが、福地こそが天人五衰の首領であり、敦と、太宰の指示で同じ船に潜入していた芥川は、福地に戦いを挑む。福地を後一歩まで追い詰めたところで芥川が斬られ敦は何とか逃走するも、残る天人五衰のメンバーであるブラム・ストーカーの異能で、世界中に吸血種化した人類が送り込まれてしまう。敦は空港内でブラム・ストーカーと文を探す中、猟犬の燁子と遭遇し、立原が残した映像を見せて協力を取り付けようとするが、全てを知った上で福地側に付いていた彼女に捕らえられ、天人五衰の真の目的を聞かされる。その内容を聞いて目的を阻止するのが本当に正しいことなのか分からなくなるものそれが動かなくなる理由にはならないとして福地を探すべく行動を開始。その先で吸血種と化した芥川と交戦する。一方のムルソーでは太宰がドフトエフスキーとの脱獄レースに挑み、相手の裏をかくものの、ドフトエフスキーの更なる仕掛けにシグマだけは何とか逃がすものの、自分は足の骨を折ってしまい身動き取れないところでブラムの吸血化を受けた中原中也に銃弾を受ける。福沢も福地をその身でもって止めようとするが、神刀・雨御前の前になすすべもなく倒れる。そしていよいよ福地が「大指令」を発動させようとする。ブラムの支配の力で一斉に核戦争への危機に突入するが、福沢が福地の間合いに入り込み、雨御前を福沢の身体に突き立てたことで、雨御前を福地から引き離すことに成功。そのまま大指令で戦闘中止の指令を出すとともに、文によって聖剣から解き放たれたブラムが支配を停止したため、戦闘は終結する。そしてドフトエフスキーも実は支配されていなかった中原中也と太宰の演技に騙された上、わざとドフトエフスキーの手に怪我をさせたことで、ヘリで逃げようとしたドフトエフスキーを支配の力で攻撃。そのままヘリごと爆発する。こうして全てが終わった後、福沢は実は福地は戦争を止めるために、わざと自分を世界から攻撃させることで世界の団結を促せると思い、今回の事件を起こしたことを推理する。全てを理解した福沢の前で、福地は燁子に止めを刺され絶命した―――というストーリーでした。
相変らずアクションといい、ストーリー展開の乗せ方といい、本当に見ごたえある作品です。こうしてちょこちょこ間を開けながら放送するのは、見ている側としては「一気に見せてくれないかな~」とは思うのですが、最近のアニメ制作事情から考えると、ここまで戦闘描写(普通より描き込みが多くなる)を綺麗に描き、キャラデザも落とさないという、クオリティーを維持するためには、はやりこの時間を取るのが必要になってくるんだな、と思えるようになりました。なので見ごたえばっちりですし、もう一つの太宰とドフトエフスキーの頭脳戦がとにかくすごい!相手の裏の裏以上を何度も読み合って、でも最後は「信じるに足る仲間の有無」が大きな勝敗を分けました。頭脳だけじゃやっぱり勝てないです。人との繋がりという最後のカードが勝敗を分けましたが、宮野さんと石田さんの互いを嘲るような演技力もやっぱり聞きごたえありました。これで終了になるのは勿体ないなぁ~。また武装探偵社の活躍を見てみたいです。
『わたしの幸せな結婚』:なろう系小説のアニメ化作品ですが、実写劇場版や漫画も進行しているメディアミックス作品でもあります。
主人公の斎森 美世は異能の力を持つはずの斎森家の長女だが、異能を持たなかったため、義母や妹の香耶、そして実父から疎まれ奴隷のような扱いを受けていた。唯一心の支えだった辰石幸次が香耶の婿養子になると明かされたと同時に、冷酷で容赦なく、嫁ごうとした女性は全て逃げ出しているという、異能の名家、久堂家の当主: 清霞に追い出し当然で嫁がされる。最初は冷淡に美世をに接した 清霞だったが、次第に嘘もなく恐縮ばかりする美世に興味を抱き、斎森家に向って美世の生育状況を追う。すると虐待され育ち、櫛一本贈ると心から喜ぶ美世にやがて愛情を持つようになる。しかし、斎森家に立ち寄った清霞を一目見た香耶は気に入り、自分が清霞の嫁になろうと美世を監禁する。しかし清霞への愛情を持ち始めた美世は断固として譲らず、また清霞もこれを知り、斎森家に救出に向かい、無事に美世を取りもどす。こうしてようやく久堂家に幸せな時間が訪れたかと思いきや、今度は美世を鶴木 新という男が攫う。実は彼は美世の母親の実家である薄刃家の者であり、家を救うために母が身を売るような形で斎森家に嫁いだこと。美世は「夢見」という稀な異能を持って生まれたが、利用されないよう桜の木に力を封印していたことが明かされる。そこに美世を取り戻しに清霞が現れるが、薄刃家は元々異能を押さえる力を持っているため、新は清霞を退ける。美世を取り戻せないまま向かった戦いで、部下を庇って負傷。薄刃の敷地を出れば、夢見の力に悩まされることを知りながら、それでも美世は清霞の元に駆けつける。意識の戻らない清霞を見て美世は夢見の力で清霞の精神に干渉することを決める。清霞は夢の中でも終わらない戦いに身を投じていたが、美世が来てくれたことで、この戦いを仕掛けている御門の調伏に打ち勝つ。そして再び目覚めた二人は、改めて結婚を誓い合うのだった―――というストーリーでした。
元々始まる前から、周囲のお知り合いさんがめっちゃ高評価している作品だったので、楽しみに見始めました。この作品も「なろう系」と聞いてはいたものの、主人公が何の力もないままなので、「え?」という感じで見ていましたが、実は封印されていたんですね。最初の斎森家から久堂家に嫁ぐ前半は能力の有無に関係なく、互いに閉ざした心を寄せ合い、次第に惹かれていく二人と、いかにも「悪」でしかない(苦笑)斎森家の面々が非常に分かり易くって、久しぶりに心の底から主人公CPを応援出来ました♥ その後半の薄刃家編では、最初薄刃の爺さんと新が「美世を守る」ために美世の想いを無視して清霞から切り離すのもかなりヽ(`Д´)ノプンプンしましたが、爺さんは爺さんなりに美世への愛情があって、ちゃんと気持ちを汲んで清霞の元に戻らせてくれたので、私の中の株は上がりました(笑)昔のアニメでは結構いましたけど、久しぶりにこういうタイプのヒロインだったので、かえって珍しくて感情移入してしまいましたw すでに2期も制作決定とのこと、やはり人気の高さを伺えます。久しぶりに主人公CPを応援出来ましたので、次回もたのしみに待とうと思います!
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』:こちらもなろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は現世で乙女ゲームをしていたところ、その世界に転生していることに気づいた時は、フリージア王国第一王女:プライドとなっていた。ゲームが進めば、十年後には悲劇を引き起こす最強外道ラスボスへと成り果ててしまう。特殊能力者が生まれる国フリージア王国において、8歳で王位継承の証となる予知能力を目覚めさせたことにより第一王位継承者となったプライドは、持てる権力とチート的な能力で、先ずは義理の弟:ステイルを救う。ゲームでは彼の弱みを握り、奴隷のように扱っていたが、真逆の道を進むプライドは必死に彼やその母親を救い、結果ステイルはプライドに傾倒するようになる。続いては妹のティアラ。ゲームのメインヒロインである彼女に対しても、プライドは大事に守り、ティアラもプライドを姉と慕う。また騎士団見習いのアーサーも、ゲーム内では父を見殺しにしたプライドが、自ら父を救ったことで、プライドへの暑い忠誠心を持つ。宰相のジルベールもプライドに不治の病の婚約者を見殺しにされたが、これもプライドが彼女を救ったことで、同じく忠誠を誓う。更に盗賊の罪人ヴァルでさえ、その罪を許す代わりに自分に従う様に契約したが、決してその契約は不利なものではなく、彼が守っていた幼い姉弟を救い出す力となってくれた。こうしてヴァルと弟妹達は、その能力をプライドに買われ、王国専門の郵便書簡の配送役となり、ステイルもアーサーもさらにプライドを守るために力を尽くす覚悟を決める。プライド自身もこの国を窮地に陥れまいと、自らの運命と戦う覚悟を決めたのだった―――というストーリーでした。
最近多い「悪役令嬢への転生もの」の一つですね。しかも悪役どころかラスボスですから(゚Д゚;) 悪の権化ともいうべきラスボスに転生してしまったヒロイン。でも破滅フラグの回避のために、国民のために尽くす舵を切りました。同じヒロインではめフラのカタリナは、メインヒロインと王子を近づけないように働きかけていましたが、結局のところ「人たらし」の性格でもって、双方から惹かれてしまう(※ただし本人に自覚なし)ことになりましたが、こちらのヒロインも破滅フラグ回避でしたが、民のために尽くすという形で、ストレートに物事を運ぶタイプの展開でした。ただ、自分の為にやっているよりは、心から国民を救おうとする為政者向きの性格が元々備わっていたと思います。でなきゃ、あそこまで自己犠牲な行動を起こせませんから。タイプの違う悪役令嬢でしたが、プライドはプライドらしい選択をしていて、これもまた面白かったです。

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