うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

この温もりは、あなたのためだけに

2024年12月23日 19時59分39秒 | ノベルズ
――『今夜、会いに行きます』―――

カガリは用意された貴賓室のベッドの上に置いてあった、一枚のカードを手にすると、訝し気にそれを眺める。

C.E.75年12月―――
未だファウンデーションとの戦いの傷跡が疼く世界情勢を鑑み、各国代表がここ、スカンジナビア王国に集い、今後に向けてのサミットが開催されていた。
初日は各国代表同士が対談を行い、翌日はいよいよサミット本番。
歴戦の政治家たちの中にあって、ただ一人、若干20歳にしてオーブ首長国代表のカガリ・ユラ・アスハは、現時点での発言権を一番に有していた。
何しろ、あのアコードたちが向けたレクイエムの砲口。それをオーブは幾度となく防ぎきり、それすなわち、他国に一切その砲口を向けさせなかったのだ。
ユーラシアはともかく、かつて一度、あの攻撃を受けた経験のあるプラントの議長・ラメントも、世界の盾となってくれたオーブ、カガリに対し、異論をはさむことすら憚れた。
確かに度重なる紛争とファウンデーションショックにより世界が弱体したことで、カガリの発言力が増してきたと言えなくもない。しかし、今回の戦いで、彼女のとった采配は全て、あのアコードたちのお株を奪う、的確な判断だったと認めざるを得ない。
しかしながら、カガリが取る路線はあくまで「協調と対話」。それがコーディネーターであろうと、ナチュラルであろうと変わりない。
世界を守った地の女神。改めて彼女は長引く紛争への対策としての『コンパス』の必要性。そして未だディステニープランを信望する国への対応など、議題を消化する策を講じた。

「はぁ~~~、疲れた・・・」
夕食を兼ねた会談を終えて、ようやくカガリは解放された。
用意された部屋に戻り、このままベッドに倒れ込もう―――としたところで、この不可思議なカードを目にしたのだ。
「一体誰だ?レセプションも会談も、一通りこなしたし…」

大体、こんな秘密裏な誘い方をする代表など、府警の輩としか思えない。
考えられるのは、今回のサミットと全く関係ない方向性。つまりは「個人的な話がしたい」ということだろう。
「となると、狙いはアレか・・・」
カガリは眉を顰める。
一番の目的は、キラの作ったMSのOSだろう。なにせ弟の組み上げたプログラム一つで、マスドライバーを丸ごと一つ建設できたくらいだ。
あるいは、幾つも張り巡らせた包囲網を突破し、キラとラクスの所在を知ったことで、その情報を人質に取引を狙っているのか。
「・・・うん、あり得る。」
カガリは部屋の装飾品の一部となっている、豪華な作り時計を見れば、長針が午後8時を回ったところだった。
カガリがこの貴賓室にいない間を縫ってカードを置き、更に『今夜』と指定がある以上、カガリの動きは相手も予測できている、ということに他ならない。
(さぁ、いつでも来い!)
カードをサイドボードに放り投げ、ベッドに腰掛けつつ腕を組みながら、カガリはひたすら敵(?)を迎え撃とうと、臨戦態勢でドアを睨みつけていた。その時だった。
<コンコン!>
「ひっ!」
カガリが一瞬、ビクンと身を震わせた。
音がしたのがドアとは正反対の、テラスに面した窓の方だったのだ。
「まさか、不意を突いてくるとはな!」
急いでベッドから飛び降り、そのままサイドボードの一番上の引き出しに隠してあったトカレフを取り出し、セフティーを外す。
身を隠しながら、ソロソロとテラスの方を窺えば
<コンコン!>
再度ノック音。
「・・・」
銃を構えながら、カガリは目を細めて窓の外の気配に集中する。
襲撃にしてはおかしい。わざわざ手紙やノックまでする、そんな懇切丁寧な凶行犯がいたら、むしろお目にかかりたいくらいだ。
それに、この迎賓館には高度なセキュリティーが幾重にも張られているという。それを突破できる人間は、カガリの記憶では3人しか知らない。
一人はキラ。同じくハッキングのプロフェッショナルであるメイリン。そしてもう一人は・・・


―――続きはこちらから。


***


インフルエンザ以降、家族の看護と介護が続いてしまい(現在も)、なかなか作品を書く時間もない中、それでもクリスマスっぽい作品を一つ書き下ろしてみました。
去年はR指定のイチャイチャ(笑)をさせましたが、果たして今年は―――?

キララクはきっとイチャイチャしてますね!まぁヤマトさんご夫婦も同居ですから、なかなかに気を使いそうですけれど(でも「貴方たち、ご飯よ」とカリダさんに声を掛けられるまで堂々とイチャこいてましたから、大丈夫かw)
この二人は物凄く進展しましたけど、一方のアスカガは正直現状、前年と変わりないと思います。
二人とも互いの時間を合わせてって、きっと偶然が無い限り難しい気がするんですよね。そして、周りがそのように気遣っても、ストイックすぎる二人なので、多分断ると思う^^; 普通だったら会えない恋人に対して不安を抱くことも多いと思いますが、アスカガには不思議とそれはない。
アスランはカガリの動きは十分見えている(笑)と思うので、多分心配はしていない。で、カガリの方はといえば、こっちも心配していない。隠密のアスランですから、彼が今何をしているのかは判らないけれど、彼の性格まで知り尽くしているカガリにとっては不安要素は持たなそう。勿論、子飼いのメイリン(笑)が逐一彼の「しでかしたこと」レポートを送っているので、そのせいもあると思います。
何より劇場版で、あれだけの絆を見せつけてくれましたから!今思い出しても凄いですよ・・・だって本編中、二人が会話したシーンは一つもないんですよ!(※エピカ特別編第2弾と、特典小説と、アスターストーリーと、SEEDグランプリ2024を除く)なのに、あのズゴック&インジャとルージュのリモート操作という、たった一つの、しかも数秒の出来事だけで、二人の揺るぎない絆を見せつけられたんですから。後、ハウメア&指輪を見せ合うことも。運命の終わり方が終わり方だっただけに、カガリ様の女傑ルート✨一直線かと思いきや、ちゃんと互いの想いは温め合っていたんですね♥(*´艸`*)
「カガリは今、泣いているんだ!」で、アスランがデバフかかりまくるほどどえらいショックを受けたことが、改めて劇場版で分かりましたが、そのダメージを受けた分、二人が乗り越えた先は揺るぎないものだったと、殊の外安堵いたしました。
なのでこのクリスマスも、二人が結ばれたらいいんですけど、互いを尊重する二人ですから、ギリギリのラインで耐えるかな。耐えてこそのアスラン・ザラなんですがw
マトリョーシカの様に、カガリを全部抱きしめて、温めてやってください♥破廉恥じゃない方向で。

そんな明後日には待ちに待った劇場版のBlu-rayが届く予定。勿論ヨドバシで購入したのでアスカガセットが届くはず。
さてしも、先ずはCDドラマから聞きますか!(≧▽≦)ノシ 是非「ミニスカート、ヒラリ♥」で、アスランが赤面する破廉恥シーンを耳からの売りに焼き付けたいと思います!

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天からの贈り物

2024年11月27日 19時50分38秒 | ノベルズ
「二人とも、もう寝る時間よ。早くベッドに入りなさい。」
「「はーい!!」」

お母さんの声に、一緒のベッドにもぐりこむ。
キラとカガリは双子のきょうだい。
「ぼくがおにいちゃんだもん!」「ちがう!わたしがおねえちゃんだ!」
手が器用でおとなしいキラと、明るくて気の強いカガリは、時々ケンカもするけれど、ふたりはいつも仲良しだ。
今日も一緒のベッドで、枕元にライトをともしながら、大好きな絵本を一緒に読む。
「今日は何のご本を持ってきたの?カガリ。」
「フフ~ン。今日はこれだ!」
カガリが持ってきたのは、大きな絵本。表紙には一本の大きなクリスマスツリー。
「僕も、これ好き!」
目を輝かせたキラも、一緒になって表紙を開く。



『さびしんぼうのもみの木』
まちのひろばに、いっぽんのおおきなもみの木がいました。ひとりきりのもみの木は、まちのだれもがとおりすぎて、じぶんにきづいてくれません。
「さむいよ。さみしいよ。」と、ないているもみの木。
あるよるに、こまどりのおやこがやってきました。
「まいごになってしまいました。どうかひとばん、そのえだにとまらせていただけませんか?」
もみの木はいいました。
「どうぞ、どうぞ。ゆっくりと、おねむりなさい。」
よくあさ、こまどりの おやこは、いいました。
「ありがとうございます。おれいに、いなほでつくったリースをかけてあげますね。」

そして ゆきのふるよるに、リスがやってきました。
「ゆきがふってさむいのです。どうかその みきのあなに、とまらせてくれませんか?」
もみの木はいいました。
「どうぞ、どうぞ。そとはさむいでしょう。こごえるといけません。どうぞ なかでおやすみください。」
よくあさ、リスはいいました。
「ありがとうございます。おれいに このあかいマフラーで、さむくないように、えだをおおってあげますね。」

こうしてほかにも、たくさんのどうぶつたちのおねがいをきいたもみの木が、ねむっていると、こえがきこえてきました。
「やさしい、やさしい、もみの木さん。みんながもみの木さんのところにこられるように、わたしからクリスマスプレゼントをあげましょう。」
もみの木がめをさますと
「うわぁ、まぶしい!」
おそらのうえから、おおきなおほしさまが、キラキラとかがやきながら、もみの木のてっぺんにとまりました。

つぎのひのあさ、
「もみの木がとってもきれいだ!」
「すてきなクリスマスツリーだね。」
どうぶつたちがかけてくれたおれいが、きれいなかざりになり、そしててっぺんには、あさになってもキラキラきれいなおほしさま。
まちのみんながあつまって、もうもみの木は、すこしもさみしくありませんでした。



―――こうして、枝にとまらせてあげた小鳥たちや、幹の傍で雪をしのいであげた動物たちから、お礼に一つずつ飾りをもらって、クリスマスの当日には、みんなが楽しめるクリスマスツリーになった、もみの木のお話だ。

「僕たちも早く欲しいね、クリスマスツリー。」
キラが菫色の瞳をキラキラさせると、
「うん!私は一番てっぺんに、あの大きなお星さまを付けるんだ!」
カガリも金色の瞳をキラキラさせる。
「あー、それ僕もやりたい!」
「早く言ったものの勝ちだ!」
「ずるい~~~💦」
まだクリスマスは遠いけど、お家にはクリスマスツリーが無いんだ。
(―――「二人がいい子にしていたら、大きなクリスマスツリーを買ってくるからな!」)
そう言って笑って頭を撫ぜてくれたお父さんとお母さん。
(―――「「約束だからね!」」)
二人が揃って言うと、お父さんとお母さんは、
(―――「約束するよ。」)
そう言ってにっこり笑ってくれた。
「早く来ないかな?クリスマス。」
「いっぱい飾りを付けような!」
そう言って、ずっと二人でクリスマスが来るのを、ワクワク待っていたんだ。


―――続きはこちらから。


***


普段と毛色の違う小説をUPしております、今日のかもしたです。
と、いいますのも、現在色んな小説投稿サイトがありますが、共通して現在「ブックサンタ2024」という企画を行っているようです。こういう情報に疎いかもしたでしたが、何時もの投稿サイトpixivの方でも、この企画に賛同しておりまして、「クリスマスに関するエッセイや小説(二次創作でも可能)」作品1つにつき500円の寄付を送ることができる、とのメッセージが届きました。
なので、普段善行の一つも積んだことのないかもしたにも、これならできるか、と思い、突発で考えてクリスマスっぽい作品に仕上げてみました。
※ちなみに「イラスト部門」でも参加可能だそうです。
ぶっちゃけ、主人公を種の双子にしましたが、オリジナルの名前を付けて、全くのオリジナル作品にしても良かったのですが、そうなると、キャラクターの性格や見た目の設定も考えて、文章中に入れなければならないので、「だったらいつもの双子でいいや(笑)」と二次創作でキラカガに頑張ってもらいました。
パロディですが、世界観は「高校生シリーズ」の二人の幼少期をイメージしております。多分アレックスことアスランは、これからこの施設に来るか、もしかしたらクリスマス前にザラ家に引き取られたらしいので未登場(ごめんな💦)。たまには双子でゆっくり向き合わせないとね♥( ̄▽ ̄*)
折角のクリスマスですから、明るい話の方がいいんですけど、ちょっと重めになってしまいました。ごめんよ双子<(_ _)>💦

全く種の世界観とは違う次元の話&子供が読んでもいいような話になっておりますので、SEED好きな方には「ちょっと違う・・・💧」かと思います。
駄作でも、とりあえず募金につながるので、愛は込めたんだ。これでも。
ちなみに途中の挿絵は、「イラストボックスさん」から版権自由で転載OKのものをいただきましたので、せめてものクリスマスチックな演出に。
余談ですが、毎回タイトルを決めるのが下手で。
何にしようかずっと悩んでいたんですが、それまでの仮タイトルは『樅ノ木は残った』でした(笑) 仙台藩かよ!Σ( ̄口 ̄|||) 周五郎先生に申し訳ない💦

できたら、あともう一つ―――たまにクリスマスの時期にUPしている、あの作品を掲載してみようかと。
そうすればもうワンコイン、いけるかもしれない✨
今週は残りは出かけまくるので、受付期間中に上げたいなと思います。
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「黄昏に包まれながら」&カガリの指輪が届いた💍✨

2024年11月21日 20時51分53秒 | ノベルズ
熾烈を極めた戦いは、ファウンデーションのアコードたちが亡(ほろ)んだことで終結を見た。
アウラが己が命の道連れにと、オーブに向けられたレクイエムの砲口は、シンとルナマリアによって断末魔の叫びを上げるようにして破壊、消滅した。
一時かもしれないが、これでオーブへの脅威は無くなったのだ。

ホッとしたカガリは、ようやく張り詰めていた緊張が解け、帰還途中のストライクルージュのコクピットでシートにもたれ掛かかる。すると、隣にアスランのアメイジング・インフィニットジャスティス弐式が並走してきた。
サイドモニターに映る、彼らしい安堵の微笑みと共に、差し出されたのはハウメアの守り石。
言葉にせずとも、たったその一つの仕草だけで、彼の思いが伝わってくる。
だからカガリも答えた。彼がくれた、あの指輪を見せて。それだけでもう言葉はいらない。
互いの存在に守られたことは、最期まで最強だと自負して疑わなかった、あの敵のエースパイロットとの戦いで実証されたのだから。
そして最後に
(―――「強さは力じゃない。生きる意志だ!」)
過去に幾度も自分の命を投げ出そうとした彼はもういなかった。足搔いても見苦しくとも、絶対に生きて戻る―――かつてカガリがアスランに「生きる方が戦いだ!」と投げかけた言葉が、3年の時を経て、こうして彼の心の中で生きている。それだけで、もう二人に間に何の言葉が必要あろうか。

だが・・・

リモート操作の切り替えがアスランに変わる寸前、その敵のパイロットが戦場の、しかも命がけの激戦の最中にありえない言葉を発してきたのだ。
(―――「神聖な戦いの場で、なんというハレンチな妄想をっ!」)
あれはいったいどういう意味だったのか。確かなのは、あの敵がアスランの思考を読んだときに出た言葉だ、ということだ。
リモートチェンジの瞬間、カガリの名前を呼ぶことがその合図。ということは多分、アスランはカガリのことを考えていた、と想定したのだが。それが「ハレンチ」とは一体・・・
正直、自分が「女性らしい」と思ったことはない。何しろ初めて出会った時でさえ、アスラン、それにキラでさえもも「…女?」と確認したくらいだ。
(まさか、別の女の事では・・・!?)
追求しようにも、既にサイドモニターの通信は切れている。
操縦桿のグリップを握る手に、カガリはグローブが<ギュ!>となるほど力を籠める。
(断固、追及してやる!)


―――続きはこちらから。


***


本日で、種自由の特別編第2弾の延長上映が終了になった(はず)ので、ようやく「ネタバレしてもいいだろう!(≧▽≦)b✨」と思い、書きなぐっていたSSをUPしてみました。
エンディングから始まって、その後全国公開の最終週に配布されましたあのアフターストーリー、更にエピカの2のアスカガを、カガリ視点で繋げて書いてみました!エピカ1のキララクで、キラが話していた内容も少し繋げてみてあります。
ちなみに台詞はアスカガに関しては、バッチリ覚えてきました( ̄ー ̄)ニヤリ☆ ですが、そのまま使用すると版権といいますか、配給元に引っかかってしまいますので、チョコチョコ変えたり省略したりしてあります。なので、ご覧になられた方は、あのシーンと二人のセリフを繋いで補完していただけましたら幸いです♥<(_ _)>

本当にたった3分半のエピカなのですが、いかにもアスカガらしい攻防(カガリはアスランの機嫌をよくして、件の「ハレンチ」発言を追求したいvsアスランはカガリを褒めちぎって胡麻化したい)が微笑ましいやら、可愛いやらで(笑)
今無印の再放送を見ているのですが、カガリはお転婆さんだったのに、随分と落ち着いてきて(時々昔のカガリさんが出てきますがw)凄く母性的・・・年齢に追いついてきた感じですね。みんなを後ろから支え、いざという時は頼りになる、ナチュラルどころかコーディネーターにとっても支えとなる国主。
一方アスランは無印の頃は、背伸びして…といいますか、幼い時から両親不在が続く上に、パトリックさんがあんな人ですから、ものすごく厳しかったと思います。100点のテストを見せても「何だそれは。いちいち見せに来るな。時間の無駄だ」くらい言われていそうな。だから、自己肯定感も低いし、同じ年代の中では凄く大人びて見えました。けど今回のエピカを見ていると、カガリのご機嫌をよくする発言とは別に、「俺だったら五分で勝てた。」「シンにジャスティスは10年早い」と、ドヤ顔で(映ってはいませんが、石田さんの表現からして、そういう顔をしているアスランが目に浮かんできます♥)彼女に自慢している様子を見て、こっちも年相応に追いついてきた(というか後退した)感じがしました。あの小学生がお母さんに「今日〇〇して先生に褒められたんだ!」って満面の笑みで伝えてくるアレ。本当はアスランも幼年学校の時、家族に普通に接してもらっていたら、その辺りは既に昇華されていたと思うのですが、彼にはその環境がなかった。でも唯一カガリは素直に「凄いな!」「本当か!?」って認めてくれる。無印から自由まで見続けて、アスランにそんな言葉をかけて共感してくれる人って、カガリしかいません。ラクスはお尻叩いて発破かける感じですが、ナチュラルもコーディーも関係なく、ただ「普通に同じ人間として」同じ視点で見てくれる存在―――そりゃアスランも♥撃ち抜かれますって!(笑)(≧▽≦)ノシ♥♥
たった3分半であの二人の関係が、ものすごく詰まっていて、認め合ったり駆け引きあったり…でも最終的には「強い信頼と愛情」が鋼のごとくガッチリと繋がっているな~と感じ入りました(*´Д`)ハァハァ♥
本当に、あのエピカ、円盤とかに収録して欲しいです。無理ならあの描きおろしイラストをパッケージにしたCD音源でもいいです!劇場版に梱包は無理だと思うので、できたら「ZERO」の円盤に付けて欲しいな(*´▽`*)


そんな期待をしつつ、今日はそれこそあのカガリが首から下げていた、アスランの贈った指輪が無事に到着してくれました💍✨

めっちゃきれいですよ✨
そしてデザインもとっても素敵♥ アスランが露店で買った3,000円(苦笑:監督談)よりも全然お高いです(5桁ですから)。まぁ本当に婚約指輪だったら6から7桁行っちゃいますので、それにしてはまだお優しいお値段ですが、それでもシルバーですから、きちんと磨いてケアしないといけません。
因みにちゃんと、現場を押さえた(笑)写真もついてきました♥
ちなみに「指輪が3000円で、箱が10000円」(笑)と言われておりました、そのケースですが、ビロードのリングピローではありませんでしたけど、かっこよくできてます。
サイズはぎりぎり入るかな~と心配していたのですが、浮腫んでいなければ余裕で入りました。ただ、夕方過ぎるとやっぱり浮腫んでくるので外しにくい💦
アスランにとっては不本意でしょうが、かもしたも大事に使わせていただきます✨(*^-^*)
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『愚者の呪い』最終話UPしました!&「悟、食べてきました」w

2024年11月16日 13時47分45秒 | ノベルズ
数日後。アスランは退院の許可が下りた。
軍の宿舎に帰宅しようと思いきや、病院の自動ドアが開いた瞬間、そこには仁王立ちのカガリが待ち受けていた。
「カガリ!?君は今、仕事中じゃ―――」
「あぁそうだ。だから私は私の仕事をしに来た。」
そう言って、まだ足元がおぼつかないらしい、驚いたままのアスランの腕を取って支えながら、カガリは目の前に止められた政府公用車、ではなく、カガリの私用車に乗せられ、そしてそのままアスハ邸へと連れられて行った。
すっかり見慣れたアスハ邸のダイニング、広いリビング、そして私用の際に案内された応接間。
その応接室のソファーにアスランをゆっくりと下ろしたカガリは、早速アスランに正式にオーブ軍本部に転属の辞令を読み上げ手渡した。
「『アスラン・ザラ一佐に、オーブ軍第一空挺部隊長、並びに少将の任を命ずる。』…な?仕事だって言っただろう?」
「確かにそうだな。…謹んで拝命します。」
アスランは座したまま辞令を受け取りながら敬礼する。そして尚も不思議そうに周囲を見渡す。
「それにしても、なんで私邸に俺を?このまま軍の宿舎に帰ろうと思っていたんだが。」
「その身体で一人じゃ何かと心配だろ?ここなら執事もメイドもいるし、お前が体調崩したら、直ぐ侍医が駆け込んでこられるからな。…あ、私に何かしようとしても、マーナが目を光らせているから、変なことはできんぞ。」
そう言ってニヤリと笑うカガリ。
アスランは釣られようにして、はにかみながら
「今この状態じゃ、簡単に君にねじ伏せられるよ。」
すっかり緩んだ表情を見て、カガリも安堵する。
そして紅茶をいれながら、久しぶりに談笑していると、ふいにアスランから「少し外に出ないか?」と誘われ、カガリは頷く。
「体は大丈夫なのか?」
「あぁ、ずっと病室にいたからな。少し外の空気を吸いたくなった。」
その言葉に、カガリは再びアスランに寄り添い、身体を支えた。


―――続きはこちらから。


***


ようやく無事に(?)連載SSの方の最終回をUPできました。
腹痛だのなんだの、色々ありすぎて、遅々として進まなかったんですが、これでようやく完結です。
モチベーション上げるために、上映期間延長してくださった特別編第二弾も見てきましたよ♥
今更ですが、松竹の会員さんになったので、しっかり車飛ばして見てきました(`・ω・´)ゞ
流石に3回目を見たら、どうにかこうにか二人のセリフも覚えられましたし、このネタでSS書く時も、何とか台詞回しは間違えないで書けそうかな・・・まだ描くと決めたわけじゃないんですが^^;
それにしても、毎回見る度に「アスカガ、カワユス(*´Д`)ハァハァ♥」で、ニマニマが止まらなくなるんですよw ていうか、本当にアスランは女性に興味がなかったんだな。カガリ以外。普通の男子だったら、あんなスケスケなベビードールを着たミーアのバッキュンボン!(古っ)見たら、一発で堕ちそうなのに、アスランが未だ脳に焼き付いているのが、無人島の時のカガリのインナー姿、あるいはカニを見つけた時の下乳ですから。本っっっっっ当に女性に免疫なかったんだな(哀) あれで脳が焦げ付かされて、もう他の女性の身体見てもなんとも思わない(慌てはするけど)のか。勿論、初めての経験だけじゃなく、その相手が今も愛するカガリだったから、という相乗効果もあってなんでしょうけどね。
あの時より育った、カガリのパフパフ♥をすぐ隣で見て、それでも恥ずかしそうに告白するアスランが何とも可愛い♥ でも君、もう19歳なんだから、もうちょいその先の進展があってもいいんじゃないか? でも、カガリはかなり強い貞操観念(お姫様だしね)持っているし、そこにストイックが服着て歩いているようなアスランですから、一線超えるまではちゃんと正当な順序を踏むんだろうな。でも、あれだけ運命じゃ女性キャラに囲まれたのに、無人島のカガリだけで3年持てるんだから、多分アスランは大丈夫だろう。もしエネルギーが枯渇しそうなときは、新たなカガリで補給すれば良し!(多分キス一つでも、相当供給されると思う)

―――と、まだ上映期間中なのに、ネタバレがコソコソ始まってしまったので、ここでストップ!
話は飛んで、上映後、昨日から始まった『銀だこ』の呪術廻戦「懐玉・玉折」コラボで、『五条悟の『赫』の蒸し鶏とチリソース~ピリ辛ラー油付き~』を食べてきました(*´▽`人*)✨
たこ焼き自体は普通のたこ焼きなんですが、ネギたっぷりのその上に棒棒鶏というか、キムチと和えた鶏肉(多分ささみ)が乗っかって、その上にチリソースをが―ッとかけて、更にマヨネーズと胡麻みたいなのをかけた感じです。

致し方ないのですが、たこ焼きはまぁまぁ熱いんですが、その上に冷蔵庫の中にあった蒸し鶏キムチ和えをかけるので、冷えちゃうんですよ💦 まぁささ身は熱があると固くなる一方ですし、下手に常温保存して、食中毒になってもいけませんから、どうしても冷やしておかないといけないんですよね。
総合的に、味はまぁまぁでした。ただチリソース(というほど辛くない)とキムチっぽいので、酸味があります。たこ焼きもソースをかければ多少酸味はありますが、その酸味と違うので、好みによりますね。

そして特典ですが、カードが付くんですけど、第1弾だけで10種類のうち、悟が来てくれました♥
さりげなく硝子も映っているというw
ちなみに同じく呪術スキーのYちゃんに連絡したら、流石はYちゃん、既に2パック食べて、カードは五夏セットと硝子ちゃんのカード貰ってましたv
これで3種類までは見ることができた。
流石に10パックも食べられない(てか、高くて買えない)ので、他の方々が出たカードがどんなか、ネットで探してみよう♪
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『愚者の呪い』第3話UPしました&確かに「西」の方に居ました(*≧▽≦)ゞ(笑)

2024年11月09日 19時41分21秒 | ノベルズ
「―――スラン、アスラン!!」

一面乳白色のうつろな意識の中にこだまする、その声に導かれるようにして重い瞼を開いていく。
すると目の前には、金眼に涙を潤ませた、愛しい人。
「カガリ…?…どう…して…ここに…」
そう、彼女はこんなところにはいないはずだ。今でもオーブで代表として采配を振るっている最中に違いない。

だとしたら…やはりこれは夢…だろうか…

何度も願ったイメージが、こうして夢として彼女を連れてきてくれたのではないか。

彼女の頬に伝う涙を拭おうと、右手を懸命に伸ばすが、思うように動かない。
「馬鹿!今は指一本動かすな!お前、テロの爆破から身一つで子供2人を守ろうとして、全身傷だらけなんだからなっ!」

そう…なのか…
いや、そうだ―――

ブルーコスモスの残党と思われる武装集団と、宗教がらみの教団が手を組んだという情報が入り、その街に潜伏調査をしていたところだった。
下町の土埃が舞う道路に放置されていた自動車。あまりにも型の古い、時代遅れのそれが、妙に不自然さと違和感を受け、遠目からサングラスに組み込まれた拡大鏡でアップしていた時、
「やはり、爆弾が仕掛けられているか…」
今のうちに遠くから、起爆装置を破壊した方がいい。そう判断して道路に寝そべるようにして低く銃を構えると、点滅している赤いランプが目に入った。
「あそこか。」
狙いを付けた、その時だった。
「早く家に帰ろう!今日、ママがクッキー焼いてくれているんだ。」
「僕も行きたい!遊びに行っていい?」
「いいよ!」
そう言って走ってきたのは、まだ年端も行かない子供たち。
「まずいっ!」
アスランは銃をホルダーに収めると、全力で彼らに向かった。
「伏せろっ!」
その声にぽかんとする少年二人に、構わずアスランは覆いかぶさった。瞬間
<ドォオオオオオーーー…ン…>
車は火を噴き破片が幾重にも飛び散る。
テロリストたちが車を爆破の用具として使う理由は2つ。
一つは車体が大きいために、爆弾が見つかりにくいこと。そしてもう一つは、細かな部品が数多あるため、爆発と同時にその細かい金属片が、全て散弾銃並みの殺傷力で突き刺さるためだ。
「ウワァアアアアアン!」
大泣きする子供たちをアスランの目が捕らえる。
彼らは泣いてはいるが…流血している様子はない。土埃の道路に広がる血溜まりは、彼らのものではなかったようだ。
なら、一体これは、誰の血だ?
動かそうとすると全身を激しい痛みが貫く。そして遠のいていく意識…
<アスランさん!>
吹き飛ばされていたインカムから、メイリンの悲鳴が聞こえる。
(そうか…これは、俺の…)
瞬く間に聞こえてくる警察のサイレン。
(俺はこのまま…死ぬ…のか…)
戦場で幾度も死線を越えてきた。だが、軍人である以上、死はいつでも当たり前のようにアスランの背中に付きまとう。
覚悟していた。こうして突然命が消えることは。
分かっていた。わかっているはずなのに―――


―――続きはこちらから。


***


随分間が空いてしまいましたが、SSの方第3話を支部の方にUPしました!
お気が向きましたらどうぞ♪ 地味にキララク夫婦も登場しております。

本当ならもうちょっと早く上げたかったんですが、先週の地獄の痛みのおかげで、すっかり安静モードにされてしまったので、書くに書けない状態でしたもので。本日ようやく解禁です♥ 

食事の方も、大分通常モードに戻ってきましたが、やっぱりまだカフェインとかの刺激物は避けちゃいますね。
あれだけコーヒー好きなのに、あの痛みを思い出すと飲めなくなってます💦 多分そう思うということは、まだ身体が受け付けていないということだと思うので、今日もポトフとロースピカタという胃に優しいメニューです。父はもっとがっつりした物が食べたそうですが、今しばらく付き合ってもらいますw

その食べ物関係ですが、何処をどう探しても見つからなかった、セブンコラボのSEED&魔女お菓子。
昨日病院の方に検査に行った帰りに、普段あまり立ち寄らない駅(途中下車になる)の周辺に3か所セブンがあることがわかり、「…ダメもとで行ってみるか。」と探してみました。
某駅の東口側に2件あったのですが、駅の真下にあったセブンには何も置いておらず。ちょっと離れたところに行ったら、お菓子は無かったんですが、例のタンブラー(キラ&アスラン&スレッタ)と、蛇腹ポーチがありまして。
タンブラーは結構持っているので、蛇腹ポーチの方をどうしようかと。
種のは表がコンパスとターミナルのロゴの入った黒の合成皮(※魔女の方は白)で、中を見るとガンプラの組み立て途中の展開図が小さくプリントされてました。
買おうかどうしようか迷っていたんですが、そういえば家に大量にあるアクスタをしまう場所がなく、丁度いいサイズでしたので、決意し買うことに。
元々ガンプラデザインのポーチなので、中にガンプラ紹介が入っていまして、特に『HGデスティニー&ゼウスシルエット』と『HGズゴック』の解説書が入っていたのが嬉しかったですね(*´▽`*)♥じっくり読みましたv


そして、西口の方に一軒ポツンとあるセブンに行ったのですが、入り口に入った途端、なんと真正面の商品棚一面に、大量のシンちゃんとミオリネさんが並んでいました!

鈴村さん「シンは西の方に行きすぎ。」(※仙台での舞台挨拶の際の「日本全国フリーダム行きます!」についての発言)
・・・本当に西側にいました!( ゚Д゚)
そして本当に二人ともポテトだったw
ミオリネさんは流石トマト味でしたが、シンは何故に唐揚げ味なのか?やはり男の子の好きなもの=チャーハンと唐揚げだからなのか。ファウンデーションの立食パーティーの時も、もりもり食ってましたからね。いっそのこと、ラクス様に大量に揚げてもらって、キラが食べられない分は、全部シンちゃんに供給してあげて欲しい。

―――というわけで。
ありがたく、今回はセブンコラボ菓子を一通り見ることができました!
あとは味わうだけなのですが、ポテチもまだ胃が受け付けてくれる気分になるまでは眺めておきます(笑)
ミオリネさんは先日クリアパネルも来てくれたので、一緒に並べておこう♥
シンちゃんは…アスランに隣にいてもらおう!(←絶対嫌がる(笑))
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