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黄帝内経素問 血氣形志篇 第二十四 第四節 語句の意味 1-2

2013-04-11 09:28:50 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 血氣形志篇 第二十四

第四節

 形樂志苦、病生於脈。治之以灸刺。形樂志樂、病生於肉。治之以鍼石。形苦志樂、病生於筋。治之以熨引。形苦志苦、病生於咽嗌。治之以百藥。形數驚恐、經絡不通。病生於不仁。治之以按摩醪藥。是謂五形志也。刺陽明出血氣。刺太陽出血惡氣。刺少陽出氣惡血。刺太陰出氣惡血。刺少陰出氣惡血。刺厥陰出血惡氣也。

 

語句の意味 1-2

形=ケイ。ギョウ。カタチ。外形。すがた。からだ。身体。

志=黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三 第四節 語句の意味22

 

樂=ガク。音楽を奏する。ラク。タノしい。タノしむ。たのしく思う。喜ぶ。タノしみ。楽しいこと。好む。

 

鍼灸医学大系 語句の解

王冰の注に「・・・。然して形楽しむとは甚だしく労役せざるを謂う。・・・」

 

苦=①患う、困しむ、忍び難いの意味。

<素問蔵気法時論>「肝は急を苦しむ」とは、肝が怒によって傷られ、肝気が太過となり、病気になるという意味。

②疾病をさす。

<素問血気形志篇>「其の苦しむ所を去る」とは、その疾病を除去するということ。

③苦痛。

<霊枢師伝篇>「これを開くに其の苦しむ所を以てす」とは、その苦痛のあるところを指摘するという意味。

④五味の一つ。→五味。

<素問蔵気法時論>「肺色白く、苦を食すに宜し。麦羊肉杏薤皆苦し。苦は堅す。」

<素問生気通天論>「味苦に過ぎるは、脾気濡せず、胃気乃ち厚し。」

<霊枢五味論>「苦は骨に走り、多く之を食せば人をして変じて嘔せしむ。」

<霊枢五味論>「苦胃に入れば、五穀の気皆苦に勝つことあたわず。苦下脘に入れば、三焦の道皆閉じて通ぜず、故に変じて嘔す。歯は骨の終る所也。故に苦入りて骨に走る故に入りてまた出づ、其の骨に走るを知る也。」

 

鍼灸医学大系 語句の解

「志楽しむ」とは「志苦しむ」の反対で、何事かしなければならんと思うようなことも少く、何事もすらすらと運び従って精神的な苦労がない状態をいうのである。身心共に楽しむ状態に於ては、栄衛共に消耗することが少いので過剰の状態を惹起し易い。

 

鍼石=針石。しんせき。針のように尖らした石器のこと。古人はこれを用いて病を刺して治療した。砭石(へんせき)。鑱石(さんせき)ともいう。

<素問血気形志篇>「病、肉に生ず、之を治するに鍼石を以てす。」

 

熨=ウツ。イ。ノシ。火のし、炭火を盛り、その熱で、布のしわをのばすもの。熨斗。アイロン。

引=いん。①牽引すること。例えば、一箇所の疼痛が牽引して、その他の部位におよぶ。

<素問挙痛論>「或は心背と相い引いて痛む者、或は胸脇少腹と相い引いて痛む者、或は腹痛陰股ひ引く者。」

②吸引すること。例えば、一般に寒証は拘急、攣縮、屈伸不利をあらわす。

<素問至真要大論>「諸々の寒は吸引す。」

③引き出すこと。例えば「針を引く」とは針は完全に刺しおわってから、針を引き出すことである。<素問八正神明論>参照。

④導くこと。引経の意。→引薬。

⑤驚風八候の一つ。<古今医鑑>「引く者は臂を開弓するがごとし。」

この節の『引』は導引のことのようであります。

導引=道引。どういん。古代より保健と治病に用いられた一種の方法である。具体的には、後代の気功と体育療法の二種に形式を含んでいる。導引には数種の解釈がある。略。

導引=中国の古代から行われている養生術の一つ。

 

鍼灸医学大系 語句の解

 <中国医学大辞典>によれば「熨とは薬物を以て炒熱し患部を磨熨するものである」と述べている。又「導引とは、肢体の運動である」とある。つまり関節体肢を屈伸動作させることであろう。

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書、鍼灸医学大系<素問>

 

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