おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
八味丸にまつわる庶民小話
薬学博士 渡辺 武著 『八味地黄丸 トシ{老化}をとらない漢方薬』より
●女のほめる薬なり2-2
漢方薬が唯一の治療薬であった江戸時代には、治療薬としての漢方薬を庶民でも使える大衆薬的な使い方に集約して買薬(家庭薬)が流行して、川柳などにもその消息がのこされてもいます。
それには八味丸が陽虚証、陰虚証の適応薬で、陽実証の人や陰実証の人には、不適格ですから、陽虚の薬物桂枝と陰虚に対する薬物である附子の二味を除いた六味丸ならば、支障がないし、副作用や薬害が避けられるので、保健薬ことに性生活に老若をかまわず賞用されています。
小銃に対して、機関銃のような一局面的な使用法です。
八味地黄丸飲んでるそばに恋女房
牡鶏すすめて玉子湯で地黄丸
六味丸買いに女房の細い腰
亭主がそっと服むだけでなく、女房が閨房の効果を期待して、亭主に進めている姿が活写されています。
顔で追う蝿は六味にたかるなり
八味地黄丸その罪人も少し誉め
前句は腎虚失精で憔悴した亭主の持薬である六味丸をよみ、地黄丸を服用するのは男性側ですが、後句はその受益者は婦人であり、セックス過多で亭主を憔悴させ、インポにした張本人に当る女房も、八味丸の効果に胸おどろかせて、そっとなめてみるほどほほ笑ましい風景です。次の二句では、ついに江戸時代の八味丸・六味丸の流行は、天下泰平を謳歌する時代相であることを物語っています。
地黄丸女のほめる薬なり
地黄丸はやりて天下泰平
六味丸ベースの
視力低下、飲む目薬の『杞菊地黄丸』疲れ目、かすみ目に効く 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
口渇、顔や四肢のほてりに『知柏地黄丸』口が渇く、疲れ、むくみなどの諸症状に知柏地黄丸
息切れ、吸う息が苦しいに『麦味地黄丸』
私は釣りに行くときは必ず六味丸等を服用して出かけます。
疲れ方が違うのです。
八味丸
薬学博士渡辺武著『わかりやすい漢方薬』より4月15日のつづき
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