おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
第3章 漢方薬は何に効くか
慢性病の漢方治療法
p206外科ばかりが医術ではない、漢方の処方をすれば八五%は治癒する!
西洋医学では、科学的分析による局部治療が進んでいます。
とくに解剖学の進歩は外科的治療の面で発展に大いなる貢献をしてきたことは世間の知るところです。
それが裏返しされるとたいへんな結果をつくり出します。
なんでもかんでも手術すれば治る、という非常識がまかり通るようになったのです。
婦人科に通っていた知人の奥さんは、帝王切開による分娩(ぶんべん)後、すっかり体が悪くなり、おりものが連続して慢性的な、いわゆる婦人病になってしまいました。
病院では、帝王切開が原因で子宮が癒着(ゆちゃく)を起こしているという診断。
だんだん出血量も多くなり、炎症がつづけばガンになるかもしれないということで、ついに女性の武器とも言える子宮、卵巣を切り取ることになりました。
手術は順調に終わり、三週間後、退院しました。
しかし、子宮や卵巣を取ったときから新しい病気に悩まされることになりました。
お腹(なか)がすいているのに、食事を摂(と)るとお腹が痛むのです。
そこで再入院して調べてみると、自律神経失調症からくる急性膵臓(すいぞう)炎と診断されました。
この奥さんの場合、病気のはじまりは出産を安易に帝王切開という手術でやったことにあります。
帝王切開をするからには、子宮後屈だとか理由はいろいろあるでしょうが、出産の前に自分の体を正常化していれば、帝王切開をしなくても出産できたかもしれないのです。
女性の出産は、よほどのことがないかぎり切開しなくてもすむようにできているのです。
でも、そうしなかったので、この奥さんの子宮、卵巣まで取ってしまうことになりました。
子宮や卵巣は女性の最もだいじな器官。
この子宮や卵巣を中心に血液を配分していたものが、一日ですっかり取り払われてしまうのだから、自律神経が失調するのは当然です。
循環している血液や五臓六腑は、急にいままでと違ったやり方に変わらなければならないわけで、消化酵素で十二指腸と関係の深い膵臓は、迷走神経や内臓神経の命令で動いているのですから、そのしわ寄せをくって機能が狂ってきたわけです。
こんな例を出したのは、手術がすべて間違っているということではなく、手術をすれば病気が一〇〇バーセント治癒すると患者が信じていることを指摘したいからです。
もちろん、手術をしなれればならない病気は、一刻も早く手を下さなければなりませんが、最悪の状態でないのに手術をすれば、そのしわ寄せはかならずどこかに出てくるということです。
五臓六腑や人間の皮膚、口、鼻など、体の全機能は互いに深い関係で生きているのだから、一つの臓器を取れば他の機能にかならず影響を及ぼし、新たな病気をひき起こしても不思議ではありません。
さて、簡単な手術の代表格の盲腸(もうちょう)といえば、大腸につながる指状の突起ですが、炎症を起こすと、すぐ手術という憂(う)き目に遭っている内臓です。
でも、その機能は消化作用だといわれています。
五十余年前、ある大学病院で、この盲腸の虫垂炎を手術しなくて治療できる方法はないかという研究を、漢方家の竜野一雄氏が漢方薬で実際に治療実験したことがあります。
漢方では、唐・宋の時代から慢性盲腸炎から化膿(かのう)した時期までの薬剤がちゃんとあります。
いまでこそ抗生物質という薬がありますが、漢方薬にも急性の場合に効く、一、二回飲めば痛みが取れておさまる薬があるのです。
竜野氏が一年間、この漢方薬の処方に従って直接、患者に治療を施した結果、虫垂炎のじつに八五パーセントが手術しないで治癒したのです。
この結果は外科学会で報告されました。
〝役立たず〟といわれる盲腸でも、人間の機能に役割をもっている臓器。
切り取って、逆に慢性病をひき起こす原因にもなりかねないのです。
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