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黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一 第一節 訳

2012-11-16 09:04:51 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一

第一節

 黄帝問曰。

人之居處、動靜、勇怯、脈亦爲之變乎。

 岐伯對曰。

凡人之驚、恐、恚、勞、動、靜皆爲變也。

是以夜行則喘出於腎。淫氣病肺。

有所堕恐、喘出於肝、淫氣害脾、

有所驚恐、喘出於肺。淫氣傷心。

度水跌朴、喘出於腎與骨。

當是之時、勇者氣行則已。

怯者則着而爲病也。

故曰。診病之道、觀人勇怯骨肉皮膚、能知其情、以爲診法也。

 

黄帝が問いて申されました

人の住まい、人のようす、人が元気であるか病弱であるか、脈も又その人の状態により変化するものなのであろうか。

岐伯が答えて申しました

凡そ人が驚く、恐れる、恨む、疲労する、働く、安静するは皆変化を為すのでございます。

是は夜に出歩くと(夜遊び等)、喘といって呼吸が喘ぐようであれば腎によるものであります。正気(生命力・抵抗力)を傷る淫気が肺を病ましめます。

上から下に落ちるような恐いおもいをすると、喘は肝によるものであります。淫気が脾を害します。

驚恐と申しまして精神神経症状がひどくなりますと、喘は肺によるものであります。淫気が心を傷つけるのでございます。

水(川・湿気のあるところ)を度(わた)る時つまずくようであれば、喘は腎と骨によるものであります。

このようなときに、元気な者は気がめぐっているので病気は治る(已む)のでございます。

不健康な者は変というものが着いて病となるのでございます。

 このような事ででございますから、病を診察する方法とは、人の勇怯、筋骨、肉づき、皮膚の状態を観まして、能くその情報を知りまして、診法となすものでございます。

 

詳細な訳は鍼灸医学大系「黄帝内経素問」を語熟読ください。

東洋学術出版社・現代語訳・黄帝内経素問も参考書としてお勧めします。

 

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黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一 第一節 語句の意味 2-2

2012-11-15 09:32:28 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一

第一節

 黄帝問曰。人之居處、動靜、勇怯、脈亦爲之變乎。

 岐伯對曰。凡人之驚、恐、恚、勞、動、靜皆爲變也。是以夜行則喘出於腎。淫氣病肺。有所堕恐、喘出於肝、淫氣害脾、有所驚恐、喘出於肺。淫氣傷心。度水跌仆、喘出於腎與骨。當是之時、勇者氣行則已。怯者則着而爲病也。

故曰。診病之道、觀人勇怯骨肉皮膚、能知其情、以爲診法也。

 

語句の意味 2-2

 

堕=ダ。オちる。物が上から下に落ちる。落ち込む。脱落する。堕落する。オトす。おこたる。キ。ヤブる。コボつ。こわす。こわれる。つぶれる。

恐=キョウ。オソれる。びくびくする。あやぶむ。はばかる。疑う。かしこまる。オソれる。びくびくすること。心配。オソろしい。こわい。ひどい。オソらくは。おどす。恐迫。

恐=きょう。心中おそれおののき不安がること。五行の水に配当される五志の一つ。

<素問陰陽応象大論>「腎は志にあっては恐也。」

<素問陰陽大論>「恐るれば腎を傷り、思うは恐にまさる。」

<霊枢本神篇>「肝気虚すれば恐る。」

 

驚恐=きょうきょう。驚によって狂疾を成すもので、驚乱狂躁の状を呈する。たとえば精神病・神経衰弱・ヒステリー・ヒポコンデリーなどの神経症、驚愕神経症のこと。⇒驚(きょう)。

<素問調経論>「血陰に并(の旧字)まりて気陽に并まる。故に驚狂を為すなり。」

<黄帝内経素問王冰注>「気陽に併まれば則ち陽気内に盛んなり。故に驚狂を為す。」

 

跌仆=鍼灸医学大系・テツボク

跌仆=東洋学術出版社素問・てつふ

跌仆=新・東洋医学辞書・てつふ

跌=テツ。ツマズく。ころぶ。倒れる。ほしいまま。

仆=フ。タオれる。前にのめり伏す。ひっくりかえる。死ぬ。タオす。押したおす。殺す。勝負に勝つ。

 (本文の跌仆が跌朴となっていました、ここで訂正させていただきます。語句の意味1-2も本文も訂正済。)

着=チャク。キる。ツける。身につける。かぶる。身に引き受ける。キ。着物。ツく。行きつく。しごとにかかる。きまりがつく。くっつく。密着。住みつく。到着すること。着物を数えることば。

 

情=ジョウ。ナサけ。あわれみ。恋愛。風流な心持。事物の味わいを解する心。感情。真心。事実。ほんとのわけ。願い。欲望。おもむき。ようす。味わい。

 

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女性の悩み漢方で応援 ③-5頭痛・めまい・肩こり・冷え症(低体温)

2012-11-14 09:34:34 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

女性の悩み漢方で応援

①生理不順・②生理痛・③頭痛肩こり冷え症・④不妊症・⑤更年期障害

③-5頭痛・めまい・肩こり・冷え症(低体温)

 女性のほとんどの方は冷え症です。

それは毎月生理があることと関係しています。

血液を失うことは、体を温める、体の末端までエネルギーや血液を届けることが弱くなります。

したがって女性は生理前や生理の後に頭痛がしたり、肩が凝ったり、めまいがしたりしやすいのです。

それと最近の女性は仕事に追われて自律神経の交感神経を緊張させて血管を収縮させる、お腹を冷やす飲食を口にすることで体の陽気を傷つけることが非常に増えています。

こうしたことも冷え症や頭痛・めまい・肩こりを増やす一因になっています。

 

 治療法は、不足しているエネルギーや熱量・血液を増やすことで全身にエネルギーと血液栄養が届くようにしてあげる方法と、胃腸機能を元気にしながら自律神経の流れが円滑になるようにしてあげる方法とがあります。

また生活の中では、お腹を冷やす飲食を控えて温かい食事を心がける、リラックスできる時間を持つ、ウォーキングなどで体を動かすなども大切です。

 

五味調和の説明

 

p61日本の漢方薬処方は〝寒熱〟を無視している!

 

女性の悩み漢方で応援 ②-5生理痛

女性の悩み漢方で応援 ①-5生理不順・不正出血

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黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一 第一節 語句の意味 1-2

2012-11-13 09:45:14 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一

第一節

 黄帝問曰。人之居處、動靜、勇怯、脈亦爲之變乎。

 岐伯對曰。凡人之驚、恐、恚、勞、動、靜皆爲變也。是以夜行則喘出於腎。淫氣病肺。有所堕恐、喘出於肝、淫氣害脾、有所驚恐、喘出於肺。淫氣傷心。度水跌仆、喘出於腎與骨。當是之時、勇者氣行則已。怯者則着而爲病也。

故曰。診病之道、觀人勇怯骨肉皮膚、能知其情、以爲診法也。

 

語句の意味 1-2

居處=居処・きょしょ。いどころ。執務していないとき。

 

動靜=動静・どうせい。動くと動かないと。たちいふるまい。行動。人のようす。消息。安否。動物と植物。

 

勇怯=ゆうきょ。勇気があるのとおくびょうと。剛勇と卑怯と。

勇=ユウ。イサましい。強い。イサむ。思いきって進む。元気を出す。いさむこと。おとこ気をてらうこと。兵士。

怯=キョウ。オビえる。オジける。恐れる。弱い。

怯=きょう。

①五不男の一つ。男子の陽萎で生育に影響するもの。⇒五不男。

②虚労証をさす。虚労により血気が虚衰し、心が常に恐れるもので、俗の怯証の名がある。

五不男=ごふなん。男性が先天的に生殖器官に欠陥のあるもの、あるいは病変により生殖能力のないもの。

天・漏・犍(艱)・怯・変の五種をさす。

天は天宦のことであり、一般に男性の先天性の外生殖器または睾丸の欠陥と、第二性徴発育不全をさす。

漏は精液が固守せず、精液が自然にもれることである。

犍は陰茎あるいは睾丸の切除のことである。

怯は陽痿のことである。変は人痾ともいい、両性器型のことで俗に陰陽人という。

 

驚=きょう。

①ものごとにおどろき、心が動揺すること。心神が穏やかでなくなり、脈が結代したり、大きくなったり、一時とまったりする。これはもともと、心気が虚していたり、心胆がともに怯えやすかったり、あるいは肝虚・胃熱などにより、物ごとにおどろき易くなっている。五志の一つで、水に配当される。

②ものごとにおどろく、精神障害の一種で、特に驚愕、あるいは全身の痙攣をおこし、意識不明になる場合。痙攣を発する病の総称。脳性の痙攣をいう。

<素問至真要大論>「少陽の勝は熱胃に客して・・・善く驚き膽妄(せんぼう、うわごと)し・・・」

<素問陽明脈解篇>「足の陽明の脈病めば、人と火とを悪み、木音を聞けば則ち愓然として驚く。鐘鼓には動を為さず。・・・陽明は胃の脈なり。胃は土なり。故に木音を聞きて驚くは土、木を悪むなり。」

<素問四時刺逆従論>「陽明・・・濇なれば則ち、積を病み、時に善く驚く。」

<素問奇病論>「腎風にして食すること能わず。善く驚し、驚已りて心気痿する者は死す。」

<素問評熱病論>「諸諸の水病は故に臥することを得ず。臥するときは則ち驚す。驚するときは則ち欬甚だしきなり。」

<素問大奇論>「肝の雍は両胠満し臥するときは則ち驚し、小便するを得ず。」

<素問診要経終論>「春に秋の分を刺せば筋攣し、逆気環りて咳嗽を為す。病癒えず、人をして時に驚し、・・・。」

<素問挙痛論>「驚するときは則ち心倚る所無く、神帰る所なく、慮定まる所なし。故に気乱るるなり。」

<素問痺論>「肝脾は夜臥するときは則ち驚し・・・。」

 

驚は「おどろく」と訓じられているが、本来は、いずれもハッと全身を緊張させることなのである。特に驚を「おどろく」という訳は適当ではない。

従って本文の「然而驚」は「然として驚(おどろ)く」と訓ずるよりは、「然として驚(キョウ)す」と訓む方が適切であり、その意味は「ギクッと緊張する」ことである。鍼灸医学大系・陽明脈解篇

 

恐=心中おそれおののき不安がること。五行の水に配当される五志の一つ。

<素問陰陽応象大論>「腎は志にあっては恐也。」

<素問陰陽大論>「恐るれば腎を傷り、思うは恐にまさる。」

<霊枢本神篇>「肝気虚すれば恐る。」

 

恚=い。恨むこと。腹をたてること。<霊枢憂恚無言篇>「人の卒然に憂恚して言に音なき者。」

 

勞=ろう。①病名。虚労の簡称。<金匱血痺虚労病>「それ男子平人、脈大を労となし、極虚も又労となす。」②病をおこす原因の一つ。過度の疲労をさす。<素問挙痛論>「労すれば気耗す。」

 

動=どう。①病名。ふるえる病。

<素問陰陽応象大論>「風勝れば動す。」

②脈象。⇒動脈(どうみゃく)。

<傷寒論弁脈法>「陰陽相搏つを名づけて動と曰う。陽動ずれば汗出で、陰動ずれば発熱し、形冷悪寒する者は此れ三焦傷なり。若し数脈関上に見われ、上下に頭尾なく、豆大の如く、厥厥として動揺する者を名づけて動と曰うなり。」

 

變=へん。五不男の一つ。両性奇形をいう。

変=ヘン。カわる。改まる。移る。動く。違うようになる。カえる。違わす。変わらせる。変化させる。カわる。変化。普通と違うこと。思いがけないできごと。むほん。変化。ばけもの。

 

是以夜行則喘出於腎

*王冰の注に「腎は夜を主って気幽冥に合す。故に夜行くときは則ち喘息内腎より出づるなり」とあり。鍼灸医学大系

 

喘=ぜん。病証名。呼吸が急促なこと。

<説文>に「喘は疾息なり」とある。疾とは快速のことであり、息とは一呼一吸のことであるので、疾息とは、呼吸回数が正常な人と比べて速いことをさしている。

⇒喘証(ぜんしょう)。

<傷寒論釈解>「喘とは、気液、邪の為に壅がりて宣通するを得ず、胸中に逆し湊まりて呼吸を阻礙し、喉下に声を作すの称なり。」

<素問逆調論>「臥するを得ず、臥すれば喘する者は、是れ水気の客なり。」

腎主納気=じんはのうきをつかさどる。腎は吸気の働きと関係がある。

 

淫氣=いんき。

①正気(生命力・抵抗力)を傷ること。

<素問生気通天論>「風客淫気、精乃ち亡ぶ。」

②気がしみこんで栄養することをいう。

<素問経脈別論>「食気胃に入りて、精を肝に散じ、気を筋に淫す。」

③淫は有余、過度、失節をさす。一般に人体の陰気や陽気の過亢やある種の気候の異常は、ともに正気を傷り、病を起す。

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書

 

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黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一 第一節

2012-11-12 09:23:59 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一

第一節

原文

 黄帝問曰。人之居處、動靜、勇怯、脈亦爲之變乎。

 岐伯對曰。凡人之驚、恐、恚、勞、動、靜皆爲變也。是以夜行則喘出於腎。淫氣病肺。有所堕恐、喘出於肝、淫氣害脾、有所驚恐、喘出於肺。淫氣傷心。度水跌仆、喘出於腎與骨。當是之時、勇者氣行則已。怯者則着而爲病也。

故曰。診病之道、觀人勇怯骨肉皮膚、能知其情、以爲診法也。

訓読

 黄帝問うて曰く「人の居處、動靜、勇怯、脈も亦之がために變ずるか」と。

 岐伯對えて曰く「凡そ人の驚、恐、恚、勞、動、靜は皆變を爲すなり。是れを以て夜行けば則ち喘は腎より出づ。淫氣肺を病む。堕恐する所あれば、喘は肝より出づ、淫氣脾を害す。驚恐する所あれば、喘は肺より出づ。淫氣心を傷る。水を度(わた)りて跌仆(テツボク)すれば、喘は腎と骨より出づ。是の時にあたり、勇者は氣行きて則ち已む。怯者は則ち着して病となるなり。

故に曰く。病を診するの道は、人の勇怯骨肉皮膚を觀て、能く其の情を知りて、以て診法と爲なり。

 

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