
f値とは、レンズ自体の明るさのことであります。フィルムカメラを使っていた頃、単焦点50ミリでf値1.8のレンズを付けて、悦に入っていたものです。
本日の午後4時40分頃、校舎の影で薄暗い大学の池を撮ってみました。単焦点35ミリ相当で、f値1.2のレンズです。
f値は、値が小さくなるほど、明るくなっていくわけで、人間の眼は、通説ではf1.88くらいと言われています。今週末で還暦の僕の眼はかなり劣化しているはず。
眼より明るいレンズで写った紅葉の奥は、電大の池なので、電池(でんいけ)と呼ばれ、そこをウロつく猫は、電猫(でんねこ)です。
千代田区神田のキャンパスで8年半、こちらに移って9年目の後半、愛着が滲んできたところで、定年かあ。