定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

人生スイッチと4/猫(ねこぶんのよん)

2015年12月14日 22時26分38秒 | 日記
長編映画を最後まで観られない、僕のような集中力のない人には、オムニバス作品がいい。

僕にも結果的には、押すべきではなかったスイッチを押したことが何度かある。この映画は、そんなスイッチを、押し切ってしまった人たちの物語。
どの話にも救いがなく、all or nothingという感じの展開となる。
R指定が付されてないのが不思議。バイオレンスとメーキングラブと、忘れた頃に挟まる嘔吐のシーン。アルゼンチンとスペイン共作の珍しい作品。とにかく激しい。

こちらも重い作品だった。スイッチをすでに押し、fifty fiftyのところで生きる人々のストーリー。しかし、どの作品も最後に救済の糸口が見える。4話目の山中 崇という俳優はいい。上映中の橋口亮輔監督の恋人たちにも出ている。