オジサンであろうと、心が少年に戻る時はスピッツを聴かせてください。
キリン午後の紅茶のCMで、上白石姉妹の妹の方が、♫楓 を歌っていて、わずか1分間のスポットに聴き入ってしまう。
スピッツの詩は、あの頃・この頃・青春時代などといった曖昧な時の流れを描かない。一瞬の切り取り方がシャープです。曰く:
こころのトゲさえも 君が笑えばもう
小さく丸くなっていたこと...(いいすねっ!)
カバー曲を歌う人が、本家を超えられないのは、
情感の部分かと思っている。その点、まだハタチにもならない上白石(妹)は、末恐ろしいほどに味を出す。
もっぱらコーヒー党の僕も、午後の紅茶に手を出しそうになる。