定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

94年7ヶ月

2018年03月02日 23時36分34秒 | 日記

昨日、あまり気が進まなかったが、細野晴臣が薦めるので、サリー・ホーキンス主演作品を観たが、何故か全く頭に入らぬ。22時に帰宅してすぐ、父入院中の病院から電話が入る。
やはり豊洲で映画を観ていた、息子と2人で病院に行き見送る。

本人は120歳まで生きると、公言していたが。
家族には極端に厳しく、その分、大学での教育とモンゴル国との友好に、生涯を捧げた。

農林高校出身であることを誇りとし、動植物をこよなく愛した。

学生の適性を見抜き、得意を徹底的に伸ばすこと
を生きがいにした。妹の絵の才を幼稚園に入る前から発見したのも父だった。

子や孫を、自分の思い通りのレールに乗せようとしたが、血は繋がれども、人にはそれぞれの生き方がある。

一足先に逝った母に、やさしく迎えられることを願うばかり。
ともあれ、父との62年間に感謝するのみ。