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昨日、あまり気が進まなかったが、細野晴臣が薦めるので、サリー・ホーキンス主演作品を観たが、何故か全く頭に入らぬ。22時に帰宅してすぐ、父入院中の病院から電話が入る。
やはり豊洲で映画を観ていた、息子と2人で病院に行き見送る。
本人は120歳まで生きると、公言していたが。
家族には極端に厳しく、その分、大学での教育とモンゴル国との友好に、生涯を捧げた。
農林高校出身であることを誇りとし、動植物をこよなく愛した。
学生の適性を見抜き、得意を徹底的に伸ばすこと
を生きがいにした。妹の絵の才を幼稚園に入る前から発見したのも父だった。
子や孫を、自分の思い通りのレールに乗せようとしたが、血は繋がれども、人にはそれぞれの生き方がある。
一足先に逝った母に、やさしく迎えられることを願うばかり。
ともあれ、父との62年間に感謝するのみ。