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新宿武蔵野館系のシネマカリテも、狭いロビーのディスプレイが面白いです。
異性間・同性間にせよ、至高の愛だとか純愛とかには退いてしまう性分なので、タイトルから想像して、それ系の作品かと思い込んでいた。
従って、評価が高い『君の名前で僕を呼んで』は観ていない。であるからティモシー・シャラメは初認識。我が国で言えば菅田将暉?
実話ということになろうが、スポーツ万能で頭脳も良しの息子が、ドラッグの深みにはまって行くのを、父、父と別れた母、父と再婚した義理の母が葛藤を抱えながら闘っていく。
もうそれ以上はいいだろう!というほどに息子は注射器を常用し、あらゆるクスリに依存する。
(依存症者の蟻地獄は僕にはわかる)
黒地に白ヌキのエンドロールの始まりで、席を立とうとした折、突然シャラメによる詩の朗読が始まる。90年代まで生きた、アメリカ無頼派の詩人 チャールズ・ブコウスキーの長い詩。
ブコウスキーのことを知ることができ、いい平日休みだった。