スパイダーマン最新作で、最初はイイ者を装った悪人を演じたジェイク・ギレンホールが、シリアスに父親役を演じる『ワイルドライフ』。
初めてギレンホールの名を目にした時、飯田橋の名画座 ギンレイホールと同じ名なのねと、とんだ早とちりをしていました。
Gyで始まるこのスウェーデン系の姓は、正式にはジレンホールと読むらしい。何故直さない?
米国第40代大統領 ロナルド・レーガンが登場したとき、Reaganであるから我が国のマスメディアは挙ってリーガンと報じたが、ある時を境に突然レーガンになった。Reason why?と思えど、固有名詞だから理由なし。
この作品のストーリーは、今年になって観たポーランド映画『メモリーズ・オブ・サマー』と激似なのであるが...。
父は家族のことを顧みず男の生き方を貫き、母は
本能のままに生きている。そして14歳の一人息子に、かなりキワドイことまで、父母それぞれが語る語る。
この反面教師的な両親のもと、中坊はグングン大人になっていくのだ。
我が身を振り返れば、万事いい加減な父親のもと、子ども2名は自立心を育んだ。結果オーライかも知れないが、反省は頻り。