居住地・埼玉県内でシネコン行脚の緊急事態期間延長です。
普段は関心が向かないジャンルの作品をイオンシネマ大井にて。
2人の人格(内面)が入れ替わるストーリーは昔からある。古くは大林宣彦監督の『転校生』、直近では殺人鬼と女子高生の内面がリバースするアメリカ映画『ザ・スイッチ』を観た。
本日の作品は、気鋭のSF作家の夫と
ピアニストの妻が主人公、ある日目覚めると、両者の社会的地位が入れ替わっている。立場逆転で一介の中学教師になった夫が、有名ピアニストとして活躍する妻を...
そんな展開です。
このフランス・ベルギー合作作品で
特筆すべきは、出演者の氏名がロールするプロローグの向こう側で、
高校生の2人が出会い夫婦になり、
夫が有名人になって夫婦仲がギクシャクするまでの映像が流れる。
さすが役者と言うべきは、フランスのリセのイモっぽい男女2人と、
目を見張る美男美女を演じ切るところ。とりわけ、長身の妻を演じた
ジョセフィーヌ・ジャピの愛くるしさにクラクラいたしました。