定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

7つの味

2019年07月17日 20時12分39秒 | 日記

3か月ほど前に、服用中の糖尿病薬のひとつが変わり、その効果が随分現れてきた。
まず体重が減り、血糖値は標準の範囲内、ヘモグロビン値は確実に小さい数値に。ただ頻尿になっているがね。
かかりつけ医からは「とにかく水分をとりなさい。but甘くないものをね!」とグサリと釘を刺されているが。

通勤途中、昼飯の買い物にセブンに寄ると、全国7地域の嗜好に合わせた缶コーヒーセットが目に付いた。登校前にセット買いするモノ好きな僕です。

まず栄養成分表示で一番あっさり系の、関東・甲信越CANを選ぶ。関東人は人情も希薄かもね。
糖類、炭水化物ともに東北CANが最も高く、食塩相当量は関東・甲信越と北海道が高い。

7つ飲み比べなければと思いつつすでに3本、職場の好むべき3人に分けちゃいました。
もう1パック買う? 無駄遣いだね。

シンクロしたぜぃ

2019年07月16日 21時16分41秒 | 日記

おやじシンクロチームの奮闘記。フランス映画つづきだが。

シンクはthinkではなくsink。主人公はうつで2年間仕事をしていない。他の7名も私生活はsinkしっ放しのワケありびとばかり。

特に僕が食いついたのは、ロックンローラーへの夢を捨てられないオヤジ。当然離婚していて、違法駐車のトレーラー暮らし。高校生の娘とは、元妻が決めた時間しか会えない。だが、普段は娘の学校の食堂で働いているのだね。笑

コーチは飛び込み板の上で、タバコをふかしながら指導する。元はシンクロ女子デュエットの有名選手、そしてアルコール依存者。
恋人に振られ、途中コーチ業を続けられなくなる。
コーチが通うAA(アルコホリック アノニマス)ミーティング、かつて僕も通いました。

そしてこの作品では、さいごノルウェーに移動するのだが、人間同士のからみばかりでなく、北欧の息を飲む景色を見せてくれる。

昨年?からシンクロナイズド・スイミングはアーティスティック・スイミングと名前がかわったが、この映画はまさに中年以降の僕とシンクロしてしんみり。
全体は笑いどころ満載の作品。

盛りだくさんで

2019年07月15日 22時02分55秒 | 日記

朝5時に始動して、市道にはみ出した実家の樹木を伐採した。初心者用の高枝切りバサミの威力が乏しくサッパリ感はない。梅雨が明けたら本格的にやる。

新宿武蔵野館が創業100周年で、記念上映を観る。2010年の作品『半次郎」、西郷どんを支えた中村半次郎の一代記。いまは亡き りりィの顔を見た。


東京都写真美術館で開催中の、ユージン・スミス等の写真展に行く。1948年のモノクロ写真群『カントリー・ドクター』が展示されている。アメリカローカルで、村中を往診する医者のドキュメンタリー。疲れ果て、手術台の上で仮眠をとる医者の姿に孤軍奮闘ぶりが描かれている。
と、ここまでが午前中。

昼メシは、恵比寿の半地下のタイ料理で。

もちろんカオマンガイ。ごはんのパラパラ具合がいまひとつ。感動してパラパラを踊る(古っ)までではなく。


もはや新しい靴を増やせないので、シューレースを赤にした。黒靴に赤、我ながらセンス良し。

久しぶりの2日間休みでテンション↑。きょうの1日を書きっ放しただけ。実は恵比寿から新宿に戻り、武蔵野館でもう1本。さすがに少しウトっとした。

8割がたシニアガール

2019年07月14日 18時23分22秒 | 日記

やっと休みになったら朝から雨降り。
駅までぶらっと。
改札続きの橋上に、鈴なりの人々。見ているのは眼下の参院選候補者です。T大からアメリカの大学院で修士号を取得した国際弁護士、いわゆるイケメンです。

応援団は大多数がシニア世代ガールズ。ウィメンではなくガールズの由縁は、演説前の手振り・声援が氷川きよし、純烈などに群がる女子のノリであったから。

今や選挙もエンタメの手法を導入しなければ、だなあ。
そして僕の仕事にも通じるのだが、女性のコンセンサス、心をゲットしなければ、物事は好転しない。
呆気にとられた僕は、点字ブロックに乗って見ていて、選挙関係者に注意を受けました。ごめんさい。

エルヴィス・ハズ・レフト・ザ・ビルディング

2019年07月13日 19時13分55秒 | 日記

谷川俊太郎が激賞するので、がぜん見たくなった。
英語の慣用句
Elvis has left the building をキーとするフランス映画。
アマンダ7歳、英語教師の母を無差別テロで喪う。
母の弟(叔父)は半分フリーターであるが、恋人になりかけた女性もテロで傷つけられる。

優しく活発な母。ペーパーバックのタイトルの英語(この作品のキーワード)の意味をアマンダが尋ねた時、
「お楽しみはおしまい」と教えてくれた。

母の死を到底受け入れられない娘と、姉の死から現実の障壁に向かわざるを得ない弟。

母と叔父3人で観戦に行くことを、心待ちにしていたウィンブルドン。センターコートには叔父と姪だけ。贔屓の選手が劣勢で土壇場の時、
アマンダが上記の慣用句を泣きながら呟く。
no fun alreadyの現状から、2人が立ち直ろうとするドラマがその後に待つ。

わざと画素数を低くしているのか、昔のフィルム映画のような映像に臨場感がある。
僕も同じくだが、乗り越えるべき壁の目前にいる人に、薦めたい作品。