定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

用務先にはサイゼあり

2021年05月24日 19時46分00秒 | 日記
行く先々にサイゼリヤがあり、2日連続で入店することに。
1日目

サイゼにおける僕のマストアイテムは『柔らか青豆の温サラダ』。
コロナ禍以来、青豆がダウンサイジングした印象あり。
サラダ200円 ペペロンチーノ300円
2日目
あさりたっぷりのスープボンゴレ

500円
もちろん後から、青豆サラダ付けましたが。

ここまでコロナ感染が拡大して来ようとは想像だにしなかった。どんなに感染予防しようとも、罹るときには罹るだろうが。

庶民の味方・サイゼあたり、短時間滞在で、楽しませてくだされ。





石井裕也監督『茜色に焼かれる』

2021年05月23日 20時39分00秒 | 日記
黒木華も良し、江口のりこもいい味を出すが、尾野真千子はもはや別格の感がある。
社会の強者はトラブルを起こしても、あらゆる手段で保身に走る。
その対極に居る者は、なりふり構わず働けど、弱り目に祟り目の連続である。その中間層は下を見て、弱者をないがしろにする世情である。
尾野真千子より更に若い石井裕也監督が、コロナ禍の世情で、出口が見えない母子家庭の苦闘を、温かい目で取り上げる。
僕がこの監督の作品を観るのは6作目。舟を編むや、最果タヒの詩がベースとなる作品も新機軸を感じたが、今作ではパワーアップした監督の腕を認識する。
内容は書かない。だが劇中、ヒロインが同じセリフを随所で発する。
諦観を込めて、または我が子や職場の同僚への慈しみを込めて。
そのセリフまわしに、尾野真千子の限りないポテンシャルが潜んでいる。



すずよりアリス

2021年05月22日 14時42分00秒 | 日記
タイトルからして完全にイッちゃってるが。

バカリズム脚本で、さもありなんの仕上がりであった。

途中まではOL下剋上ストーリー。
ラスボスは誰なのか?の問いに答えがスピーディーに返って来るのだが、最終的にヒロイン永野芽郁ちゃん面目躍如の活躍ぶりでした。

前半最強は広瀬アリス。美の基準はもちろん個々人によって違おうが、
僕的にはすずよりアリスの美形度高し。加えて、この作品では凛々しさ満点でした。

昨年公開のバカリズム『架空OL日記』は、ネット配信で観た。
舞台はほぼ会社の女子ロッカールームながら、よくぞここまでのコンテンツを盛りました、の会話劇。
バカリズムなら荒唐無稽路線もいいが、さらに日常のちまちました会話の可笑しさも盛りこんだ次回作を期待しています。

青豆・卵・ペペロンチーノ w/野菜ジュース

2021年05月20日 23時55分00秒 | 日記
元妻と相談があり、新百合ヶ丘駅に初めて降り立った。人工的だがシャレた場所。何より映画館がある。
シネコン有=開けた街、単純思考な私です。

話しを終え、小田急線快速急行で25分、新宿にて映画1本観て帰ろう。

その前に、サイゼリヤで青豆が食べたかった。穴場的ロケーションにあるサイゼは、エルタワー地下2階。
案の定、ゆったりゆっくり低価格メニュー。
半熟玉子on青豆のプレート200円。
ペペロンチーノは300円。ドリンクバーは料理プラス200円で。
サイゼ万歳!

ところで新宿駅西口エルタワー、地下2階にはすんなり行けるのだが、なぜか帰りは迷って、抜け出せなくなる。都会のラビリンス?
本日も同じ轍を踏んだワタクシ。


黒沢 清監督特集

2021年05月19日 21時05分00秒 | 日記
池袋・新文芸坐2本立てで、1985年公開の2作品を観てきました。
嬉しい恥ずかしR18指定作品。

直近『スパイの妻』の黒沢清監督もピンクからスタートしたのです。

朝イチの回は『神田川淫乱戦争』約60分。タイトルを書くのも気が引けちゃうが、
グチャグチャなエロではなく、サッパリしたお色気作。一番の発見は、
制作に関わった若き日の周防正行監督が、ちょい役で出ていたこと。
エンディングのクレジットはなし。何と、黒沢清自ら出演者と制作スタッフ名を読み上げてオワリ。

正午からの回は、洞口依子デビュー作『ドレミファ娘の血が騒ぐ』。
ストーリーは大学が舞台だが、役者全員のセリフが、地に足がついてないと言おうとか、不思議系と言ったらいいか?
1985年の僕は30歳、あの頃の世相が思い出され心中で苦笑。
洞口依子の可愛らしさと、故伊丹十三の怪優ぶりが印象的。伊丹万作の子・伊丹十三が世に出た時は、一三
という名前だったような。

この日の新文芸坐は、作品の性質上かレディースシートが設けられていた。観客女性は1名。
R18作品とはいえ、この2作品程度のエロ感では、何も女子シートを設置せずともと、思うのだがね。