落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲秋場所・メモ

2009年09月29日 | 日常・身辺
優勝:朝青龍(14-1)4場所ぶり通算24回目
三賞力士:
 殊勲賞 該当者無し
 敢闘賞 把瑠都(12-3) 4回目
 技能賞 鶴竜(11-4) 4回目

千秋楽本割りの白鵬-朝青龍は見応えがあった。
全勝できた朝青龍に「何としても勝たねば男が立たぬ白鵬」(北の富士さん談)、その 白鵬の立ち会いが素晴らしく朝青龍を怒濤の如く寄り切った。
さて、優勝決定戦で同じような立ち会いが出来るのか、同じパターンで勝てるほどいくらなんでも朝青龍は甘くない。いろいろ思惑が錯綜し楽しみな一番だった。

朝青龍は頭をつけて絶対負けぬ体勢からすくい投げで白鵬を下した。
白鵬の悔しい顔、朝青龍のしてやったりの嬉しい顔が印象的だった。
朝青龍のガッツポーズも宜なるかなと思う。なにしろモンゴル相撲ならここであの「鷹の舞い」をやるのだから。
いろいろとやっかみ半分の批判があるらしいが、この程度の表現はいいと思う。北の湖だって勝ったときは投げ捨てるようで憎々しかった。
悔しさも強くなる原動力。それで相撲興行も盛り上がるのではないか。

鶴竜、把瑠都は場所毎に強くなっている。大関レースでは稀勢の里も琴奨菊も置いていかれそうな感じだ。
鶴竜もモンゴル、朝青龍とはまた違った魅力がある。冷静で日本語も流暢で日本人と変わらない。研究熱心で頭がいいのだろうな。

なぜモンゴル人は強いのか。シアター・テレビジョンでモンゴル史家宮脇淳子さんの講義をみてなるほどなぁと思った。
日本人もモンゴル人も同じような体格だが、その歴史、自然風土、生活環境や文化の違いが根底にあるらしい。↓
http://www.theatertv.co.jp/movie/play.php?movieid=2392
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