落葉松亭日記

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トランプ氏 係争継続

2020年12月14日 | 政治・外交
大統領選で数々の不正な証拠を目の当たりにしたトランプ氏は、選挙結果についての争いを続けると表明した。
バイデン一色だった米メディアは異様だった。背後に外国の工作もあったという。
徹底的に争うべきだろう。
また、トランプ氏は東アジアの最後の地固めに入った。
トランプ大統領 裁判での選挙結果の係争継続へ © REUTERS / Carlos Barria 米国
2020年12月14日 06:05短縮 URL
https://jp.sputniknews.com/us/202012148016871/

現職の米国大統領ドナルド・トランプ氏は、裁判で選挙結果を争うことを続けていくと発表した。フォックス・ニュースが報じた。

トランプ大統領は、テレビ番組「フォックス・アンド・フレンズ」の中で、「まだ終わっていない」と強調し、以下のように続けた。「私たちは立ち止まったりしない。前進を続けるつもりだ。私たちには地方でのたくさんの訴訟がある」。再度、同大統領は、投票用紙の投棄や他の偽物の証拠をつかんでいると強調した。

米国の反トランプおよびトランプ支持の集会で乱闘と発砲が発生
トランプ氏は、選挙結果を裁判で争うための時間は残されていないと指摘。また同大統領は、「私たちは可能な限りプロセスを急いでいるが、しかし、これには限界がある、私たちにはとてもわずかな時間しかない」と強調した。

大統領選挙後、トランプ大統領と他の共和党の代表者らは選挙結果を争う50超の訴えを起こしたが、違法が承認されたのはわずか1ケースだけだった。残りの訴訟は敗訴や審査不受理、却下、取り下げとなった。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)12月9日(水曜日) 通巻第6726号 
   0001689840_fcqjp8@publisher.mag2.com

トランプ戦略の最後の地固め 台湾へ追加武器供与
ミラー国防長官代行はマニラとジャカルタを急遽訪問


 バイデン次期大統領は閣僚の目玉となる国防長官に元陸軍大将で中央軍司令官だったロイド・オースティンを指名した。オースティンは黒人で、党内左派への配慮と見られる。しかし軍人の国防長官就任は退役後7年以上を経過後という規定に違反するため、上院公聴会で共和党はこの人事の法的不備を衝くだろう。

 同時期に英国は空母打撃群を極東から南シナ海に派遣し、米軍と共同歩調の作戦を開始、英国海軍は長期滞在予定という。また米国では「アーミティジ第五次報告」がアーミティジ元国務副長官、ナイ元国防次官補らの協同で発表され、日本をファイブアイズに加盟させ「シックスアイズ」とすることなどが提案された。
 米・英に加・豪・NZとの情報共有システムに日本を加えようとするものだ。

 トランプ政権下、現職の国防長官は、トランプが解任したマーク・エスパーにかわり、クリスファー・ミラー国防テロ対策センター長(元特殊部隊出身)が「国防長官代行」として、先週末からフィリピンとインドネシアを訪問した。代行は議会承認を必要としない。

 ミラーはフィリピンでロレンザナ国防相、ロクシン外相と会談し、海軍のスキャンシステムなど2900万ドルの装備を寄付した。
 インドネシアではスビアント国防相、マルスデ外相らと会談し、インド太平洋作戦、とくに南シナ海での中国軍の牽制作戦などに関する話し合いが行われたという。

 台湾外交部は12月8日に米国が戦闘機、ミサイル、魚雷、潜水艦技術にくわえて野外の軍事通信システムを2億8000万ドルで供与してくれることになった、と発表した。  かくしてトランプ戦略、最後の地固めが急がれている。