落葉松亭日記

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『聖職』何処へ

2012年01月12日 | 政治・外交
親には「学校へ行ったら先生の云うことよーく聞かなあかんで」と云われたものだ。
名物先生もいて面白かった。

今はモンスター親に、不適格教師という言葉を耳にする。
なぜ不適格者が教師になれるのか・・・
教委だけではなく保護者が教師を評価しなければならない・・・
教育界はえらいことになっているらしいが、理解不能。いっそ昔の寺子屋方式がいいかも。
親の死亡届も葬式もせず、親の年金を掠め取る輩がでるのは肝心なことが教えられていないような気がする。

橋下大阪市長は教育熱心。
橋下市長「不適格教員、保護者に申し立て権を」 読売新聞2012年1月10日(火)12:37
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20120110-567-OYT1T00584.html

橋下市長「不適格教員、保護者に申し立て権を」

 大阪市の橋下徹市長は10日、2月議会に提案する教育基本条例案に盛り込む予定の5段階の相対人事評価について、保護者が指導力不足の不適格教員を申し立てる制度を作れば、見直す考えを明らかにした。

 教員全体の5%を相対的に最低ランクに振り分けるやり方には教育現場の反発が強く、代替案を示した形だ。
 市役所で報道陣の取材に答えた。大阪維新の会がまとめた同条例案では、5段階の相対評価を明記し、2年連続最低ランクで改善の見込みがない教員は分限免職対象。橋下市長は「教委が不適格教員を判断する決定権を独占しているのが間違い。保護者サイドに調査権、申し立て権を与えるなら、最低ランクの5%は理由がなくなる」と述べた。


共通の中間・期末試験を 橋下市長、市教育委員に提案
産経新聞2012年1月10日(火)15:16(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20120110113.html?link_id=k_kanren_news_body

共通の中間・期末試験を 橋下市長、市教育委員に提案

 大阪市の橋下徹市長は10日、2月議会で市長提案を目指す「教育基本条例案」などをめぐり、市教委の委員6人と市役所内で直接討論。議論がかみ合わずすれ違いとなる場面も目立った。討論の中で橋下市長は、学力の学校間格差を解消するため、現在は市内の学校ごとに個別に作成している中間、期末試験の問題を統一化することの検討を教育委員側に提案した。
 討論で橋下市長は、教育委員が従来、市長との意見交換や市民との意見交換をしてこなかったことを問題視し、「これが形骸化の最たる例。これで、どうやって保護者の感覚を感じるのか。保護者の感覚を教育委員に注入するのが、条例案の肝の部分だ」と詰め寄った。さらに「教育委員が設定している教育目標の、正当性の根拠は何か」と質問を投げかけた。
 委員側は「クラスをみれば、子供の様子は分かる。そこは評価してほしい」「市民の意見も間接的に頂戴し、生かしている。市民の期待や要望に外れてはいない」などと反論した。
 また、条例案では最低評価を2回連続で受けた教員を分限免職の対象とするとしていることについても、委員側は「排除や性悪説の仕組みは先生のモチベーションを下げる」と反論。橋下市長も「では、具体的に(最低評価の)D評価の教員をどうするのか」と再反論するなど、意見のすれ違いもみられた。
 さらに、橋下市長は教育基本条例について「教育目標を知事が設定して責任を持つ部分は政治マター。この部分は条例から切り離す」と発言。府教育委員らの理解を得やすくするため、首長による教育設定の部分を盛り込んだ条例と、学校のマネジメント面を定める条例の2条例に分割する考えもあると説明した。


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2 コメント

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Unknown (しょうた)
2012-01-12 10:53:28
最近こんな話を聞いたことがあります。
ある学校でバス旅行がありました。そして児童たちがバスの席に座る順番が決まりました。
するとある保護者の方から
「我が子が座る席は、隣に座る児童があまり良くないので、今回決められた席ではだめだ」
と言って両親揃って学校抗議に来たそうです。
内容を具体的によく聞いていないので、これに対してはっきり意見は言えませんが、単純に考えれば、ちょっとおかしいですね。
ある学校関係者から聞いた話です。
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しょうた様 (落葉松亭)
2012-01-12 16:20:46
そんなことで保護者から抗議されたんでは、教師も萎縮してしまいますね。
バス旅行も校外学習の場、先生に任すしかありません。
過保護なのか、モンスター親か、お互いに信じられなくなっているんでしょう。
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