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先月10月11日に訪れた加西市の玉丘古墳を再訪した。
無数の古墳遺跡が千数百年を経た現在の日常風景の中に残っていることは素晴らしい。
今回は玉丘古墳を俯瞰する南・北の山(丘)に登ってみた。
両方とも遊歩道にも地形図を見ても山名がない。
南側の山は標高150m程度で近所の住民によって、丸太階段で遊歩道が整備されている。
周回約2,7km。ゆっくりと2時間ほどの散歩。
頂上からは玉丘古墳や青空を映した鏡のような溜池、黄金色の田んぼや比較的新しい規格の住宅街が箱庭のように眺められる。
北側の山も東西に横たわっている。
東側のピークに亀山古墳、西側のピークには銀色のタワーが建っている。
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古墳時代に生活していた人々の生活の様子が想像されます。
私は先日4日、岡山市文化財センターで、古墳発掘現場の様子や出土品などの報告セミナーに行って話を聞きました。
古墳を造るときに使う石などを、香川県産の石を使っているとのことで、
当時の人が海の向こうから、大きな石を運んでいる様子などが目に浮かびました。
11月1日は天気も良かったので楽しい散策が出来たことでしょう。
鉄器なども多く有り、古代から飛鳥時代にかけて長く栄えていたようです。
岡山の古墳では香川産の石が使われていたとは面白いですね。中世のお城では小豆島などから石材が運ばれたとかききますが、古代からあったのですね。修羅や舟で運搬するには大変な労力・技術が必要ですが、よほどの権力や尊崇される人物だったのでしょう。