与党、会期延長なしを最終確認 (06/14 18:41)産経新聞 自民、公明両党は14日午後、国会内で幹事長・国対委員長会談を開き、18日までの今国会の会期を延長しないことを最終確認した。同時に、政府提出の教育基本法改正案や社会保険庁改革関連法案などを継続審議とする方針を決めた。 自民党の武部勤幹事長は「教育基本法改正案など難しい案件を国会に提出できた」と総括。公明党の冬柴鉄三幹事長は「共謀罪」創設を柱とする組織犯罪処罰法案や防衛「省」昇格関連法案を早期に成立させるため、臨時国会を早期に召集するよう求めた。 会談に出席した安倍晋三官房長官は14日午後の記者会見で、小泉純一郎首相が会期延長を拒んだ理由について「外交日程もあるし、歳出・歳入一体改革という大きな仕事もある」と説明した。 |
愛国心の表現を巡って、「心」より「態度」を重視した与党案。対する民主党案はすっきりとした表現で首相も評価していたが、結局野党は廃案要求で一致したらしい。
教育基本法改正案などの廃案要求で一致、野党幹事長(2006年6月8日14時17分 読売新聞) 民主、共産、社民、国民新の野党4党の幹事長と書記局長が8日午前、国会内で会談し、教育基本法改正案、憲法改正の手続きを定める国民投票法案など、継続審議となる見通しの法案すべてを廃案とするよう、与党に求めることで一致した。 米国産牛肉の輸入再開阻止に向け、協力していくことも確認した。 会談で、民主党の鳩山幹事長は「教育基本法については時間をかけて議論すべきだ」と述べ、法案審議を前提としない調査会の設置を提案した。しかし、共産、社民両党は「教育基本法は改正すべきではない」(市田共産党書記局長)などと反対した。 |
民主党の鳩山幹事長の実弟の邦夫氏(自民)が兄を批判していた。
鳩山邦夫氏、祖父の言葉で兄を批判 (06/05 17:11)産経新聞 自民党の鳩山邦夫元文相は5日の衆院教育基本法特別委員会で、祖父の鳩山一郎元首相の言葉を引いて、教育基本法改正は憲法改正後に行うべきだと主張する民主党幹事長の実兄・由紀夫氏を批判した。 由紀夫氏は5月16日の衆院本会議で「教育基本法は憲法の付属法だから、本来、新しい憲法の教育の方針に沿って改正されるのが筋だ」と小泉純一郎首相に迫った。 邦夫氏は、祖父が昭和31年に「現行教育制度は占領下の特異な情勢の下につくられ、わが国の実情に即さない点もある。できるだけ早く改正したい」と述べた言葉を引用。出席した民主党議員に「憲法改正を待たずに教育基本法を改正しようと鳩山一郎は言ったと、幹事長に言っておいてください」と皮肉った。 |
創価・公明党は「愛国心」「宗教的情操の涵養」を否定する。その少数派公明党に鼻面を引き回される自民党は見苦しい。廃案で出直したほうがましかもしれない。