落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲13日目

2006年05月19日 | 日常・身辺
 雅山(押し出し)旭鷲山
 これまでの対戦成績も勝っているのでそう心配はないと思って見ているが、色んな手練手管を持っている相手にいつもの突き押し一つで押し出した。試合後のインタビューも「正直、緊張しているし、(優勝を)意識している」と吐露していた。こういうふうに言ってしまえるところ、よく自分を見ていると思うし、精神的に強いものを感じる。明日は、把瑠都戦、どうなるだろうか。

 把瑠都(吊り出し)朝赤龍
 好調朝赤龍に一歩も引けをとらず吊りだした。なんという強さ。大関、横綱に駆け上がるのは時間の問題というのは大げさだろうか。

地図で遊ぶ

2006年05月18日 | 日常・身辺
 幼い頃、我が家は転々としたことを以前の記事で書いた。それぞれの地図をインターネットで検索して印刷し老母に送ってやった。
 母は大変喜んでくれ、あれこれ当時のことを思い出しては地図を眺め、一日見ていて飽きないと言っている。

 インターネットの地図は、以前より格段に進歩しており、ほぼ連続的にどこでも画面の中心に持ってこれるようになっている。
 Mapionの地図も素晴らしいが、Yahoo!地図情報もいい。
 スクロール地図(ベータ版)機能があって、マウスで自由自在にドラッグできる。さらに表示形式として航空写真もある。クリックすると同じ範囲、同じ縮尺で航空写真に切り替わる。自分用のハイキング地図を作ったりして遊べるし、しかもURLも動的に対応し他の人に知らせるのにたいへん便利だ。

 しかし、怖い想像もある。この地図情報を基にして敵国がピンポイントでミサイルを発射したら・・・

 当方居住地域

相撲終盤戦に入る

2006年05月17日 | 日常・身辺
 朝青龍、栃東が抜けどうなるかと思われたが、それなりに面白くなってきた。
 雅山ー千代大海 の一敗どうし。どちらも気合いが入っていたが、千代大海は雅山の重い突きに敗れた。雅山は快調そのもので楽しくて仕方がないといった感じ。試合後のインタビューでそれが窺えた。魁皇、白鵬との一番は済んでいるので、明日の琴欧州の結果いかんで、ひょっとするかも知れない。
 新入幕の把瑠都が玉乃島を堂々と寄り切っていた。いかにも怪力。解説は雅山と当たるかも知れないと言っていた。

十年一昔

2006年05月16日 | 散歩・山歩き


 以前住んでいた君影町(鈴蘭台盆地の南側に位置する)から神鉄鵯越にかけてイヤガ谷ハイキングコースがある。菊水山から谷を挟んで西に見える。
 久しぶりに訪れて驚いたのは、すっかり森が深くなっていたことだ。そして名もない岩山に誰が名付けたか「君影ロックガーデン」なる標識が付いていた。その岩山から下を見ると新しくできた石井ダムがある。石井ダムができるまでは、その谷に神鉄が走っていた。今は菊水山のトンネル内を走っている。
 石井ダムの周辺には遊歩道らしきものが見える。やがてはハイキングコースに組み込まれるかも知れない。
 幼い子供達を連れて、よくこの尾根を散歩した。木々の間から遠くの街や山が見えたが、今は木が茂りほの暗い森に変わっていた。

 (向かいの山が菊水山。小さい方の塔に展望台がある。下は石井ダム。晴れていればV字谷の向こうに神戸市街が望まれる)

裏六甲紅葉谷再び、そして・・

2006年05月12日 | 散歩・山歩き
 しばらく降雨が続いたが、昨日後半から天気が良くなってきた。今朝はきれいに晴れた。長期予報では今日一日だけだそうだ。
 一週間前訪れた紅葉谷百間滝がもう少し水量が増えているのではないかと思い、出かけることにした。
 有馬8時半に着き、歩き始めた。山々の緑が一層濃くなった。山道には雨が激しく流れた跡ができ落ち葉が筋状に残っている。
 百間滝、似位滝は先日よりも水量が増え滝らしくなっていた。早速カメラに納めた。
 時間もまだ10時だ。紅葉谷北側にある白石谷の滝を訪ねることにし、いったん、紅葉谷出会いまで引き返す。

 白石谷には白石滝、白竜滝がある。コースは熟練者向きとなっている。危なければ引き返すまでと、白石谷に入っていった。
 まもなく道がはっきりしなくなった。沢を上流に向かって詰めていくのだから当然のことかも知れない。
 新しい靴は快調で、少々水をかぶっても入ってくることはない。急峻なところもあったが、とにかく安全を心がけ慎重に登った。こんなところでコケては誰も助けに来てくれない。
 白石滝、白竜滝はさすがに深山の趣が深い。両側は崖になり、ゴロゴロする岩の間を足下を選びながら進む。
 白竜滝で谷は2つに分かれた。ガイドブックは熟練者向けのためか、しごくあっさりと書いてあるだけだ。
 もう引き返す距離、高さは過ぎてしまっている。腹をくくって昼飯にする。滝の音で鶯の声も聞こえない。

 左の白竜滝は袋小路に見え、とてもド素人が登れそうにない。右の谷の入り口にペンキで矢印が書いてある。相当なガレ場だが、自分にはこれしかないだろう。意を決してとりついていった。水量は少なくなっていくが、やたらに砂防堤が行く手を阻むようになってきた。急なガレ場や土の斜面を熊笹や木の根っこを掴みながら必死に登った。砂防堤の向こう側の急な斜面を降りるとしばらく穏やかな河原があるが、やがてまた次の砂防堤が現れる、最初は何度越えたか数えていたが、それもだんだん余裕がなくなり、判らなくなった。

 水量が少なくなると、茨や背の低い木々が行く手を遮る。手頃な木の枝を杖代わりにし、押さえつけたり払ったり、もぐったりしながら進む。谷の切れ込みは大分あさくなったが、代わりに日射しが強くなり汗だくだ。行く手を見上げると、高さもそれほどなくなってきた。尾根が近そうだ。
 最後の2,3本の砂防堤は有り難いことに取っ手状の梯子が付いていた。それを越えるとやがて土止めを施した斜面にになり、熊笹の尾根にでた。
 林の中の細い踏み跡をたどっていくと山頂のハイキングコースに飛び出した。「やったぁ、ついに終わった」と思わず声を出してしまった。

 時刻を見れば午後3時過ぎ。随分長く感じたが2時間あまりの格闘だった。
 ガイドブックでは本来なら六甲最高峰の北側の吉高神社にでるはずだが、尾根にでたところは山頂から南側に大分ずれていた。
 よじ登ったり、身体を引き上げたり、砂防堤から木を伝って降りたり、藪コギをしたりと久しぶりに身体全体を使い、ちょっとしたサバイバル体験だった。

 帰りは六甲山頂から魚屋道をゆっくりと有馬までおりた。そして「銀の湯」で疲れを癒した。
 帰宅18時30分

 参考地図はこちら

栃東3敗

2006年05月11日 | 日常・身辺
 安馬(寄り切り)栃東  横綱審議委員が見ている前だったからか、栃東は守りに入ってしまったのか、終始安馬に攻められた。普通に攻めていけば栃東が楽勝と思っていたが、精神的な弱さが見えた。残念なり。

 雅山(突き落とし)白鵬  ゆったりとしきりを繰り返す白鵬。今日も勝って波に乗るかと思われたが若さ故の油断だろうか、詰めが甘かったように思う。好調の元大関雅山は動きが良く、土俵際の粘りがあった。雅山ひょっとしてひょっとするかも。

経済同友会の政治口出し

2006年05月10日 | 政治・外交
 経済同友会の北城代表幹事が小泉首相の靖国参拝を批判している。
「靖国参拝、首相は再考を」経済同友会が提言 (05/09 18:01)産経
≪11人が反対、異例の多数決に≫
 経済同友会は9日、首相の靖国神社参拝について、日中関係改善のために「再考が求められる」として参拝の自粛を求める提言を採択した。ただ、一部幹事から「この時期に発表すべきではない」などと異論が相次ぎ同友会では異例の多数決での採択となった。
 提言は日中関係を改善するため、相互理解や相互交流の促進など4つの提言を盛り込んだ。
 この中で首相の靖国参拝について「首脳レベルの交流を実現するうえでの大きな障害」と位置づけ、この問題を「主体的、積極的に解決すべきだ」と指摘。小泉純一郎首相の参拝目的である不戦の誓いは「日本国民に広く支持される」とする一方、「適切か否か、国民の間にもコンセンサスは得られていないと思われる」として、「総理の靖国参拝の再考が求められる」と明記した。
 同時に「総理の思いを分かちあうべく、不戦の誓いを行う追悼碑を国として建立することを要請したい」と加えた。
 この提言をめぐっては提言を採択した幹事会で「この時期に公表すべきではない」「靖国参拝の再考など促すべきではない」などと異論が続出。全会一致をあきらめ、多数決を実施した。賛成多数で可決したが、出席した約70人の幹事のうち11人が反対した。
 北城恪太郎代表幹事は、小泉首相が昨年10月17日に平服で靖国神社に参拝した際には「適切な対応」と評価したが、今回は「平服で参拝した努力が、中国側の十分な理解を得られていない」として提言に賛同した。記者会見では「中長期にわたっても参拝は好ましくない」と語り、小泉首相の後任首相も状況が変わらない限り参拝すべきでないとの立場を示した。

 それに対し小泉首相は以下のように反論している。
「政治とは別」首相が経済同友会提言に不快感 (05/09 19:46)産経
 小泉純一郎首相は9日夜、経済同友会が「今後の日中関係への提言」として、首相の靖国神社参拝の自粛や不戦の誓いを行う追悼碑の建立を求めたことについて「ひとつの意見でしょう。靖国は外交カードにはならない。財界の人から商売のことを考えて『参拝してくれるな』という声もたくさんあったが、『それと政治は別だ』とはっきりお断りしている」と述べ、強い不快感を示した。官邸で記者団の質問に答えた。

 経済界の重鎮(?)がこのような発言では、東シナ海、竹島など領土問題外交を弱め、日本に対する内政干渉を認めてしまうことにならないか。
 北城氏(日本IBM会長)は中国PCメーカー「レノボ」の日本法人レノボ・ジャパンを自社内に置いている。国益より金儲けを優先する経営者の一人だ。小泉首相の靖国参拝が外交カードにならないことが中共内部でさえ少しずつ浸透しつつあるなかで残念なこと。

朝青龍・休み

2006年05月09日 | 日常・身辺
 昨日若の里戦で危ない落ち方だなと思ったが、やはり肘を痛め今日から欠場となった。
 それだけ他の力士にチャンスが広がるわけだが、栃東があえなく朝赤龍に敗れた。横綱取りを意識しているのか下半身にどっしりした感じがなかった。もうこれ以上は負けず明日から頑張って欲しい。
 白鵬は旭天鵬を堂々寄り切った。まだ3日目だが一歩も二歩も先行している感じがする。
 雅山が琴光喜を寄せ付けず突きで押し出した。大関復帰を狙ってほしい。

新しい登山靴

2006年05月09日 | 散歩・山歩き
 昨年後半ぐらいから山歩きをするようになったが、帰宅する頃には足が痛く、靴擦れができたりした。長いブランクのあとひっぱりだして履きだしたものだが、考えてみればその靴は30年近くも前の靴であった。当時は細身で体重は60kgに満たなかったが、今は65,6kgになった。足も大きくなったらしい。まだまだ履ける靴だが、思い切って1サイズ大きいものを注文した。
 ネットは便利、今朝その靴が配達されてきた。早速試しに例の山を往復した。結果は評判通りの靴で、足指ものびのび、これなら心配なく歩けそうだ。

 今日の菊水山
 歩き始めると雲が途切れてき、日射しが強くなった。4日前とは大違いであった。山の中は緑が一層強くなり、樹木や土の香りがより濃厚になった。先日の雨で小川の水量も増え小さな滝ができていた。山頂近くの湿地も池になっていた。登ってみると見晴らしは、このところで一番良く、望遠レンズを置いてきたことが悔やまれた。


山頂付近の池 オタマジャクシが孵っていた


菊水山から西の眺望 姫路沖の家島(正面小さな鉄塔の上)、その向こうにうっすらと小豆島が見えた


菊水山から東の眺望 生駒連山、大阪、右端は大阪南港



 夕方から雲行きが悪くなり雨が降り出した。向こう一週間の天気予報は雨や曇りが続き、新しい靴で出かけられるのはもう少し先になりそうだ。