落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

「政治家の鏡」河村名古屋市長

2010年09月03日 | 政治・外交
河村たかし名古屋市長(減税日本)は、「議員はボランティアでやるべし」が持論。
衆議院議員をやめるときに、1億円の年金の受け取りを断った。「政治家が豊かになったら、お金のために地位にしがみつくようになる」というのが彼の信念だそうだ。

ママからウン千万円のお小遣いをもらうお坊ちゃま前首相、不動産王、人権弁護士とつるみ売国する輩など民主党幹部はどうにも真似できないに違いない。

武田邦彦中部大学教授ホームページより
http://takedanet.com/2010/08/post_f44e.html
ガチンコ・名古屋  河村市長、「政治家の誠」で踏ん張る

河村たかし名古屋市長は8月29日、名古屋の中心街「栄(さかえ)」で次のように演説した。
「私は10%減税を公約にして市長になった。議会が否決するなら議会をリコールせざるを得ない。私は市民から10%減税せよと指示されているのだから」
河村市長は「市長は市民の指示に従う」と常々、言っている.河村さんも民主党だが、「普天間の移設は国外、最低でも県外」と言って票を集め、権力を握ったら、高速道路も、ガソリン税も、普天間もごまかして、そのまま政権の座にいる政治家とまったく違う.

「信念を貫き、約束を守る」という政治家が今の日本にやっと登場した。

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河村たかしという名古屋市長は本当にたいした人物である。このような人物はおそらく200年とか300年に一度しか出ないと思う.
「信念を持っている人」、「ぶれない人」などというが現実には、時々刻々と変化する事態に右往左往するのが常だ。

彼は衆議院議員時代から「お金が欲しかったら商売をする。国をよくしたかったら政治」と言い、「政治をするときにはお金はいらない」ということを貫いていた。
そして、「税金を払う人が苦しんで、税金をもらう人が楽をするという社会は間違っている」と選挙中も言い続けた。

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そして名古屋市長になった。
衆議院議員をやめるときに、1億円の年金の受け取りを断った.「政治家が豊かになったら、お金のために地位にしがみつくようになる」という彼の信念がまたここに発揮されたが、それでも「1億円」を信念のために棒に振る人は、ほぼ皆無だ。

偉い!!

名古屋市長になって、年俸800万円に下げた。このことで4年の任期が終わった後、河村市長が受け取るお金はあれやこれやで「1億2000万円」少なくなった。
合計2億2000万円だ。これだけのお金を放棄できる政治家が今の日本にいるだろうか?
そして市長の車も軽自動車にしたいという彼の提案は、市議会で否決された。市長には「権威」がいると市議会は言うが、河村市長は「市長にいるのは権威ではなく、庶民と同じ生活だ」という信念だからだ。
「日本のため」といい、「我が身を捨てて」と言う.その裏で「お金をもらい、豪邸を建て、子分にお金を配っている」というのでは、信念でも何でもない。
政治家は豪邸に住んではいけないのだ。

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ところで、名古屋市民税10%減税法案は、2009年11月の名古屋市議会で「可決」した。
ところが、その後、河村市長が「市議報酬を半減、定数半減」という提案をすると、それの恨みから自分たちが2009年11月に可決した10%減税法案を、2010年の一年だけにすると修正した.
減税は市民に関係することで、議員定数や報酬は自分たちだけのことだ。つまり「市民に犠牲を強いても自分たちだけはお金をもらいたい」というのが名古屋市議会だから、それを名古屋市民が支持するはずもない。
リコール署名活動は1ヶ月で36万人以上を集めなければならないので、その正否は不明だが、名古屋市民の80%が市長を支持しているという厳然たる事実がある.
市議は自分たちでは気がついていないが、すでに笑いものなのだ。
(平成22年8月31日 執筆)

(注:一部マスメディア(朝日新聞)などは、「市長も選挙、市議も選挙で選ばれているから市長も市議の声に耳を傾けるべきだ」と市民に呼びかけているが、錯覚してはいけない.10%減税(恒久)を議決したのは市議である。その市議が自分の報酬を減らされると知って、市民の10%減税を1年限りにするという卑劣な行為に出たのに、それを朝日新聞はごまかそうとしている。名古屋で朝日新聞を取るのは市議とその関係者だけになるだろう.)
武田邦彦


■シアターTV・武田邦彦「現代のコペルニクス」河村たかし
http://www.pirania.tv/movie/play.php?movieid=2418



シナの鼻息、ロシアの傲慢

2010年09月02日 | 政治・外交
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成22年(2010)9月2日(木曜日)弐 通巻3048号 より
http://www.melma.com/backnumber_45206_4954779/
 七月速報をみて唸った。
 日本に来た外国人観光客は87万9000人、このうち、16万5000人が中国人。しかも12万人と推定されるのが上海からの団体客だった(在日華字新聞『半月文摘』、9月1日号)。
 納得がいく数字である。
八月末に筆者が上海便を予約しても、まったく席が無かったのは!

 チャイナの鼻息の荒さは日本での不動産買い、日本企業買収、日本国債購入とつづいているが、この勢いに日本人女性の中国人観が変化している。
 驚くべし。
日本人女性が積極的に中国人男性と結婚するケースが激増し、昨年統計は前年比30%増の1500組を突破したことがわかった。
 近年の日中関係史でも新記録である。

 「日本女性の間の流行語は、いまでは『食事をするなら中国料理、結婚するなら中国人男性、フランス男は遊び相手、アメリカ男は口先だけ。日本人の男?生活力ないもん』というものだ」(在日華字誌『精彩』2010年九月号)。
 (しっかりしろ! 日本男児よ)

 こうした鼻息の荒さは日本だけを対象とせず、米国へも韓国へも向けられる。
 「広東省の経済力だけで十年以内に韓国を追い抜くだろう」(『半月文摘』)。

 黄海での米韓合同演習を、不愉快とイチャモンを付け、とうとう米軍空母は黄海に入れないという失態を米国オバマ政権は演じた。

ところが中国語メディアで話題になっているのはオバマの過去の失言だ。
「もし世界経済が中国の富裕層でしめられたら、それは全世界にとって悲劇的な災難となる」(4月14日のテレビ番組の発言らしい)への反発がいまごろ目立ってきたのだ。
 しかし数ヶ月前の発言を蒸しかえす中国の思惑にはなんらかの政治的意図があるのだろう。
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 読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者の声
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(読者の声1)ロシアの国会は、日本降伏調印の9月2日を戦勝記念日に制定する決議を行いました。あの明々白々の侵略戦争終結日を祝日にするというのです。ソ連スターリンの犯罪をロシアは今になって正当化しようという訳です。
 このような非道に対して外務省の対応は余りにもよわよわしいものなのは、情けないことです。この不法行為に対して、真正面からの批判文を偕行社会長の山本卓真氏が書きました。
発信する会では、その英文訳をサイトに掲載し、世界4千余の識者、マスコミに向けて下記の通り発信しました。
日本語原文は雑誌『偕行』9月号に掲載されますが、コピーを希望の方にはお送りしますので、発信する会までお申し込みください。
   発信する会 茂木弘道

Can Russia celebrate a dark and gloomy Soviet war against Japan?
The lower house of Russia’s parliament, the State Duma, passed a bill on 7 July to name 2 September ? the date Japan signed the Articles of Surrender ending the Second World War ? “Victory Over Japan Day.” On 14 July, the upper house, the Federation Council, approved the bill. The idea that the day of shameful Soviet aggression toward Japan should, at this late date, become a national holiday shows that Russia’s values are unchanged from those Stalin and the Soviet Union. Mr. Yamamoto Takuma, chairman of the Japanese Army Veteran’s Club, wrote a strong criticism of this unjust action taken by Russia.
Here is his statesment of criticism.
http://www.sdh-fact.com/CL02_3/25_S1.pdf
Questions are welcome.
Sincerely,

MOTEKI Hiromichi, Secretary General for KASE Hideaki, Chairman、
Society for the Dissemination of Historical Fact
Phone: 03-3519-4366 Fax: 03-3519-4367 Email moteki@sdh-fact.com
URL http://www.sdh-fact.com
Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

(宮崎正弘のコメント)本来なら国家が予算をつけてやるべき事業です。これを貴兄ら民間の人たちが資金を出し合った志願しつつ共同作業を展開されていることに深く感謝したいと思います。