拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

五輪後にサッカー日本代表の再編成を

2012-03-10 | その他


サッカー男子W杯アジア最終予選の組み合わせ&日程が発表になりました。

日本代表にとっては、比較的戦い易いスケジュールで、6月のホーム2連戦+アウェーでの豪州戦は、EURO2012を戦う他の欧州勢同様、5月中旬には欧州組も代表チームに合流してしっかり準備をして、これまでの欧州組中心で戦うことができそうです。


一方でロンドン五輪後の夏以降については、代表チームの再編成が必要になってきます。

2012-13シーズン向けに、五輪組の中からも何人かは欧州に渡ることになるでしょうし、結論から言えば、9月以降の最終予選は欧州組は呼ばない前提で、国内組中心に日本代表を再編成する必要があります。


個人的な意見を言わせてもらえば、若い選手は1人でも多く、もっともっと欧州の高いレベルでチャレンジして欲しいと思います。

一方で、現在欧州でプレイしているベテラン選手でも、2年後となる2014年W杯本大会時点で、代表での生き残りが厳しくなりそうな選手については、この夏にJリーグに戻って、これまでの欧州での経験を、代表のW杯進出とJリーグの更なる発展の為に、役立てて欲しいと思っています。
(特にチームでレギュラーを獲得しきれず、試合に出たり出なかったりしている20代後半の選手は、このタイミングでJリーグ復帰を視野に入れて欲しいと思っています)


2012-13年シーズンに、若手~中堅選手が欧州のトップリーグで、代表には参加せず、しっかりと欧州でコンディションを整え、各チームのレギュラーとして経験を積み、ベテラン選手は日本代表の中心として、Jリーグでコンディションを整えながら、W杯本大会出場権を勝ち取る。

これが実現できた時、2年後の2014年のW杯本大会での日本代表は、若手、中堅、ベテランがバランスよくまとまり、前大会の南アフリカ大会以上の結果を狙える、非常に楽しみな存在になるのではないでしょうか。



最後に、若い選手が来シーズン1人でも多く、欧州でプレイできる可能性を広げる意味でも、来週3月14日の五輪予選最終戦に勝って、ぜひ本大会出場を決めて欲しいものです。