今週もスカパーでドルトムント戦を観戦しました。
ブンデスリーガ第25節のドルトンムントvsアウグスブルク戦、細貝選手がマンマークで香川選手を封じ込め、0-0のスコアレスドローです。
香川選手が中心となっている今のドルトムントは、彼さえ封じてしまえば恐くないということを、残念ながら証明してしまった試合。
ブンデス最強バイエルンとの勝ち点差7の大きなアドバンテージを、ホームのバイエルン戦までキープできれば、今シーズンの優勝はもらったもの!と、とらぬ狸のナントカでほくそ笑んでいましたが、アウェーとはいえ降格圏内のチーム相手に、まさに泥仕合といってイイホドの散々な内容で勝ち点差も5に縮まり、これで直接対決で万が一のことがあれば、本当に分からなくなります。
これでバイエルン戦まで負けられないどころか、マイスターシャーレを手にするには、シュヴァイニーの復帰したバイエルン相手に、最低でもドローが必須となり、ドルトムントサポーターである自分的にも、非常に痛い結果です。
他チームに同じ作戦をとられない為にも、もう1本の柱であるゲッツェの復帰が待ち遠しい所ですが、香川選手もさらにステップアップする為に、このような状況をうまく生かして、味方の為にゴール前にスペースを作る等、今回の教訓をぜひ次に生かして、同じ失敗を繰り返して欲しくないものです。
(途中からサイドとのポジションチェンジも試みていたようですが、この日は結果的にはうまく行きませんでした)
一方で、日本代表サポーターとしての目線では、細貝選手の成長には目を見張るものがあります。
12月初旬にシャルケとの試合を現地で観戦したときよりも、この日の細貝選手はずっとよかったです。
南アフリカ大会以降に日本代表のボランチ及び主将を務める長谷部選手も、代表レギュラーに定着したのは岡田監督体制以降の2008年の夏頃。
細貝選手がこのまま順調に成長すれば、2014年のW杯で30歳(学年的には31歳)になる長谷部選手のポジションを、同年28歳の細貝選手が奪っていることも、あながちあり得ない話でもないと、そんなことを感じました。
(もちろんヴォルフスブルクまで遥々応援に行った長谷部選手には、ポジションを死守して欲しい気持ちはありますが、高いレベルでのレギュラー争いは、日本代表にとって間違いなくプラスだと思います)
同じく毎週スカパーで試合観戦をしている、シュトゥットガルトの岡崎選手や、酒井高徳選手の成長にも目を見張るものがあり、他にもハーフナー選手や宮市選手も結果を出していて、欧州組の活躍には目を見張るものがあります。
2014年のW杯で日本代表がさらなる高みを目指せるよう、欧州組にはさらなる活躍を期待していますし、これからも応援して行きたいと思います。