ウィーン国立歌劇場の隣にある、ホテルザッハーの名物ケーキ、ザッハトルテ(Sachertorte)です。
ドイツ語圏のチョコレートケーキの代名詞として、オーストリアだけでなく、ドイツやスイス等で広く食べられています。
オリジナルは1832年にホテルザッハーの創業者エドゥアルトの父、フランツ・ザッハーがウィーンの貴族達の為に考案し、その後ホテルザッハーの開業後に、ホテルのカフェとレストランで提供されたのが始まりです。
今やウィーン名物にまでなったザッハトルテですが、日本人の味覚では正直甘すぎる印象で、ザーネ(生クリーム)をつけて食べると、強烈な甘さは少し和らぎますが、それでも1人前を食べきるのは、かなり至難の業?です。(苦笑)
そんなこともあってか、仕事でウィーンに何度か訪れた際に、同僚へのお土産にザッハートルテを買って帰ると、ドイツ人の同僚達には大好評だったものの、日本人の同僚達には、「うーん、、、」という感じでした。(笑)