昨年夏に訪れた、ウィーン国立歌劇場です。
世界三大オペラ座にも数えられるオペラの殿堂で、こけら落としは1869年5月のモーツアルトのドン・ジョヴァンニと言われています。
当時のウィーンは、ドイツや北イタリアも支配した神聖ローマ帝国の首都だったこともあり、今でもドイツオペラだけでなく、イタリアオペラもよく公演されています。
オペラの最高峰らしく、歴代総監督には、グスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウス、カール・ベームや、ヘルベルト・フォン・カラヤンといったビックネームが名を連ね、近年は、クラウディオ・アバド(1986-1991)や、日本の小澤征爾(2002-2010)、そして現在はメスト(2010-)が音楽監督を務めています。
また本オペラ座の専属オーケストラである、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(Wiener Staatsoper Orchester)は、ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラのメンバーが務めています。(定員150名)
このオペラ座は、自分が大学時代に生まれて初めてオペラを鑑賞(確か演目はプッチーニの蝶々夫人だった記憶があります)した、思い出深い場所でもあります。