神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[SF] Gene Mapper -full build-

2013-06-11 23:53:38 | SF

『Gene Mapper -full build-』 藤井太洋 (ハヤカワ文庫JA)

 

電子書籍でNo.1になった話題作の改訂増補版。サブタイトルも、電子版の“core build”に対し、“full build”となっている。

うちの業界だと、フルビルドはゼロからシステム全体をコンパイルし直すという意味で、対義語は差分ビルドとか、部分ビルド。つまり、前回バージョンのオブジェクトを使用しないで作り直したということか。ソースコードが著者の頭の中身で、そこからfull buildされたのが今回のバージョンということ?

まぁ、コアビルドとの対比からすると、システム全体の大きさの違いのことを言っているにすぎないのではないかと思うけれど。でもコアビルドだと、周辺要素のないコアだけって感じで、それじゃシステムは動かないんだけどね。

題材としてバイオテクノロジー、バイオハザードを扱ってはいるが、そのサブタイトルから想像できるように、コンピュータ関係も多くネタが仕込まれている。実際、ウィルスやジーンデザインに関する記述も、イメージ的にはコンピュータウィルスやプログラミングのイメージに近い気がする。

生命活動にインスパイアされた数値計算による最適化手法のひとつであるGenetic Algorithmを、実際にジーンデザインへ適用するという円環を完結させるかのようなネタは笑いどころなのだろうか。

2038年問題の責任について20世紀の技術者を糾弾するジャーナリストというネタも出てくるが、これも笑うところかどうなのかよくわからずに困った。というか、2038年問題の前に2036年問題が来るはずだが、そっちはいいのか。舞台は2037年なんだから、2036年問題はちゃんと乗り越えたんだろうに。それとも、Windowsなんてレガシーなシステムはもはや存在しない設定?

コンピューター関連の大ネタである“ロックアウト”、検索エンジンの暴走(検索結果を吸い上げて、別な情報で上書きする?)によってインターネットが閉鎖され、トルゥーネットが開始されたという設定も、掘ればいろいろなネタは出てきそうな気配なのだけれど、単純に情報の断絶という現象の理由付けにとどまっている。これは、1995年より前の情報がインターネットでは極端に検索しづらい、というか、インターネット上、さらには電子上にも存在しないという、現在もざらにある問題とまったく同じではないかと思う。

設定の矛盾とか不備とかではなく、掘り下げが足りなくって残念な感じ。インターネット上の情報が有用と無用に振り分けられ、有用と判断された情報のみがトルゥーネットに引き継がれたというのはあきらかな情報検閲であり、ネット側から見ると大敗北であり、大きな損失だと思うんだけどな。それこそ、バイオハザードの問題に匹敵するくらいの一大事。

で、最終的にバイオハザードの原因はバイオ兵器の流出で、事件の終息方法はオープンソース化という、コンピュータ業界のネタに戻ってくるわけで、それならばやっぱりインターネット閉鎖問題をもうちょっとクローズアップしてもよかったんじゃないかと思う。

要するに、バイオハザードはとっかかりなだけで、徹頭徹尾、コンピュータの話だったということ。なので、IT関係の仕事をしているひとには興味深く読める小説なのだと思う。

なんだか貶してるだけのように読めるかもしれないが、スピーディーな展開で飽きさせない物語は充分におもしろい。そして、オープンソースの力を信じるという力強いメッセージも、特に情報系の技術者にとっては感動的なんじゃないか。

 


[コンサ] 2013 J2 第18節 愛媛 vs 札幌

2013-06-11 23:38:31 | コンサ

2013 J2 第18節 愛媛FC 3-2 コンサドーレ札幌 @ニンジニアスタジアム

 

松山まで行ってきました。なんと四国初上陸です。四国は死国。昔から相性が悪いけれど、やっぱり今年もこんな感じか。

 

初めての土地なので、勝手がわからずに戸惑うことばかり。松山市駅でシャトルバスを待っていたら、JR松山駅発なので全員乗れないという一大事から始まり、辿り着いたスタジアムではビール売り場を見つけられず、選手バスが警備柵の向こうに行ってしまったと思ったら、アウェイゲートはその柵の向こうなのでしっかりお出迎えできた筈だったとか、いろいろ。

特に衝撃を受けたのは、アウェイゴール裏に売店が無いということ。再入場可なので、ぐるーっとホームゴール裏までビールを探しに行ったら、黒ラベルを氷の上に置いて冷やしているテントは見つけたものの、売り子さんが見当たらない。他の店ではビールどころか、ソフトドリンクすらポンジュース専門店しか置いていない。いたいどういうことだ。ここはイスラム教国家か、モルモン教国家か?

サッカー観戦にビールが無いなんて、人生の半分を損していると言ってもいいだろう。愛媛のひとはかわいそうだ。何とかしろ。

やっと地ビール売り場を見つけて、いきなり道後ビールにありつく。種類は選べなかったけど、色からするとアルトのマドンナビール。アルトにしては、ちょっと薄味な気が。

しかし、ビール以外の食べ物は、ジャコカツ、ジャコ天、トリ皮、鯛めし、なんでもうまい。しかも安い。やっぱりビールが……。

一平くん率いる愉快なマスコット一座も、愛媛、札幌問わず、サポーターと交流していて微笑ましい。たま媛ちゃんはJリーグいち可愛いです。そして、影の薄い主役(オ~レくん)w

 

 

そして試合開始。

いきなり先制。しかも、上里のフリーキックが炸裂。今季初。出戻り初。スタジアムに響くカズゥのチャント。実は、このチャントが歌われたのも今季初。上里本人に「なんで歌ってくれないのか」と言われても、どういうわけか歌っていなかったこの歌を遂に歌う時が来た。これで、裏切者から生え抜きのレフティモンスターに戻ることができたのだ。

この感動のシーンで終われば良かったものの、いかんせん、得点を獲るのが早すぎた。

ここから愛媛の逆襲開始。しかも、いつものように道産子選手の赤井と石井に決められる。

赤井の1点目はオフサイドくさい。というか、完全にオフサイドだろあれ。手前の選手がオフサイドポジションで足を出してるし。

石井の2点目は、コーナーキックの折り返しから完全にフリーになっていた。マークに付くべきは荒野か。

愛媛のシステムは3-4-3で、FW3人の距離感がすごく良かった。しかも、最終ラインで競り合った時に、必ず裏へボールを出そうとする。札幌の選手がポストプレーを意識し過ぎて、必ずマイナスにボールを返してくるのとは好対照。結局、FWの3人が固まって前を向くので、DFラインの裏にころがせば誰かがゴール前でボールを持てるという寸法。

しかも、札幌のDF4人に対して愛媛のFW3人なので、完全にギャップの中に入り込まれている。特に松本は、FWの位置に入ったMF赤井にマークに付くのか、サイドハーフの位置に下がった石井をフォローするのかで迷っていたのか、ポジションも中途半端。

現地で見ていた分には、ゴール裏なだけに、奈良のマークのズレや反応の鈍さ、無駄に釣り出される頭悪そうな動きが目立っていたのだが、ビデオで見直すと、松本の方がひどかった。

さらに、ダメダメだったのが荒野。前線からの守備が売りだったのに、ぜんぜん走れていない。こぼれ球に対する反応も鈍い。

 

 

後半は前田、宮澤に替えて、上原、内村を投入。内村投入はまだしも、上原は今回もほとんど仕事できず。やはり、終盤の放り込み要員でしかなさそうだ。宮澤は前半のチャンスに多く絡んでいたのに、どうして替えたのか。そこは宮澤+内村で、荒野に替えて岡本投入だったんじゃないか。今回も財前監督の交代戦術には疑問が残る。結果論なんだけど、こんなことが今年は多くないか。

河原に3点目を取られ、直後に松本が1点返して3-2。河原の得点は、ワンタッチ目のトラップがすべて。あれは奈良もノーチャンス。松本の得点は、スナさんのフリーキックから。こぼれ球を蹴り込んだごっつぁん系だが、ポジショニングは良かったと思う。しかし、勝てなかった以上、他のミスを帳消しと言うわけにはいかない。

杉山はファインセーブ2回に、ポカミス1回。悪くないけど、褒めるほどでもない。

他に目立ったといえば、やっぱり上里と深井か。しかし、愛媛が3トップめがけて放り込んでくる戦法だったので、ボランチの出来はそれほど試合を左右することにはならなかった。

攻めでは、サイドチェンジをなぜか忘れてしまっているように見えた。前が詰まって戻してきたボールを、どうして同じ方向に蹴り返すのか。フィールドが見えていない。視野が狭すぎ。あれじゃ、個人技以外では、なかなか点が取れないだろう。

とにかく、3トップの動きと、時々顔を出してくる石井にやられた。赤井も石井も道産子。だからといって、道産子誇らしいとか言ってる場合じゃない。このクラスのチームに勝てないようじゃ、J1復帰どころか、J2ボトムズ入りでしょう。なんとかしろよ、本当に。

いや、ホスンと古田が復帰の暁には……。

 

 

試合後には道後ビールを飲んで、せんざんき食って、温泉に浸かって、とりあえず松山を満喫してきました。しかし、すべてはコンサドーレのため。試合に負けたんじゃ、せっかくの旅も楽しめませんよ。

 

 


「児童ポルノ禁止法」改正法案に反対します

2013-06-02 20:40:52 | Weblog

「児童ポルノ禁止法」改正法案が、性懲りもなく、再提出されたらしい。自民、公明、日本維新の会の三党が共同で提出とのこと。次の参院選でこいつらに入れるということは、表現の自由を捨てるということだ。

これまでにも、数々の問題点が指摘されながら、申し訳程度の補足を追加しただけで、大枠を変えずに提出。結局、彼らは現実に苦しんでいる児童ではなく、彼らが不快感を覚える表現を殺したいだけなのだろう。

18歳以上でも児童に見えたらダメ(いったいそれを判断するのは誰なのだ?)とか、自分の子供のころの写真(もちろん、親が子供の写真なんてもってのほか)でも所持禁止とか、過去に出版されたもの(よく例に出るのは宮沢りえの『サンタフェ』)でも破棄(しかも、ゴミに出すのではなく焼却が必要)しなければならないとか、まったくもって正気の沙汰ではない。これこそ現代の焚書と呼ばずに何と呼ぶ。

有川浩の『図書館戦争』がベストセラーとなり、アニメや実写映画でヒットしたというのに、あの物語で描かれたメディア良化法と、「児童ポルノ禁止法」改正法案の関係性が見えない人が多いのはなぜなのか。

そうは言っても、児童ポルノは厳しく禁止すべきという人も多いだろう。そういう人は、まず改正案の内容を読んで、下記の反対意見書を読んでみて欲しい。そして、ちゃんと自分の頭で考えて欲しい。

とにかく、児童ポルノと判断される範囲が大きすぎる。下記のリンクにも上げてあるのだが、ジャニーズジュニアですら無関係ではないのだ。さらに、その範囲を確定しないがゆえに、恣意的に悪用される可能性がある。

くわえて、誰もが児童ポルノと判断するようなものでも、所持するだけで逮捕とはどういうことか。表現の自由、思想の自由は、少しでも譲った瞬間に歯止めが効かなくなる。

私は児童ポルノはもちろん、ヘイト・スピーチを含むすべての表現に対する法的規制に反対します。それは個別にわいせつ罪、名誉棄損罪で戦えばよい。一律な規制や、主観的な運用の懸念を含む規制は、ディストピアにつながる。そしてこれは、フィクションではない。

 

「児童ポルノ禁止法」改正法案への反対声明
一般社団法人 日本雑誌協会 人権・言論特別委員会
一般社団法人 日本書籍出版協会 出版の自由と責任に関する委員会


児童ポルノ規制法案に向けての意見書
日本漫画家協会


「児童ポルノ禁止法案」に対する意見表明
コミックマーケット準備会


「児童ポルノ禁止法」改定案への反対声明
全国同人誌即売会連絡会


ニーメラーの詩
『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』
ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。


チョムスキーの表現の自由
もし私たちが、軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、
表現の自由を全く信じていないのだ。


【ジャニヲタ向け】児童ポルノ法案がはらむ危険性とは

 

 

 


[SF] 巨獣めざめる

2013-06-02 20:11:50 | SF

『巨獣目覚める(上下)』 ジェイムズ・S・A・コーリイ (ハヤカワSF文庫)

 

地球、火星、小惑星帯を巻き込む惑星間大戦争の危機。それを引き起こしたのは、遥かな昔に太陽系を訪れた謎の生命体だった。

行方不明の少女を追う刑事、ミラー。破壊された水運搬船から、辛くも脱出したホールデン。地球や火星から比べると過酷な小惑星帯に属するふたりの視点から、太陽系全体を巻き込む陰謀と、宇宙生命体の正体を巡る謎が描かれる。

なんだか、久しぶりに本格SFを読んだ気がする。

SFネタとしてはありがちなのだけれど、スリリングな展開で飽きさせない。すばらしいエンターテインメント小説。ただ、ミステリーとしては動機がいろいろ不明確な気も。

主人公のひとり、ミラーはさえない刑事のおっさん。行方不明になったジュリーに魅入られたように、彼女の幻影を追い続ける。

もう一人のホールデンは地球出身の正義感。理屈のうえでも正しい道を信じるが故に、惑星間大戦争の引き金を引いてしまう。

この二人が時には協力し合い、時には反目しあいながら、真実に近づいていく。この二人がそれぞれに共感でき、読者を引き付ける。特に、ミラーの行動はなかなか浪花節っぽいところもあり、時折登場するヘンな日本趣味とも合わさって、なかなかおもしろい。

ふたりの主人公は小惑星側なので、過酷で貧しい環境が判官贔屓につながり、火星も地球も自分勝手な悪役に見える。格差社会や南北問題のことを指しているかもしれないが、そこでの問題意識は低い。どちらかというと、人間はどこまで人間であり、どこまで他人を同じ人間としてみることができるのかということがテーマかもしれない。

小惑星帯で生まれ育ったベルター新世代、さらに、研究されているという4本腕の無重量のための靭帯改造、さらに、宇宙生物により変容したジュリーと、各段階の人類の中で、どこまで人類の範疇として実感できるのか。そこがSFとして読者に付きつける問いなのである。

さて、この作品は3部作から5部作になりそうということで、今後の展開も気になるところ。

 


[NF] 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る

2013-06-02 19:35:45 | SF

『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 川上和人 (技術評論社)

 

7、8歳の頃には、『恐竜のひみつ』をいつも持ち歩いて、ぼろぼろになるまで読んだ。最初にSFとして意識して読んだ本は『恐竜の世界』で、これは今思えば、コナン・ドイル『失われた世界』の子供向け翻案本だった。そんな恐竜好きにとっても、これは評判通りの楽しい恐竜本。

著者は恐竜学者ではなく、鳥類学者。最近、羽毛率が急激に増えだした恐竜に対し、鳥類学の知見で語ってみたという趣向。恐竜に関する新たな知見という意味では、古生物学の専門書やナショジオの方が早い(新しい)し、詳しいと思う。しかし、恐竜に限らず、最近読んだ科学ネタは漏れなく取り込まれている感じ。

たとえば、ハヤブサがタカの仲間ではなくてインコの仲間であるとか、カメは主竜類であるとか……。

ただ、羽毛恐竜の後ろ肢風切り羽は、羽ばたきではなく滑空時の舵取りに浸かったんじゃないのかという話が言及されていなかったのが気になる。あれはまだ定説じゃないのか。

しかしながら、この本が面白いのは、著者が恐竜学の権威ではなく、ただの恐竜ファンだというところ。それが、我々読者の目線に一致していて、とても共感が持てるつくりになっている。我々が疑問に思うところや、面白いと思うところに、かゆいところに手が届くといった感じ。お前は俺か(笑)

さらに、そこに専門である鳥類学のうんちくや、おたくネタ、さらにはまったく無関係なことがらまで言及におよび、足りない部分は注釈としてページ下部にまではみ出して記載されているという密度の濃さ。この注釈の無関係さ、無意味さがまた絶妙で笑わせてくれる。

もうちょっと大胆な考察があっても良かったかと思うんだけれど、そこはっぱりSFとノンフィクションの違いか。いや、この人、もっとすごい(というか、もっと無謀な)ことを考えていそうな気がするんだけれど。一緒に恐竜の化石を肴にお酒でも飲んでみたい。

 


[コンサ] 2013 J2 第17節 横浜FC vs 札幌

2013-06-01 23:59:59 | コンサ

2013 J2 第17節 横浜FC 0-2 コンサドーレ札幌 @ニッパツ三ツ沢球技場

 

久し振りのスタジアム観戦。関東は梅雨入りしたというのに、試合開始前は青空も見える良い天気。

三ツ沢最大の問題は、アウェイ列の駅からの遠さではなく、アウェイ席の売店不足。あの規模でしょぼい売店ひとつとはありえないでしょ。動員が期待できる試合の時だけ、臨時売店出すとかできないのかね。おかげで、横浜駅で崎陽軒のシューマイを買っていくのがルーチンになってしまった。

アウェイゴール裏は超満員札止め。またもやホームジャック。そして、相変わらずのセレモニークラッシャーで空気を読まずにチャントを歌い、かながわ区長やゲストの横浜FCを応援する言葉のたびにブーイング。

今日の横浜FCは、西嶋、市村は残念ながら欠場。三浦カズはベンチ。

札幌は河合が復帰して、上里が1列上がる。ワントップは前田。

主審は今日2試合目の上村氏。

 


キックオフからわずか数十秒でゴール。現地では誰が入れたのか全く分からず、電光掲示板が頼り。なんと、横浜の小さなクリアボールを日高が豪快に蹴り込んだ模様。復帰してからいまいちだった日高の初ゴール。これは素晴らしい。

起点になったのは荒野だが、その後も大いに動き回り、攻守に活躍。なるほど、荒野が良かったという声が多く聞かれたのは確かに同意する。

さらに、荒野から前田。ゴールキーパーの股抜きシュート。これが2点目のゴール。これも反対側だから良く見えなかったのは残念。

この試合ではフォアチェックがうまくいっている。なぜかホームよりも出足が早い。アウェイで勝率がいいのは、パス精度よりも、このプレスの出足の問題なのだと思うのだけれが、それはパスミスしないことから始まる気持ちの問題なのかもしれない。やっぱり、攻守は一体のものなのだ。

また、相手チームが攻撃的に来るので前線からのプレスに嵌りやすいということもあるかもしれない。

メンバー的にも、攻撃的MFの上里、荒野、砂川は3枚ともボランチもできる選手。上手くいかないときはパスが足元ばかりになって、逆に相手プレスにつかまることが多いのだけれど、もしかして、横浜FCのチェックが甘いのか。

敢えて不満を言えば、主審の判定が怪しい。横浜FC側の選手が倒れるとファール。札幌の選手が倒れてもノーファール。スローインの判定が逆。コーナーキックかゴールキックの判定が明らかに逆。黒津がバーに当てたシーンもオフサイド気味だし、そのこぼれ球を大きく外したシュートの後は、なぜかコーナーキック。FKの時にフィールドを出た上里を戻さない。現地では大きなブーイング。見ていてストレスがたまる。サポが騒げば騒ぐほど意固地になっていった感じ。後半はだいぶ修正されたので、まあ良しとしよう。

前線からの厳しいプレスが好調の原動力なので、運動量が落ちると当然のようにペースを握られる。が、今日の杉山が素晴らしく、3回ぐらいピンチを救ってくれた。今日の杉山は良い杉山。危険なポロリも1回ぐらいで済んだ。

後半開始から河合に変わって宮澤。これは河合温存策。

砂川に変わって岡本。前田に変わって上原。この二人が勢いよく走るので前線での動きが一時的に活性化。やはり、この二人、特に上原は後半から投入の方が活きると思う。

最後は荒野、宮澤あたりが相手コーナーでボールキープというまるで王者の風格。

交代で入った選手の動きも良く、追加点は獲れなかったものの無失点で試合終了。やっぱりアウェイでは強いな。

横浜FCで怖かったのは7番の内田くらいですか。いやまぁ、コンサドーレサポーターには楽しい試合でした。

 

試合の後は、関東後援会の祝勝会でサッポロ黒ラベル飲み放題。足を骨折した連れの人が参加で、一部ご迷惑をおかけしました。本当に、これで愛媛にも行くんだぜ?

お店の従業員が名札を付けていて、ひとりは深井くんでした。なんであんなに名前を呼ばれていたのか、本人わかってなかったかも。もう一人の浅野くんも、むかし札幌にいた気がするんだけど……。あれ、浅沼と間違ってる?

最後はいつものように♪好きですサッポロを歌って解散。

やっぱり、現地観戦は楽しいですね。月一ぐらいはなんとか行きたいものです。