昨日、私の住む関東地方も梅雨に入りました。 そこで“雨”関係のテーマの作品からひとつ。同系色で統一された画面の中に周囲と異なる要素を小さく入れてアクセントとする練習課題。
“ある雨の日の横断歩道、両親につれられて小さなこどもが急ぎ足でわたって行きます” そんな場面を想像しながら作ってみました。
昨日、私の住む関東地方も梅雨に入りました。 そこで“雨”関係のテーマの作品からひとつ。同系色で統一された画面の中に周囲と異なる要素を小さく入れてアクセントとする練習課題。
“ある雨の日の横断歩道、両親につれられて小さなこどもが急ぎ足でわたって行きます” そんな場面を想像しながら作ってみました。
アトリエ遠足“陶芸教室”はとても楽しかったのですが・・・私、『めがね』を紛失してしまいました・・・。 最近、多いんです。ちょっと物を置いて、一瞬で忘れてしまうの・・・年齢?いやいや単なる不注意なんですけど。情けない。 今回も行動範囲はごく限られているのにいつ外したのか、何処に置いたのか、全然思い出せません。着けて行ったのかさえ曖昧でした。(通常は車の運転時にしています)ショックです。 遠足翌日も現地まで行ってあちこち捜してみたのですが・・・。
こんな感じで、今、何処かにあるのかな。
『めがねさん』 ゴメンナサイ!!
今回の陶芸教室では、ほとんどの方が“ひも作り”で制作しましたが、Hちゃんはお皿を作ることになったので作り方が違います。 平らに伸ばした粘土の上に庭から取ってきた実際の葉っぱをそのまま貼り付けてしまい、その形に合わせて粘土を切断します。その後で縁を少し立ちあげてお皿のカーブを作ります。上に貼った葉っぱは、窯で焼く時に焼かれて無くなってしまうので、無理に外さなくてもよいそうです。 Hちゃん、お母さんと一緒に仲良く作陶できました。
陶芸はなかなか難しく、そうかんたんに自分の思ったとおりには出来てくれません。でもそこが良いですね。ホント奥が深くて楽しいです。 また皆で来れるといいな。
アトリエの遠足、午後はいよいよ“陶芸教室”への参加です。 今回の教室では、手回しろくろを使って、ひも作りでマグカップや湯飲み、小鉢などの器を制作します。ほとんどがまったくの初心者。なかなか思うようには行きませんが、講師の先生の助けを借りながら、頑張ってチャレンジしました。
以下、制作の流れを生徒さんの手元を使って紹介します。
① デザインを考えます。まず絵に描いてみましょう。 はじめてで予測がつきませんが、とりあえず・・・こんな感じ? MIちゃん、3つも案が出ましたね。さて、どれにしようかな?
② 今回は手回しろくろを使った“ひも作り”。まずは器の底の部分から作ります。粘土を適量ちぎって丸めたら、ろくろの中心へ。上から手の平でたたいて円盤状に平たく伸ばします。 ろくろの真ん中にしっかり粘土を置くことと、回しながらたたくのがポイントです。 T・Nくんパンパン!これは楽しい!
③ 底の大きさを決めて、ヘラを使って円形にカットします。ろくろを回しながらヘラを当てるときれいな円が・・・描けるはずなんですが・・・すでに皆さん悪戦苦闘。 おっ!Yくんはなかなか上手ですね。
④ 底ができたら次は側面、粘土を少し取り分けて転がし、ひもを作ります。力を抜いて均等に転がさないと、ひもが太くなったり、細くなったり・・・Sくんも小さな手で頑張ります。
⑤ 伸ばしたひも状の粘土をろくろの上の底に乗せ、しっかりと底になじませて行きます。外側は下から上へ、内側は上から下へ粘土を伸ばします。手前は今回特別参加のMAXくん、さすが平成の魯山人を名乗るだけあって華麗な粘土さばき?です。後ろのMIママはちょっとビビりぎみ?
⑥ ひも状の粘土を何本も積み重ねて、自分の好きな高さにします。粘土は軟らかいので、しっかり押さえないと外側にへろへろと広がってきてしまいます。M・Kちゃん大丈夫ーっ!
⑦ 形を整えて自分の好きなデザインへ。 一般コースKさんは小鉢でしょうか、縁のデザインが素敵ですね。 器の縁は湯呑やカップなどでは口が直接あたるところ、角が尖らないように丁寧に仕上げて行きます。
⑧ 取っ手もつけましょう。“ドベ”とよばれる溶かした粘土を接着剤がわりにして器の側面に慎重に取り付けます。 焼くと粘土は縮むので、指の入る大きさに注意します。SAちゃんのカップはとても使いやすそうですね。
⑨ 装飾を施します。 側面や内部には、へらで絵を描いたり、“印花”と呼ばれる様々な印で模様をつけたりすることができます。Mくん真剣に何を描いているのかな?
⑩ 形ができたらろくろから作品を外します。今はピッタリと貼りついてしまっています。“切り針金”を使い、粘土を切断して外します。Oくん、緊張の一瞬です。
⑪ 作品の底に日付と自分のサインを入れます。Aくん丁寧に。 色(釉)も付けますが、それは粘土が乾燥しないとできません。釉薬を8種類の中から指定をして後はスタッフの方に託します。
完成! 初めてで思ったとおりにはまだ出来なかったかもしれませんが皆さん頑張り、それぞれ個性ある作品が仕上がりました。この後、乾燥させてから窯で焼いてもらいます。 約一か月後に手元に届けられます。楽しみですね。
PS: 「森の家」陶芸教室のスタッフの皆さん、大変お世話になりました。皆様の適確なご指導のおかげで、我々初心者でも何とか仕上げることができました。どうもありがとうございました。
昨日7日は“あとりえカツヤマ”の遠足日、一般教室・こども教室の生徒さんと一緒に横浜、上郷「森の家」へ行ってきました。 上郷「森の家」は横浜市の公共の宿泊施設ですが、日帰りでの利用も可能。今回はその施設のひとつ“陶芸教室”に参加します。
「森の家」があるこの一帯は、その名のとおり横浜の中でも緑に囲まれた地域、到着後早速リスのお出迎えをうけた我々は、まずは「森の家」に隣接する『横浜自然観察の森』にてスケッチです。 この園内には様々な動植物がいるそうで、カワセミの来る池などでも知られています。この季節はホタルがお勧めと言うことでしたが、今回は時間が限られていたため、ちょこっとだけお邪魔しました。 それでも初夏を思わせるまぶしい日差しの中で思い思いにスケッチを楽しみました。
下の作品のアップは幼稚園年長さんのSくんの作品。緑に囲まれたログハウスの感じがよく出ていますね。
短いスケッチを終えた我々は、いよいよ今回のメイン“陶芸教室”のある工房へと向かいます。 つづく
やはり小田原城での取材です。 二の丸の横に菖蒲園があります。そう規模は大きくありませんが、これからの季節を迎え、係の方がせっせと手入れをしておられました。その花菖蒲もたいへん綺麗だったのですが、アップは隣の斜面に咲いていた紫陽花。写真のような額紫陽花(がくあじさい)が多いようで、様々な品種のものが咲いていました。額紫陽花は紫陽花の原種といわれているもの。紫陽花のような派手さではなく、何かちょっと控え目なところが好きですね。 うっとおしい梅雨まじかですが、水気を含んだ大気は植物には良いのでしょう、この季節美しい花が多いように感じます。
小田原は城ももちろん素敵なんですが、私の目的はそのすぐお隣、天守閣の真横、城内の本丸にある“小田原動物園”の『ウメ子』に会うためです。 ウメ子は1950年にタイから来たインドゾウ(アジアゾウ)。当時推定で3歳と言いますから現在はもう62歳、人間でいえば100歳を越えるおばあちゃん象です。でもまだまだ元気いっぱい。今日も遠足のこどもたちの前でパオーン!そしてスケッチする気に食わないヤツ(私)には・・・水浴び用の水をその長い鼻で吸い上げて・・・ブシュー!強烈なシャワー攻撃!(ですからウメ子のスケッチ時は傘が手放せません。) 「ちょっとアンタ、なにじろじろ見てんのよ」「ちょっと、もっとマシに描きなさいよぉ」そう言われているようです。しかし、難しいのよ、皆に愛され、時代を、年を重ねた貴方のその魅力を絵にするのは・・・。
この小田原動物園、ウメ子がいなくなると閉園することがすでに決まってしまっているそうです。(ま、動物園と言っても今はもうウメ子と日本猿しかいないし・・・昔はもっとにぎやかだったのですが・・・)
ウメ子よ、いつまでも元気でいておくれ!!
アトリエこども教室で低学年生が描いている『かるたづくり』の作品から。いつも元気いっぱいHくん、「ち」には地球を選びました。テレビとかで見たのかな?よく知ってますね。 アップした写真では陸地?の黒が画面から浮いてしまいましたが、実際は背景が暗く、もっと“しっくり”と自然に描けています。 小さなこどもでも“地球が青い”ことは知っています。大切にしたいですね。 未来永劫いつまでも。
しかし、「ち」「ち」「ち」・・・「ちまみれ!」が出たのにはちょっとびっくり、ちかごろ凄惨な事件ばかりが目立つせいでしょうか、ほんと、大人はしょうもないですねぇ・・・そちらを描かなくてよかった・・・。